【松山油脂×ハンズ】毎日使いたい、こだわりのスキンケアシリーズ。

1908年創業、戦後すぐに石けんづくりをスタートした〈松山油脂〉。釜焚き製法という昔ながらの技術でモノづくりを行っています。そしてハンズでは2014年から〈松山油脂〉さんとの共同開発をスタート。ここでは、毎日使いたくなるこだわりのコラボシリーズをご紹介します。

※2020年7月公開の記事に新商品情報を追加し、再編集しております。

〈松山油脂×ハンズ〉シリーズを、毎日使いたくなる理由

〈松山油脂〉さんとハンズが共同開発したシリーズは、石けん、ボディソープ、ボディローションなどさまざま。ここからは、〈松山油脂株式会社〉営業企画部の羽月さんに商品の魅力を聞きました。

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松山油脂株式会社 営業企画部 羽月さん

―羽月さん、本日はよろしくお願いします!

羽月さん:よろしくお願いします。

―〈松山油脂〉さんは、ほとんどの石けんを昔ながらの釜焚き製法で、手間暇かけてつくられていますよね。しかし、この製法は石けんとして仕上げるまでに、かなりの時間がかかるとお聞きしました。

羽月さん:ええ。釜で石けんを焚きあげてつくる製法なのですが、約100時間かけて約4万個の石けんをつくっています。大量の石けんを短時間でつくれる中和法に比べ、釜焚き製法では大量生産が難しく時間がかかります。しかしこの製法でつくることで、原料の天然油脂にもともと含まれている天然保湿成分「グリセリン」が、石けん素地(1つの石けんに対する主な原材料)の中に1.2%~1.7%溶け込んで、しっとりとした洗い上がりになります。

―保湿成分を残すために、あえて時間のかかる製法を選ばれているんですね。

羽月さん:さらに、弊社では釜の中でも小さい部類に入る直径2mのものを使っています。

―つまり釜焚き製法の中でも生産量が制限されるということですね。なぜ、小さい釜を使うんですか?

羽月さん:石けんの小さな変化を見逃さないためです。天然素材を使っているので、季節や素材の状態によって同じ釜、製造量で焚いても違う反応が出てしまいます。そこで、一定の品質をキープするために、機械では計測できない微妙な変化を目で見て確認しているんです。目視で確認するためには、この直径2mの大きさが最適なんです。

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上:釜の中の状態をチェックしている様子
下:釜焚き製法でつくられた石けん

―〈松山油脂〉さんのモノづくりに対する強いこだわりを感じます。こだわりといえば、素材選びも大切にされていますよね。

羽月さん:ええ。天然精油や植物エキス、植物末、天然色素などを配合した石けんをいくつもつくっています。天然素材は、ほんのりと広がる香りや、植物を思い出させる色を生み出してくれます。毎日使うものなので、使う人の心までが自然と穏やかになるもの。心地よく使えて、使うことで少しでも癒されるものを提供したいです。

ー〈松山油脂〉さんの商品は、どれも肌へのやさしさと、香りづくりへのこだわりが素晴らしい印象があります。ハンズとのコラボアイテムをつくっていて感じることはありますか。

羽月さん:2014年の発売から、さまざまなアイテムを一緒に開発してきましたが、ハンズさんは「お客様がどのようなモノを求めているのか」というヒアリング力と、よいモノをつくるためなら少しも妥協しないという信念をお持ちだなと。その姿勢をみると、自社ブランドとは違う新しい商品が生まれるはず!といつもワクワクするんです。

こだわりが詰まった、コラボ商品の数々!

ここからは、〈松山油脂×ハンズ〉コラボシリーズと、そのこだわりポイントを順にご紹介します。

【石けん〈モイスチャー ソープ〉〈スムースソープ〉】

羽月さん:初のコラボアイテムである〈モイスチャー ソープ〉〈スムースソープ〉は、「摩擦による肌への負担が少ない」「泡立ちがよい」「水分を取りすぎない」という、お客様のニーズにバッチリ応えられたアイテムだと思います。

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松山油脂×ハンズ
モイスチャーソープ カモミール 660円(税込)、スムースソープ ロックソルト 660円(税込)

―特にこだわったのは?

羽月さん:「泡の弾力」に特にこだわりました。もっちりとした泡にするために、原料油の種類から検討しました。また、世界各地で古くから美容に使われてきた原料にもこだわっています。

ー材料にもこだわっているのですね。

羽月さん:たくさんある原料の中からぴったりなモノを選び、弾力のあるふっくらとした泡の石けんができあがりました。さっぱりしつつも、保湿成分が備わっているので、洗い上がりがつっぱらないのもまた魅力の一つです。

【ハンドクリーム】

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松山油脂×ハンズ
ハンドクリーム(シャルドネ・カモミール) 各990円(税込)

羽月さん:ハンドクリームは「シャルドネエキス」を特徴としたものと「カモミールエキス」を特徴としたものの2種類があります。

「シャルドネエキス」はイタリア産「シャルドネ由来エキス(※1)」と「グレープシード油(※2)」が特徴です。白ワインの果汁を乳酸菌で発酵させ抽出したエキスで、古くから美容によいとされていました。肌をやわらかくする働きがあるので、指先や手肌をやわらかくし、保湿成分で潤いを与えます。

「カモミール」はカミツレの花から採ったエキスで、古くからイギリスの伝統美容として使われています。

※1:肌をやわらかくする成分 ※2:肌の乾燥を防ぐ成分

―さっぱりとした使用感もこれからの季節によいですよね。

羽月さん:ええ。しっかり保湿はするのですが、ベタつかずさらっとした使用感が魅力。実は、私はこのハンドクリームが一番のお気に入りなんです。仕事をしているとパソコンや紙に触れることが多いので、さらっとした使用感のハンドクリームは重宝します。

【ボディローション】

羽月さん:特徴となる成分はハンドクリームと同じく「シャルドネエキス」と「カモミールエキス」です。〈カモミール〉には、肌の水分をキープする植物性エモリエント成分の「アーモンド油」を配合。〈シャルドネ〉には肌を保護し、すこやかな状態に保つ「グレープシード油(※3)」を配合しています。

※3:肌の乾燥を防ぐ成分

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松山油脂×ハンズ
ボディローション (シャルドネ・カモミール) 各1,790円(税込)

―みずみずしい使用感で伸びがよいですね。少量でも身体全体をケアできそう。

【ボディクリーム】

羽月さん:さらにしっかり保湿をしたい人は〈モイスチャー ボディクリーム〉をプラスするのがおすすめです。伸びがよく、なめらかな質感のクリームで肌をしっとり保護して潤いを保ちます。

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松山油脂×ハンズ
ボディクリーム(シャルドネ・カモミール)1,790円(税込)

―乾燥が気になる時は〈ボディローション〉とあわせて使っていただきたいですね。

羽月さん:ええ。また〈カモミール〉の香りにはラベンダーとレモングラスを基調とした精油を使っています。就寝前にケアして、よい香りに包まれながら1日の終わりに癒されていただきたいです。

【バスソルト・バスエッセンス】

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松山油脂×ハンズ
バスソルト ロックソルト 1,690円(税込)
バスエッセンス カモミール 1,690円(税込)

羽月さん:入浴料としては、ヒマラヤ山脈で採れる岩塩とミネラル分を豊富に含む天日塩をブレンドした「ソルトタイプ」と、お湯に混ぜると乳白色になる「リキッドタイプ」の2種類あります。

ソルトタイプの〈スムースバスソルト〉は天然塩が入浴時の肌を引き締めてキメを整えてくれます。半身浴など体の芯までじっくりとあたたまりたいバスタイムにおすすめです。

リキッドタイプの〈モイスチャーバスエッセンス〉は「コメヌカ油」や「アーモンド油」などのエモリエント成分をベースに、保湿成分として「カミツレ花エキス」を配合しました。角質層の潤いを守り、肌をしっとりと保ってくれます。

【ボディソープ】

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松山油脂×ハンズ
リキッドソープ カモミール 990円(税込)

保湿成分として「カミツレ花エキス」を配合しました。釜焚き製法の液体石けんとハンズオリジナルの石けん素地、ベビー向けにも使われる低刺激の洗浄成分の3種類をバランスよく組み合わせています。やさしい処方なので、身体だけでなく洗顔にもおすすめです。ふんわりとしたやさしい泡がつっぱり感をやわらげ、肌の潤いを守って洗い上げます。

―最後に、お客様にメッセージをお願いします。

羽月さん:これからも成分・使用感・香りなど、すべてにこだわってモノづくりをしていきます。皆様のお肌を健やかにしたり、気分をあげるアイテムとして、長く使っていただけるとうれしいです。

おわりに

原料、製造、香り。細部までこだわった〈松山油脂×ハンズ〉コラボシリーズで、毎日を心地よく。石けんからケアアイテムまで幅広く揃っているので、ぜひ試してみてください。

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