普通のシャンプーとは違い、水を使わずに髪を清潔に保てる「ドライシャンプー」。気になってはいるけれど、どれを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか？今回は、おすすめのドライシャンプーを、選び方・使い方も含めて解説します。入院時、災害時の備えとしてもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
ドライシャンプーは普通のシャンプーとどう違うの？
お店のヘアケア用品のコーナーにシャンプーと一緒に並んでいることが多いドライシャンプー。名前に「ドライ」とあるように、普通のシャンプーのように水やお湯で洗い流す必要がない点が特徴です。
髪や頭皮につけるだけで汗や皮脂を吸着する成分がベタつきを抑えるため、シャワー後のような爽快感を得られます。普通のシャンプーとは違い、場所を問わず短時間でサッと髪や頭皮のケアができる点が、ドライシャンプーならではのおすすめポイントです。
ドライシャンプーをおすすめしたい4つのシーン
普通のシャンプーとは違い、場所を問わず手軽に使えるドライシャンプーだからこそ、さまざまなシーンにおすすめです。ここからは、ドライシャンプーをおすすめしたい4つのシーンをご紹介します。
汗や皮脂で髪にベタつきを感じたとき
ドライシャンプーは、朝起きたときや日中など、汗や皮脂で髪にベタつきを感じたときに使うのがおすすめです。
特にスポーツ後や外出中など、汗をかきやすいシーンでドライシャンプーを使うことで簡単にリフレッシュできます。香りや消臭成分を配合している商品もあるため、汗のにおいを抑えたいときにもおすすめです。
スタイリングの仕上げ
ドライシャンプーは、朝のスタイリングの仕上げにもおすすめです。ドライシャンプーには皮脂を吸着して髪をサラサラに仕上げたり、髪にボリュームを与えてふんわりさせたりする効果が期待できます。
そのため、日頃のスタイリングの仕上げに取り入れれば、理想のヘアスタイルを実現できるでしょう。
カラーリング後のヘアケア
カラーリング後のヘアケアにも、ドライシャンプーがおすすめです。髪は濡れるとキューティクルが開いてしまうため、せっかくきれいにカラーリングできてもシャンプーをすると退色してしまうことがあります。
ドライシャンプーは水やお湯で洗い流さずにヘアケアができるため、髪色を長持ちさせられるでしょう。カラーリングやパーマを頻繁にする人のヘアケアにおすすめの商品です。
入院時・災害時などの非常事態
入院時や災害時などの非常事態でも、ドライシャンプーがおすすめです。病気のときや入院中の場合、体力が低下したり入浴を制限されたりしてお風呂に入るのが難しいことも少なくありません。ドライシャンプーであれば髪を洗い流す必要がないため、シュッと髪にかけるだけで手軽にヘアケアができます。
また、非常時では断水によって水が使えなくなることもあるため、水やお湯ですすぐ必要がないドライシャンプーが活躍しますよ。
ドライシャンプーのおすすめの選び方
普通のシャンプーと同じく、ドライシャンプーもさまざまなメーカーから販売されているため、選び方に悩む人も多いでしょう。ここからは、ドライシャンプーのおすすめの選び方についてご紹介します。
目的に合わせてドライシャンプーの「種類」をチェック
ドライシャンプーの選び方の基本は「種類」です。種類によって使い心地や得意とするケア方法が異なるため、自分がどのような目的でドライシャンプーを使いたいのかに合わせて選ぶことをおすすめします。
髪をサラサラにしたいなら「スプレータイプ」がおすすめ
サラサラとしたまとまりやすい髪に整えたいのであれば「スプレータイプ」がおすすめです。皮脂吸着成分が多く含まれているため、汗や皮脂のベタつきが気になるときやスタイリングの仕上げに活躍します。
またスプレータイプはドライシャンプーのなかでもポピュラーで、商品のバリエーションが豊富な点も魅力的。多彩なドライシャンプーの中から、自分好みの使用感のものを探したい人にもおすすめです。
手軽にケアしたいなら「シートタイプ」がおすすめ
手軽にケアしたいのであれば「シートタイプ」がおすすめです。他のタイプのドライシャンプーとは異なり、シートに皮脂吸着パウダーや洗浄成分などが染み込んでいるため、ウエットシートのような感覚でサッと取り出してケアができます。
他のタイプに比べると容器がコンパクトであるため、携帯しやすい点も魅力です。アウトドアの荷物や外出時のバッグに入れても、スペースを圧迫しません。
爽快感重視なら「ミストタイプ」もおすすめ
すっきりとした使用感が好きな人であれば「ミストタイプ」もおすすめです。水分量が多いため、スポーツの後などに使えば清涼感を得られるでしょう。その反面、髪にボリュームを出したいときには、ミストの水分によって髪のふんわり感が抑えられてしまう点には注意が必要です。
好みに合わせて「香り」にもこだわってみる
ドライシャンプーはヘアフレグランスとしても使えるため、自分の好みに合わせて「香り」に注目するのもおすすめの選び方の1つです。柑橘系やハーブ系は使用後の爽快感をアップさせてくれますし、フルーティな香りであれば上品な雰囲気を引き立てられるでしょう。
無香料タイプもあるため、強い香りが苦手な人でもシーンを問わず使いやすくなりますよ。
ドライシャンプー＆ヘアケアアイテムおすすめ10選！
種類も選び方もさまざまなドライシャンプーですが、どんな商品がおすすめなのか気になる人も多いでしょう。ここからは、普段のヘアケアにおすすめできるドライシャンプーと夏におすすめのヘアケアアイテムをご紹介します。
また、ドライシャンプーと一緒に使うと効果的なヘアケアアイテムもピックアップ。より髪をすっきりさせたい方は、合わせてチェックしてみてくださいね。
スプレータイプ
洗いたてのようなふんわり髪へ【エイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー】
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〈ウォーターレス ドライシャンプー〉は、新発想のヘアケアブランドであるエイトザタラソから発売されているスプレータイプのドライシャンプーです。植物由来の皮脂吸着パウダーが余分な皮脂をオフし、洗いたてのようなふんわりとした髪へ導きます。
タンニンやチャエキスが汗をかいた頭皮のにおいを抑制し、フローラルの香りが広がる点も魅力的。スポーツやアウトドアで汗をかいたときのケアにもおすすめですよ。
シュッとするだけでリフレッシュ！【ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー 無香料】
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〈パーフェクトビューティー ドライシャンプー 無香料〉は、洗いたてのようなすっきり感が魅力的なおすすめのドライシャンプーです。
汗や皮脂によるベタつきを抑えてくれるため、スタイリングの仕上げやブラッシング前の髪のお手入れにも活用できます。無香料タイプなので、強い香りが苦手な人にもおすすめです。
根元からふんわりボリューム感のある髪に【ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー ボリュームアップ】
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〈パーフェクトビューティー ドライシャンプー ボリュームアップ〉は、ダイアンがスタイリングを重視して開発したおすすめのドライシャンプーです。同ブランドのドライシャンプーのなかでも、皮脂や汗に吸着するパウダーを多く配合しているのが特徴。
髪の根元にふんわり感をプラスし、ボリュームのある髪型を演出します。シトラスの爽やかな香りも魅力的。髪のボリューム不足が気になる人、サラサラとした髪に整えたい人におすすめの商品です。
瞬間リフレッシュ＆サラサラなスタイリングをキープ【ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー フレッシュシトラスペア】
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〈パーフェクトビューティー ドライシャンプー フレッシュシトラスペア〉は、ダイアンのスプレータイプの携帯用ドライシャンプーです。皮脂や髪のベタつきを吸着する微粒子パウダーがサラサラとした髪へ仕上げるため、朝のスタイリングにもおすすめできます。コンパクトなスプレータイプの容器なので、スポーツのあとや外出先で手軽にヘアケアがしたい方にもおすすめです。
フレッシュシトラスと洋梨を組み合わせた、爽やかななかにも甘さを感じられる香りもポイント。洗いたてのようなすっきり感を楽しめるでしょう。ヘアフレグランス代わりとして使うのもおすすめです。
髪、からだのベタつき、紫外線ケアに！【ダイアン（Diane）パーフェクトビューティー ドライシャンプー＋BODY UVタイプ】
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ダイアンから登場した髪にもからだにも使えるSPF35（※）のドライシャンプー〈パーフェクトビューティー ドライシャンプー＋BODY UVタイプ〉。汗や皮脂によるベタつきを抑え、紫外線から髪・からだを守ります。グレープフルーツ＆ペパーミントの香り。
※：SPF値は髪への効果を示すものではありません
サロン品質の仕上がりに【スリークbyサラサロン ドライシャンプー クラッシュシトラス】
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ヘアケアブランドのスリークから発売されている〈スリークbyサラサロン ドライシャンプー〉は、サロン品質のツヤ感とすっきり感をコンセプトとしたおすすめのドライシャンプーです。白残りしにくいため、スタイリングの仕上げにも使いやすいでしょう。
シュッと吹きかけて馴染ませるだけで、汗や皮脂によるベタつきを抑えます。爽やかなクラッシュシトラスの香りで、女性・男性を問わず使えるおすすめのドライシャンプーです。
シートタイプ
ひと拭きで髪・頭皮・体のベタつきがすっきり【スキューズミー ドライシャワーシート クリスタルブーケ】
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〈スキューズミー ドライシャワーシート〉は、サッと拭きとるだけでベタつきをオフできる、シートタイプのドライシャンプーです。髪のパサつきを防止するコンディショニング成分（※）を配合。髪の乾燥が気になる人にもおすすめです。
場所を問わずサッと取り出して拭きとれるため、スプレーやミストが使いにくいシーンでも使いやすいでしょう。
※：シクロペンタシロキサン、ミリスチン酸イソプロピル
ミストタイプ
髪と頭皮を健やかに導く【ザ・プロダクト（product） ドライシャンプー】
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〈ザ・プロダクト ドライシャンプー〉は、全身に使えるおすすめのドライシャンプーです。ダマスクローズ蒸留水と植物由来のアルコールが皮脂を浮かせ、すっきりとした髪や頭皮をキープします。
保湿効果と清浄効果で、頭皮を乾燥させることなくケアできるのも魅力的。使用時はペパーミントオイルの爽やかな香りが漂うため、仕事やスポーツ後など汗や皮脂の嫌なにおいが気になるときのケアにおすすめです。
ドライシャンプーの他に、夏におすすめのアイテム
ピンポイントで頭皮のにおいをケア【クーリスト アサニシャン】
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〈クーリスト アサニシャン〉は、朝シャンプーをしたような清涼感が魅力的なおすすめのヘアケア用品です。シャワー後のようなアクアシャンプーのふんわりとしたやさしい香りが広がるため、頭皮のにおいをしっかり抑えられるでしょう。
アロエベラ葉エキスやユーカリ葉エキスなど、11種類の植物エキス（※）を配合しており、乾燥しがちな頭皮に潤いを与えます。風邪でお風呂に入れないときや、寝汗で髪のボリュームが落ちたときなどのヘアケアにもおすすめです。
※：アロエベラ葉エキス、ユーカリ葉エキス、チャ葉エキス、ショウガ根エキス、ダイズ種子エキス、ブクリョウタケエキス、オタネニンジン根エキス、オオバナオケラ根エキス、カンゾウ根エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス（保湿成分）
ドライヤータイムも快適に【クーリスト スカルプクーラー】
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〈クーリスト スカルプクーラー〉は、暑すぎるドライヤータイムを快適にすることをコンセプトとしたヘアケア商品です。シリカのサラサラパウダーを配合したことで、潰れがちな髪の根元もふんわり仕上がります。使用時にはフローラルミントの爽やかな香りが広がるのも魅力です。
アロエベラ液汁やカンゾウ葉エキスなど、髪に潤いを与える効果を持つ成分も配合。ドライヤーの温風で乾燥しがちな髪や頭皮のケアをしたい人におすすめです。
ドライシャンプーの使い方3ステップ
手軽に髪や頭皮のケアができるドライシャンプー。正しい使い方をおさえておくことで、イメージ通りのスタイリングやヘアケアがしやすくなります。ここからは、ドライシャンプーの使い方について解説します。
ステップ①ブラッシングする
まずはドライシャンプーを塗布する前に、髪をブラッシングしましょう。ブラッシングで髪のもつれをほぐしたり、表面に付着したホコリを落としたりすることで、ドライシャンプーを満遍なく髪になじませやすくなります。
ブラッシングの際には、髪の根元から毛先に向かってやさしくブラシを動かすのがポイント。髪のもつれが酷い部分は無理に引っ張らず、毛先から少しずつほぐしていきましょう。
ステップ②髪にドライシャンプーを塗布しなじませる
次に、ドライシャンプーを髪全体に塗布しましょう。スプレータイプは、髪から約20cmほど離した位置から髪全体に満遍なく噴射します。髪に近すぎるとムラが出てしまうため注意してください。
また、塗布の際には商品ごとに決められた使用量を守りましょう。過剰に塗ってしまうと、髪が重たくなってしまう場合もあります。
ステップ③手ぐしやブラシで髪を整える
最後に手ぐしやブラシなどで髪を整えます。手ぐしやブラシでマッサージを行うことで、ドライシャンプーの成分を隅々まで行き渡らせられるとともに、スタイリングの仕上がりを調節できます。
いつものヘアケアに水を使わないドライシャンプーを取り入れてみませんか？
お手入れの際に水がいらないドライシャンプーは、普通のシャンプーに比べて手軽にヘアケアができます。今回ご紹介した選び方やおすすめ商品も参考にしながら、いつものヘアケアにドライシャンプーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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