シューケアマイスターに、革靴の「ハイシャイン(鏡面磨き)」仕上げを教わってきた!

昨年、東急ハンズに誕生した「シューケアマイスター」。現在、東急ハンズ内に4名しか存在しない、靴やバッグをはじめとした革製品のケアに関するスペシャリストです!今回、その一人である北千住店の森に、革靴をピカピカに光らせる「ハイシャイン」仕上げについて教わってきました。革靴を輝かせたい方、必見です!

靴が光る秘密は、ワックス(蝋)による「コーティング」だった!

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東急ハンズ 北千住店 シューケアマイスター 森

森:ハイシャインは、お手入れした革の表面にワックス(蝋)の膜をつくってコーティングする磨き方です。通常のシューケアに、一手間プラスするだけなので、靴磨きを始めたばかりの方でも、きっと取り組みやすいと思いますよ。

ちなみにハイシャイン仕上げは、しっかりと芯が入っているつま先やかかとの曲がらない部分に施すのが基本です。それでは早速、実際にやり方を見せてもらいましょう!

森:今回は、ハイシャインが素早くできる専用クリーム〈ラピッドハイシャイン〉に、ハイシャイン専用のクリーナーがついた、こちらのセットを使ってお手入れしていきます。

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森:まずは基本のお手入れと同じように、革の状態を「すっぴん」に戻すことからはじめます。特にハイシャイン仕上げについては、表面にワックス(蝋)の膜がありますから、できれば今使っているような専用のクリーナーを使うと効率的です。

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森:クリーニングしていくと、このように光っていた部分がくもってきます。革の「シボ」と呼ばれるブツブツとした突起が見えるようになったら、すっぴんの状態といえます。

みるみるうちに、あれほど光っていたつま先がしっとりとした質感になりました!

森:通常のクリーナーを使う場合は、時間がかかるので、その手前にブラッシングで油の膜を割ってあげるという作業が必要なのですが、こちらの専用クリーナーは、拭き上げるだけで落ちますので、時間も短縮できますよ。

いよいよ磨きの工程へ!ポイントは、ほんの1~2滴の水!

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革の表面をすっぴんに戻したら、いよいよハイシャイン仕上げの本番に突入です!念のためお伝えすると、本来はこのすっぴんにした後に、乳化性のクリームを塗る、通常のお手入れの工程を経て、最後につま先の磨きに入っていくそうです。基本のお手入れ方法はこちら>>

今回は、早速ハイシャイン仕上げを教えてもらいましょう。

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森:まず最初のポイントは、磨くクロスをシワができないように巻くことです。クリームを均等にならすため、そして表面のシボを埋めるためにも重要です。しっかりとクロスを巻いたら、次にもう一つのポイントが「水」です。

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森:ご覧の通り、ほんの1~2滴でOKです。この少しの水が潤滑油の働きをしてくれて、靴の表面にワックス(蝋)の膜をつくる工程をスムーズにしてくれるんです。

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森:磨く際は、ほとんど力は要りません。ワックスをつける、そしてまた水を一滴つけて磨いていく。あとはこの作業を繰り返すのみです。ちなみに、磨けば磨くほどに輝きは増していきますので、自分の好みの光り具合を見つけてみてください。

最後の仕上げは「水研ぎ」!鏡のような仕上がりを目指そう!

靴の表面が輝いてきたら、ここからラストスパート!最後は、水のみで磨き上げる「水研ぎ」という工程です。

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森:クロスを新しい面に変えて、またピンと張る状態にしましょう。そして、今度はしめるくらいの水をつけて磨いていきます。水をつけすぎてしまったら、手のひらで叩いて量を調整しましょう。

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森:ここでのポイントも、力より磨く速さです。靴の表面を平らに整えるように、素早くなでるイメージでしょうか。

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森:そして、靴の正面に対して縦の方向に磨いていきましょう。縦に磨くことで、光の反射も美しく整っていきますよ。もしどうしても光らないという時は、1日おいてから磨きなおしてみてください。水分が多すぎると光りにくいので、その水分や溶剤を飛ばす意味で1日おくことをオススメします。こちらはそろそろ完成ですね。

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左:基本のお手入れのみ 右:ハイシャイン仕上げ
ということで、磨き終わった靴がこちら。どちらの足も手入れが行き届いているので美しいですが、写真右側の左足のほうがより濡れるような輝きを放っています!これでも磨きは甘めだそうですが、素人目には十分すぎるほど光って見えました!

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ちなみに、今回の靴の色は黒でしたが、茶色や赤、ネイビーなどほかの色の靴をお持ちの方には、こちらのニュートラルのクリームがオススメです。森いわく、ニュートラルのクリームの方が光をよく反射するとのことでした。

おわりに

基本のシューケアに少しの手間をプラスするだけで、こんなにも輝く「ハイシャイン」仕上げ!難しいテクニックもいりませんから、ぜひ一度トライしてみてください!

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