ライトな文具ファンから、自他ともに認めるマニアな方まで楽しめる、東急ハンズプロデュースのスペシャルイベント「文具祭り2019」を、2019年2月24日(日)に開催しました!多くの文具ラヴァーの皆様にお越しいただき、その溢れんばかりの文具愛で会場のボルテージは一日中ヒートアップ!この記事では、その様子を販売促進グループの竹内と取材スタッフがレポートいたします!
お客様の発想力に心を動かされるハンズスタッフ
―こんにちは、竹内さん。今日はここ、東京は秋葉原のUDXで「文具祭り2019」が行われているんですよね!
竹内:はい!東急ハンズの各店では3月31日(日)まで文具をもっと楽しむための企画が目白押しの「文具祭り2019」を開催中なのですが、1日限りの特別企画として「手書きを愉しむ」というコンセプトのもと、このスペシャルイベントが行われているんです!午前と午後の2部構成で開催されていて、今回は午後の部の様子をお伝えしたいと思っています!
東急ハンズ販売促進グループの竹内。このイベントのためにつくられたスタッフTシャツ(非売品)を着用。
ー受付には多くのお客様がいらっしゃいますね!
竹内:今回はハンズクラブ会員の応募者の中から抽選で600名様をご招待させていただいたのですが、こうして多くの方々がお越しくださり、本当に嬉しいです!...ということで、中に入ってみましょう!
―...ええと、早速ですが、竹内さん、ここは...!?
竹内:〈マッキー〉や〈ヤマト糊〉など、皆さんご存知の人気文具が巨大サイズになって集合したフォトスポットです!それぞれの文具を持って楽しめるほか、〈リヒトラブ〉の巨大スタンドペンケースの中には入ることもできるんですよ!
―なるほど、自分自身がペンや消しゴムになった気分を体験できるんですね!
竹内:自分自身が文具になりたいというニーズがどれくらいあるのかは未知数ですけどね(笑)。そしてフォトスポットのすぐ近くでは、JR新宿駅でのガムテープを使った案内表示で知られる佐藤修悦さんのライブパフォーマンスが行われています!また、「勝手に試し書き表彰」を発表しています!
佐藤修悦さん。「修悦体」と呼ばれる書体は、その独特な雰囲気で人気を集めています。
―全体的に内容が濃いな...!勝手に試し書き表彰ってなんですか?
竹内:1月7日(月)から2月14日(木)まで、スタッフが厳選した30本のペンを東急ハンズの店頭で思う存分試せるイベント「試しまPen?」を開催していたのですが、試し書きをするシートが、髪の毛を落書きできたり、お絵かきしりとりをできたり、川柳をつくれたりと、ちょっと変わったものだったんですよ。
「試しまPen?」をスタッフがやってみた様子はこちらから▼
ハンズスタッフが厳選した30本のペンをできる限り試し書きしてみた【文具祭り2019】>>
竹内:おかげさまで、さまざまな試し書き作品が各店で生まれたのですが、その中から特にグッときたものを勝手に表彰&発表しているんです。
―勝手になんだ...。
竹内:例えばこれらの作品!髪の毛を書くばかりか、それぞれの人物の相関関係まで設定されていたり、髪の毛をすべて野菜にしていたり、とにかく発想力がすごいですよね!お題に対して想像以上のもので応えてくださった作品には、スタッフ一同感心しきりでした。
―まさに思う存分お試しいただいていますね!
竹内:まさしく!では、どんどん奥に進みましょう!
―ね、熱気がすごい...!
竹内:このメインフロアには、ワークショップコーナーや各文具メーカーのブースなどが並んでいます。人気の文具やこの会場での先行販売文具を購入することができるんですよ!
―「文房具屋さん大賞2019」で受賞した文具もあるんですよね?
竹内:ええ!ですが文具祭りの期間中はハンズ各店でも、受賞文具を取り揃えたコーナーをご用意しているので、このイベントに来られなかった方もご安心ください!そして会場にはさらに、ペンやノート、ハンカチや手ぬぐいなど、このイベントのためにつくられた限定オリジナルアイテムもあるんです!例えばこういうのとか!
―原稿用紙デザインのハンカチ!かわいい!
竹内:文具好きの方なら喜ぶこと間違いなしですよね!こういった、文具好きのココロを刺激できるようなアイテムやイベントをスタッフの皆でご用意したのですが、多くのお客様にお楽しみいただけているようで、本当によかったです!
あの人とあの人が会場で出会った...
―ここは何ですか?
竹内:ここでは様々な種類のペンを試せるんです。普段店頭では気軽に試せないようなガラスペンなどのレアなペンも今回は自由に試せるんですよ!また、試し書きをするための専用ノートも無料でつくれます。こちらは紙質の違う紙のセットと、お好みの色の表紙を選んで自分で中綴じすることができるんです。
―なるほど、テーマである「手書きを愉しむ」を体現している企画ですね!って、ん、あの方は...。
木庭:どうも、私です。
竹内:...木庭さん!
木庭將(きにわ まさし)さん
文具や雑貨など、暮らしに寄り添うアイテムをテーマにした本を製作する編集チームchoudoの編集者。つくり手や業界に精通する知識人で、ファンへの取材を通して耳寄り情報を編集し、さまざまな媒体で発信している。最近では、イベントやアイテムのプロデュースも手掛けている。著書に『かわいい女子文具図鑑』(実務教育出版)がある。
―木庭さんには今回のイベントを全体的にプロデュースいただいたんですよね!ありがとうございます!
木庭:いえいえそんな!会場に漂う文具好きの皆様のアツさを体感できてとても嬉しく思っています。
竹内:先ほどの「勝手に試し書き表彰」でご紹介した試し書き用の個性的なシート作成も木庭さんにご協力いただいたんですよね!
木庭:我ながらなかなか謎なものをつくったなあと思っています(笑)。ここではそのシートも用意されているのですが、先ほどから多くの方々が実際に書いてくださっている姿を見ていて、ちょっと泣きそうになっちゃいました。例えばあの方とかすごいんですよ、多分ハンズスタッフの方だと思うんですけど、さっきから仕事はそっちのけでずっと書いていらっしゃって。
竹内:え...ハンズスタッフ...?
??:ああ、あなたがこのシートをおつくりになったんですか!いやあ、素晴らしい!これをスーツケースの中に何枚か入れておけば、旅行中のちょっとした時間でも手書きを思う存分楽しめますよ!
木庭:会話に入ってきた...!?
―あなたは...スーツケースの伝道師こと佐藤さん!
"スーツケースの伝道師"を自称する、スーツケースやトラベルグッズバイヤーの佐藤。文具ファンの皆様に隙あらばスーツケースの魅力を伝えようと会場をウロウロしていた。
伝道師の連載シリーズはこちら>>
伝道師:こんなアツいイベントに私がいない訳がないでしょう!
竹内:仕事中に何を全力で満喫しているんですか...。
伝道師:はは、あまりにも楽しそうだからついね(笑)。
木庭:スーツケースの...伝道師??
―こちらはスーツケースの伝道師を自称する、トラベルグッズバイヤーの佐藤さんで、一言でいえば変態なんです。
伝道師:紹介が雑すぎるでしょ(笑)。
木庭:なるほど、そういうことですね...!
伝道師:今ので本当に私のことわかったの!?
木庭:少なくともその溢れんばかりのアツさはひと目見た瞬間に感じましたよ。さて佐藤さん、どうです、ここでひとつ、私とお絵かきしりとりで勝負してみませんか?
伝道師:...ほう、望むところです!!
竹内:どういう展開...?
―きっと二人の「何か」が共鳴したんですね...。
伝道師:せっかくだし何かしら文具と絡めたイラストにしようかな...!
木庭:自ら「縛り」を導入してくるなんて、やはり佐藤さん、只者ではない...!
竹内:......。
(30分後)
竹内:あの、そろそろいいですか...?
伝道師:...え、まだ30分しか経ってないじゃない!もっと書きたいよ!!
二人の戦いの記録。
―気持ちはわかるけど、「もう」、30分ですよ!
木庭:しかし試し書きをここまで本気で楽しんでくれる方もなかなか珍しいですよ...がんばってつくった甲斐があります...!
伝道師:やっぱり、「書くこと」って面白いと思うんですよね。私はトラベルグッズバイヤーなのでよく旅行にも行くんですが、必ずアナログの手帳を持っていって、旅先で見たものや感じたことなどを記録するようにしているんですよ。デジタルで記録するのも便利ですが、紙にインクをのせるという行為を通じて、思い出がより鮮明に残るような気がするんです。
木庭:すごくわかります。あと、個人的に文具の良さって、使えば使うほど愛着が生まれることだと思っているのですが、旅行に持っていく文具は愛着を持つ度合いが深まる感じがしていいですよね。
伝道師:ああー、わかる!トラベルグッズも全く同じで、私にとってスーツケースはもはや大切な家族みたいなものですから!
木庭:文具とトラベルグッズはとても近い存在なのかもしれませんね!
伝道師:ほんとそう!!...いやあ、今日木庭さんと出会えてよかった!ありがとうございます!!
木庭:こちらこそ、ありがとうございます、伝道師さん!
(ほんとアツいなあ...。)
一日中冷めやらない文具好きの熱気
竹内:...さて、会場では他にもトークイベントが行われていて、文房具屋さん大賞の審査委員長であり、文具祭り2019の監修をしていただいている高木芳紀さんや文具トークライブユニット「ブング・ジャム」の高畑正幸さん、きだてたくさん、他故壁氏さん、文具ソムリエールの菅未里さんなどといったビッグな方々にご登壇いただいています!
―この業界を牽引する方々ばかりだ!
文具王、高畑正幸さんがオススメの文具をご紹介しています。
竹内:そのほかにも、ワークショップブースではオリジナルのペンやノートなどをつくれるなど、さまざまな企画が実施されています!
さまざまな色の軸やペン先などを一つひとつ選んでいき、お気に入りの色のシャープペンをつくれるワークショップ。
革カバーを使ったオリジナルのメモ帳をつくるワークショップ。
ライブコマースでは、バイヤー今津が絵本作家・ヨシタケシンスケさんのイラスト入りのクリアファイルや多機能な筆記具、透明軸の万年筆などをご紹介しました。
ヨシタケシンスケさんのサイン会も行われました。
―これはずっと居ても全然飽きませんね!...さて、そろそろ午後の部も終了の時間がやってきました...!
竹内:今日一日会場にいて、たくさんのお客様がゆっくりたっぷり文具の魅力に触れていらっしゃっている様子を見られてとても嬉しかったです!
―文具好きの皆様が思う存分楽しめる「場」をつくれてよかったですよね!
竹内:本当にそう思います!なお、ハンズ各店でも3月31日(日)までは文具祭り2019は続いていて、文具をモチーフとしたスタンプラリーやキャンペーンなどをご用意しておりますので、今日こちらにいらっしゃった方もそうでない方も、ぜひハンズでもっともっと文具をエンジョイしていただけれればと思います!ということで、以上、現地レポートでした!私も今から気になる文具を買ってきます!!
おわりに
ハンズの文具愛をとことん詰め込んだ「文具祭り2019」。おかげさまで始まりから終わりまで、文具好きの方々の熱気に包まれたイベントとなりました。会場にお越しくださった皆様、誠にありがとうございます。そしてハンズ各店でも文具好きの皆様にお楽しみいただける企画が目白押し!ぜひチェックしてみてくださいね!
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