プログラミング教育って? その必要性と、楽しく学ぶ方法とは?

今年のハンズの夏休みは「あそぶ!まなぶ!わらう!」をテーマに、楽しく学べるワークショップやアイテムをご用意。その全体プロデュースをしてくださったのが、CANVASさんです。今回は、新しい学びを子どもたちに届け続けるCANVASさんに、2020年から小学校で必修化されると話題の「プログラミング教育」について聞いてきました!

CANVASは子どもたちに新しい学びと遊びを届けています

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CANVAS プロデューサー 土橋さん

「CANVASは、さまざまなジャンルの専門家やクリエイター、学校や大学、ミュージアムなど、いろいろな場所と連携しながら、子どもたちに新しい学びと遊びを届けている団体です」

そうお話をするのは〈CANVAS〉のプロデューサーとして、これまで多くのワークショップを企画・開催してきた土橋さん。はじめに、CANVASについて教えてもらいました。

Q. CANVASは何をする団体なの?

A. 2002年に設立をしたCANVASは、デジタル時代における新たな学びを全国の子どもたちに届けることをミッションとして、産官学民さまざまなプレイヤーと連携しながら、ワークショップなどの企画・運営を行っています。ワークショップは、アートや造形、プログラミング、電子工作など、いろいろなジャンルの専門家とチームを組んでつくっています。また、自分たちでワークショップを開催するだけでなく、より多くの子どもたちに体験を届けるために、各地での指導者育成やワークショッププログラムの提供も行っています。

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Q. 実際にどのようなワークショップを開催しているの?

A. ワークショップの体験で大切にしているのは「感じて・考えて・つくって・伝える」という4つのプロセスです。
例えば、夏休みに数日間かけてアニメーションをつくるワークショップがあります。そこでは、ストーリーの考案から粘土でのキャラクターづくり、コマ撮り撮影、編集、発表まで、子どもたちが行います。わたしたちも最小限のサポートはしますが、できるだけ子ども同士が協力し合えること、制作に没頭できる時間や道具を提供することを大事にしています。子どもたちがのびのびと試行錯誤できる、「つくる」きっかけを届けていきたいと思っています。

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今年は東急ハンズの夏のワークショップカリキュラムの開発をお手伝いさせていただきました。モーターを使ったお絵かきロボットづくりや、紙に電子回路を描けるAgICというペンを使って通電探知機をつくる二つのワークショップを、東急ハンズで体験することができます。
どちらのワークショップもどのように動かしたいかを子ども自身が考えて、試行錯誤しながら形にしていくプログラムで、楽しく遊びながら電子工作や電気回路について学ぶことができます。今回、わたしたちのワークショッププログラムと、ハンズの素材や道具の知識を混ぜ合わせることで、ハンズならではの面白いワークショップがつくれたと感じています。

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※予約受付を終了しているものもございます。

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Q. どんなワークショップが人気?

A.今人気が急上昇しているのが、「プログラミングワークショップ」です。プログラミングとは、コンピューターに「つくりたい動き」をプログラミング言語を使って命令し、実行させること。
CANVASでは2002年からプログラミングを使ったワークショップを開催しています。最近では、デジタルテクノロジーの普及やプログラミング教育必修化に伴って、プログラミングワークショップへの人気がどんどん高まっています。

例えば「ゲームをつくる」ワークショップ。ゲームが大好きな子どもたちが多く、「キャラクターをもっと強くしたい」「タイマーをつけたい」「スコアをつけたい」など、たくさんのアイデアが出てきます。つくりたいものを形にするために必要な知識を自分で調べたり、誰かに聞いたりして、自ら学ぼうと積極的に行動する子がたくさんいます。そんな姿を見ているとプログラミング教育には学び方の姿勢を変える効果もあるのだと実感しています。

プログラミング的思考を育むことで、子どもたちの未来は大きく変わる

Q. なぜ、プログラミングが必要なの?

A. いま、私たちの生活を支える多くのものがコンピューターで動いています。プログラミングを学ぶことで、身の回りの製品やサービスの仕組みが分かるようになれば、暮らしや仕事のなかでもっとできることや表現方法が増えていきます。子どもたちの可能性は今よりもずっと広がるのではないかと思っています。

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Q. 2020年からのプログラミング教育の導入で、学習内容はどう変わる?

A. 2020年から小学校に導入されるプログラミング教育は、プログラマー育成が目的ではなく、「プログラミング的思考の育成」が目的です。論理的に物事を考え、創造的に問題を解決する力を養うこととも言えます。新しい科目ができるのではなく、国語や社会、算数などにプログラミング要素が導入されます。

例えばCANVASが関わった授業では、社会科で調べた歴史上の人物についての知識を活かして、プログラミングでその人の人生をすごろくゲームにしたり、国語科で学んだ同音異義語のクイズをつくったりしています。

Q. プログラミング教育を受けることで子どもたちはどう変わる?

A. いろいろなものの仕組みを知ることで興味の幅が広がったり、自分のつくりたいものを形にし、発信したりすることができます。無料で使えるプログラミングツールも多くありますし、インターネットや書籍など、手の届く範囲にたくさんの情報があります。それらを活用して、さまざまなアイデアをより自分で形にしていく子どもたちが増えるのではないでしょうか。

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「プログラミング的思考を育む」きっかけづくりにおもちゃを

Q. プログラミング教育は何から始めたらよいの?

A. 最近は、プログラミング的思考を育むきっかけづくりにぴったりなおもちゃやゲームが多いです。パソコンを使わずに基本的な考え方を学ぶツールもたくさんあります。そのようなアイテムを使ってプログラミングを遊びながら始めてみるのもおすすめです。

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ビットさん 各3,400円+税
左:シュートロボット 右:フォークリフトロボット に組み替えたものです。

例えば、〈ビットさん〉は、パソコンを使わずにプログラミングができる「アンプラグドプログラミング」ロボット。フォークリフト、お絵かき、シュート、キャッチ、サッカーの5種類のロボットに組み替えられます。それぞれの目的の動作をさせるために、ビットをどう組み合わせるかを考えることで、論理的思考が身につきます。

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〈ビットさん〉のよいところは、多様な遊び方ができることです。ただ動くだけではなく、物を運んだり、サッカーをしたり、シュートを決めたり、お絵かきができたり。
子どもたちのいろんな興味関心を惹き、「次はこの動作をやらせてみたい!じゃあどのビットを替えればいいのだろう?」と自発的に学ぶ姿勢を引き出すことができるのではないでしょうか。

もっと気軽に、ゲーム感覚で取り入れられる〈ラッシュアワー〉もおすすめです。

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ラッシュアワー 3,700円+税

こちらは、赤いマイカーを大混雑の駐車場からほかの車を移動して脱出させるゲーム。一見簡単そうに見えても、次々に出てくるお題が奥深く、ついついはまってしまいます。それぞれのお題を解くことで、粘り強く問題を解決する力が身につきます。

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問題を解決するためには、失敗しながら試行錯誤することもとても重要ですが、〈ラッシュアワー〉は間違ってもすぐにやり直しがきき、何度でも繰り返し考えることができます。まずはいろいろと闇雲に動かしてみるのもいいですが、どの順番で車を動かせばうまくいくか意識して動かすことで、さらに論理的に考えるきっかけにつながるのではないでしょうか。

Q. 最後に、CANVASが考えるプログラミング教育とは?

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A. プログラミングは、ハサミやクレヨンと同じく、つくりたい物をつくる"道具"の一つです。学ぶことでより世界への視野は広がり、自分のアイデアを形にすることや、問題解決ができるようになります。
これからも、子どもたちがプログラミングに興味を持てるようなワークショップを企画して、可能性を広げるお手伝いができればと思います。

おわりに

これから益々、注目を浴びるであろうプログラミング教育は、子どもたちの世界を広げる大きな可能性を秘めていることがわかりました。まずはゲームやおもちゃから、お家で手軽に始めてみてはいかがでしょうか。

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写真提供:CANVAS

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