カラフルキリン? ラジカセ分解? 話題の3Dペン! GWイベントレポート

今年のゴールデンウィーク期間中、東急ハンズではバラエティ豊かなワークショップを各店舗で開催! “つくって・遊べて・楽しめる”イベントが目白押しでした。

大人も子供も自由参加!カラフル立体動物アート(新宿店)

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鮮やかな色彩と独創的なタッチが特徴のアートユニット「Fujiyoshi Brother's(フジヨシブラザーズ)」とのコラボイベント「カラフル立体動物アート」を4月29日(土・祝)・30日(日)に開催しました。参加者全員で動物のカタチをしたオブジェに色を塗り、世界に一つだけのカラフルアートをつくっていきます。

 

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開催当日はGW初日。新宿タカシマヤのオープンスペースは、イベントを目当てにいらっしゃる方や偶然通りがかった方などの笑顔と「あれなあに?」というハテナであふれていました。

 

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こちらがワークショップの“先生”、フジヨシブラザーズのお二人です。兄弟アートユニットとして2000年から活動しているお二人は、ライブペインティングの他、舞台や美術の世界でも広く活動しています。「参加する人全員にアートの楽しさを伝えたい」というフジヨシブラザーズ。保育園や小学校でも特別講師をされているので、お子さんへの優しい声かけが印象的でした。

 

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好きな場所を好きな色で塗っていきます。はみ出してもOK! 色がにじんでも気にしないで! 弟さんの幸太郎さんがやさしくアドバイス。モノクロだったキリンが少しずつ鮮やかになっていきます。当日はアクリル水彩絵の具を10色用意して、好きな色を好きだけ使ってもらいました。

 

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同時にライブペインティングもスタート。あっという間に真っ白のキャンパスがカラフルに彩られていきます。

「絵を描くのだいすき!」「図工はあんまり得意じゃないけど、今日はすっごく楽しかった」 お父さんお母さんと話す子どもたちの笑顔が輝いていました。

 

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そしてこちらが完成した作品です。完成翌日から1週間ほど、期間限定フォトブースとして東急ハンズ新宿店のフロアに展示しました。たくさんの子どもたちに囲まれて、色とりどりの動物たちもうれしそうでした!

■解体と創造のワークショップ(渋谷店)

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使われなくなった廃棄物を素材として、いろいろなプロダクトに再生するユニークな取り組みをしている株式会社ナカダイ。同社とのコラボレーションイベント「解体と創造のワークショップ」では、アルミキャップ、ネジ、小学校の机まで、思わず捨ててしまいそうなリユースマテリアルの販売や、LANケーブルの中身“芯線”でいっぱいのプレイスペースを用意しました。

そして今回のワークショップのメインは、廃棄物となってしまったオルガンやラジカセ、ミシン、ノートパソコンなどの解体! ドライバー、ラジオペンチ、ニッパー、モンキーレンチを駆使して、ネジというネジをひたすら外していきます。

 

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「外れた~!」「うん! その調子!」

困ったことがあったらナカダイのスタッフさんがサポートしてくれます。「あれ? ネジを外すのは右? 左?」という初歩的な質問にもていねいに答えてくださいます。

 

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ネジがなくなっても、パーツを留めている爪が折れてもOK。人がつくったものをバラバラにしていくと、つくられた過程や製造に関わった人の“後ろ姿”が見えてきます。子どもたちにとっても貴重な経験ではないでしょうか。

 

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そうこうしているうちにあっという間に2時間が経過! ラジカセはちょうど1時間でバラバラに、オルガンは終了10分前にすべりこみセーフ! ミシンはあと少しのところでタイムアップでした。

 

普段からハンズのイベントによく参加いただいている親子のお客様にコメントをいただきました。

「オルガンの鍵盤を外すとき、パチンパチンって飛んでっちゃうのが面白かった! 最後の最後の外したスイッチを記念に持って帰りまーす」(オルガン解体担当の男の子)
「工具の使い方に慣れるのにひと苦労でしたが、つくることの大変さをあらためて実感しました。子どもも楽しかったみたい。朝起きたら家のものが解体されていないように気をつけます」(男の子のお母さん)

解体することで見えてくる、ものづくりのカタチがありますね。モノの大切さをお子さまに伝えるために、一度身のまわりのものをバラバラにしてみてもよいかもしれません。

3次元に描ける「3Dペン」でミニチュアチェアをつくろう(17店舗限定イベント)

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GW最後の週末は、3Dペンのワークショップを開催しました。使用したのは、XYZプリンティング「ダ・ヴィンチ 3Dペン」。最近、テレビ番組でも取り上げられて話題の3Dペン。何もない空間に絵を描いたり文字を書けるというまるで夢のようなアイテムですが、「実際のところどんな感じなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

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仕組みはグルーガンに似ています。専用のプラスチックフィラメントの棒を差しこんで電源を入れると、熱でフィラメントが溶け出します。しばらく待つと溶けたフィラメントがペン先からにゅるり。丁寧に塗り重ねながらカタチづくっていきます。フリーハンドですので、専門のソフトや立体データなどは必要ありません。

 

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フィラメントは少し待つと固まるため、机の上に敷いたクリアシートから剥がして立てて、細かい部分を修正! 椅子の足部分は軸をつくって重ね塗りしながらだんだん太くしていきます。

 

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完成! 慣れれば15分ぐらいで1脚つくれます。今回はミニチュアチェアでしたが、カゴや指輪、花型のブローチなどをつくるのもオススメです。

おわりに

今年のGWスペシャルイベントレポートはいかがでしたか? 東急ハンズではこれからもユニークなワークショップを企画しているので、店頭ポスターやホームページ、メールマガジン、SNSをぜひチェックしてみてください!

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