毎日しっかり寝ているはずなのに朝起きてもまだ眠い...なぜか疲れている...そんな経験はありませんか?もしかすると「睡眠の質」が低いのかもしれません。睡眠の質を向上させる近道は寝具を見直すこと。でも自分に合う寝具がイマイチ分からない、とお悩みの方は多いはず。今回、寝具の老舗〈西川〉とハンズがタッグを組み「迷ったらこのマットレス!」とおすすめできる自信作が出来上がりました!その魅力を開発に携わった〈西川〉の担当者とハンズの寝具バイヤーが語ります。
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【2022年版】自分に合った枕の選び方を、ハンズの寝具担当がとことん解説します!
マットレス選びに迷ったらコレ!寝具の老舗「西川」とハンズのコラボシリーズ第3弾
「ダニ捕りロボ」で効果的に。専門家に聞く、今日からできる寝具と暮らしのダニ対策
西川株式会社
左:営業部 畠山尚也さん、右:商品部 諏佐賢さん
ハンズ 寝具担当バイヤー 新見達也
〈西川〉とハンズが考えた寝具シリーズとは?
ー今回が3回目のコラボとのことですが、そもそもどんなきっかけで始まったのですか?
新見:ハンズでは、4~5年ほど前からオリジナル商品の開発に力を注いでいまして、私が担当している寝具のカテゴリーからは、はじめに「枕」をつくることになりました。そこで長年寝具をつくり続け、クオリティに定評のある西川さんにお声がけさせていただいたのが始まりです。
畠山さん:ハンズさんには価値の高いオリジナル商品がたくさんあるので、寝具においても〈西川〉が持つノウハウを掛け合わせて、よりたくさんの方々の睡眠の質を上げることができればと一緒に取り組んでいます。第1弾が枕、第2弾が掛け寝具、そして第3弾の今回が敷き寝具のマットレスです。
新見:当初はハンズオリジナル寝具を西川さんにつくってもらう方向でしたが、お互いに意見を出し合いながら一緒につくりあげたので、「コラボ」という形にしたいと思い、商品名に「西川とハンズが考えた」と入れました。こちらが今回ご紹介する〈西川とハンズが考えた三つ折りマットレス〉です!
西川とハンズが考えた三つ折りマットレス 27,000円(税込)
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「迷ったらコレ!」質の高い睡眠を得られるマットレス
―3回目の開発商品として「マットレス」を選んだ理由は何でしょうか?
畠山さん:2020年に発売した〈西川とハンズが考えた枕〉が好評をいただいているとのこと。質の高い睡眠を得るためには、枕と敷き寝具の関係性が非常に大切なので、ぜひ枕と併せてお使いいただければと思いマットレスの開発を進めました。
―「質の高い睡眠」とは?
諏佐さん:大きな範囲で言えば、寝室の環境、温度や湿度なども挙げられますが、横になった状態の身体を下から支える敷き寝具や枕が、よい睡眠に非常に重要な役割を果たします。弊社が質のよい睡眠を得る敷き寝具の条件として掲げているのが、「体圧分散」、「寝返りがしやすい」、「寝姿勢がまっすぐ保たれる」この3つです。
立っている時の姿勢を、横になった状態でもキープできるのが理想の寝姿勢。
―それでは、〈西川とハンズが考えた三つ折りマットレス〉の特徴を教えてください。
畠山さん:自分に合う敷き寝具が一体どんなものなのかよく分からないという方が多いと思うので、「迷ったらコレ!」と、お客様におすすめできるマットレスをコンセプトにつくりました。
諏佐さん:中材が2層構造になっているのが特徴で、上の薄い層が低反発ウレタン、下の厚い層が高反発ウレタンです。やや硬めの高反発ウレタンにソフトタッチの低反発ウレタンを重ねているので横になった身体にフィットしながらもしっかりと支え、理想的な寝姿勢を保つことができます。
―低反発ウレタンを上にして使用するのですね?
諏佐さん:寝姿勢であったり、身体のフィット感を考えるとそのように使っていただくことをおすすめしていますが、ソフトな当たりがお好みでない方もいらっしゃるので、ご自身の好きな硬さの面を選んでいただいて問題はありません。
新見:リバーシブルでお使いいただけるのもこのマットレスの魅力です。低反発ウレタン側は身体にやさしくフィットしますし、高反発ウレタン側は腰部分の沈みが少ないです。寝心地の好みは個人差があるので、ぜひ店頭でどちらがお好みか試してみてください。
諏佐さん:その他の特徴としては、側地は片面が抗菌加工を施したニット地、もう片面がハニカムメッシュ地の2way仕様になっています。ファスナーで簡単に中材を出し入れできるので冬場はニット地、夏場は通気性のよいメッシュ地など季節に合わせて使い分けできます。
諏佐さん:中材にはインナーカバーをつけているので、出し入れがしやすく、ウレタンを傷つけたり、破損の防止にもなります。
諏佐さん:このマットレスは三つ折りタイプで、中材も3ブロックに分かれすべて同じ材質、同じサイズにしています。特に真ん中は腰の荷重がかかりやすいので、使っていくうちにだんだんと柔らかくなっていきます。その時は荷重の少ない頭側や足側と入れ替えて長くお使いいただければと思います。
新見:中材をローテーションさせることで寝心地のよさが復活しますし、長くお使いいただけるのでとてもエコな寝具だと思います。三つ折りで収納にも便利ですし、西川さんには開発の始めの段階から「三つ折りタイプのマットレスをつくりたい」と話していました。
諏佐さん:じゃばら折りでコンパクトにたためるのと、重量が約7kgなので収納する時の上げ下ろしがラクなんです。
―お手入れ方法について教えてください。
諏佐さん:ウレタンは水分を通すので中に湿気が溜まりにくく、綿のふとんのように陽に干す必要はありません。ただ寝ている時には汗をかき、マットレスを通して水分が床に溜まってしまうので、敷きっぱなしにしないで使わない時は立てておいたり、たたんで押し入れなどに収納してください。ベッド用のマットレスとしてある程度敷きっぱなしにしてお使いになる場合はマットレスの下に除湿シートを敷くのがおすすめです。
諏佐さん:側地のニット面には抗菌加工が施されていますので、マットレスにシーツをかけたり、パッドシーツを敷いて使えば、側地を頻繁に洗う必要もありません。湿気が多い梅雨時や汗をかきやすい夏、汚れが気になった時などに洗ってください。洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単ですよ。
―開発する上でどんなところが大変でしたか?
諏佐さん:〈西川〉のマットレスは、過去に販売した商品も含めると約100パターンほどの素材の組み合わせがあるのですが、フラット形状の低反発ウレタンと高反発ウレタンを重ねた敷き寝具は〈西川〉になく、ハンズさんオリジナルの仕様なんです。今回の商品は低反発ウレタンが2cm、高反発ウレタンは7cmで設計しているのですが、この比率を出すまでに時間を要しました。いくつか厚みの比率を変えたサンプルをつくり、バイヤーの新見さんにお試しいただいたり、弊社の「睡眠科学研究所」でもデータ検証したりモニター調査をすることで、最終的にこちらの比率にたどりつきました。
新見:おかげさまで高反発と低反発をいいとこどりしたマットレスができたと、非常に満足しています。
―それでは最後にマットレス選びに悩めるお客様へメッセージをお願いします!
諏佐さん:このマットレスは、硬さの異なる低反発と高反発のウレタンをお好みで選んでいただけますし、側地もニット地とメッシュ地のリバーシブル仕様なので組み合わせ方によって、ご自身に合う寝心地を選べるようになっています。マットレスやふとんなど、今お使いの敷き寝具に何かしら不満をお持ちの方、買い替えを検討しているけれども何を選んだらよいのか分からない方に、ぜひお試しいただきたいです。
畠山さん:質の高い睡眠を得るにはマットレスや枕選びが重要になってきます。今回のマットレスは、コラボ第1弾の枕ともデザインを揃えているので、ぜひ併せて使っていただけたらと思います。
新見:日中のパフォーマンスや充実度は眠りの質が関係しているといっても過言ではないでしょう。正直なところ寝具の担当になる前までは、私自身は寝具によって眠りの質が変わるなんて思ってもいなかったですし、寝具に投資しようとも思っていなかったのですがそれは間違いだったと感じています。そんな私が自信を持っておすすめするマットレス、まずは一度店頭で寝心地を試してみてください!
おわりに
ぐっすり眠ってすっきり目覚めるためには、マットレスを見直してみてはいかがでしょうか?〈西川〉のノウハウが詰まったマットレスは、お好みの寝心地を選べるだけではなく、収納しやすい三つ折り仕様、リバーシブル&ウォッシャブルのカバーなど嬉しい機能も満載です。
【動画】よい眠りは寝具から!西川×ハンズこだわりの寝具をご紹介
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