新しい趣味を見つけたい方は注目!ハンズ新宿店7階「デジモノガタリ商店」の長野店主に会いに行ってみた

あなたはもう、2018年に東急ハンズ新宿店内に誕生した19の商店(ショップインショップ)には行きましたか?ここでは、7階「デジモノガタリ商店」の長野店主に突撃インタビュー。音楽づくりや山登りなどといった、多彩な趣味を持つ長野店主がおすすめするデジタルグッズをご紹介します!

「これいいな!」と思ってもすぐには買えない長野店主

本日はよろしくお願いします!
新宿店7階「デジモノガタリ商店」の店主をさせていただいています、長野です。よろしくお願いします!

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こちらの商店では主にどういったものを取り揃えているのですか?
主にスマートフォンで活用できるデジモノ(デジタルガジェット)をご用意しております!スマホケースやイヤホンを始め、流行りものだとドローンや自撮り棒などもたくさんありますよ。

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―色んな最新グッズがたくさんあってワクワクしますね!長野店主はもともとデジモノがお好きだったのですか?
そうですね、昔から新しいデジモノには早く飛びつくタイプでした。もちろんお財布とも相談はするのですが(笑)。例えばスマートフォンが登場するはるか前の1990年代後半に「PDA(Personal Data Assistant=携帯情報端末)」というデジモノが世に出てきたのですが、私もすぐ購入しましたよ。東急ハンズに入社したのが平成元年だったのですが、スケジュールやアドレス管理、あとはメモをとる時に活用していました。

―当時の最先端デバイスを使って仕事をしていたのですね!
appleから「Newton」というPDAが出たのですが、それが高くて大きくて...。そこに他社から「Palm」という、より小さなモデルが出てきたので飛びつきました。すみません、話し出すと止まらなくなっちゃいますね(笑)。

―(笑)。しかし新しいものが欲しくなるのはよくわかります...!
あと、そういった注目の商品について、よく調べたり悩んで購入するのが好きなんですよね。なので「これいいな!」と思っても即座に購入しようとはならなくて...。そういう意味では店頭でお目当てのものを買おうかと悩んでいるお客様の気持ちはよくわかりますし、買わなくてもゆっくり商品を見ていられる雰囲気づくりを心がけています。

―こちらの商店にいるとあれもこれも欲しくなってしまうので、大いに悩めるのは嬉しいですね...!こちらの商店にはどういったお客様がよくお越しになるのですか?
多いのは先ほど言ったスマホケースやイヤホンをお探しにくる方でしょうか。あとは、特にこのフロアは海外からの観光客の方々もよくいらっしゃいますので、自然と英語力が鍛えられます(笑)。この前、外国の方がとあるイヤホンを手に取ってご覧になっていたのですが、それが〈ハウス・オブ・マーリー〉というブランドのものだったんですよ。

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商店にはイヤホンの他、スピーカーもご用意。
 

―ふむふむ。
そのブランドは、ボブ・マーリーというレゲエ音楽界のレジェンドのような方のファミリーがつくられたのですが、このエピソードを説明したところ、とても興味深く聞いてくださって、しかも購入までしていただいたんです。先ほど言ったように、その場でお買い上げいただくつもりはありませんでした。ただ、私の一言を決定打にしてくださったのは、私が面白いと思ったポイントに共感していただけたとわかるのでとても嬉しかったです。

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洋楽のオリジナルソングを趣味で作成

―先ほどボブ・マーリーのお話をされていましたが、音楽がお好きなのですか?
大好きです!iPhoneやMacで使える「GarageBand」という音楽制作アプリがあるのですが、それでよく曲をつくっています。このアプリはappleの純正で、しかも無料。誰でも気軽に音楽づくりからDJ体験までできるのでおすすめなんですよ。

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―聞くだけじゃなくてつくっているんですね!さすがハンズの店主...!
長野店主は一曲をつくるまでどのくらいの時間をかけているのですか?

スルスルっとできる時はできるし、全然進まない時もあるのでまちまちですね...。個人的には歌詞を考えるのが大変です。

―歌詞まで考えるんですか!?
ええ、ちなみに洋楽です。

―洋楽!?
(笑)。というのも、私は昔から、ニール・ヤングやREMなど海外のロックが好きで、学生時代はバンドも組んでいたんです。GarageBandのようなアプリでとても簡単に曲づくりができるので、本当に良い時代ですよね。

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長野店主がバンドで使っていた機器や、かつてハマっていたドラマのガイドブックなど、思い出の品々が店主ブースに飾られています。

―そんな長野店主が注目する音楽系デジモノはありますか?
そうですね、色々ありますが、今推してるのは〈フェンダー〉初のBluetoothスピーカー、NEWPORTという商品です。小型でバッテリーも内蔵されているので持ち運びやすく、それでいて〈フェンダー〉らしい完成度の高い音を出してくれるんです。アンプを思わせるデザインもクールですよね!

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フェンダー NEWPORT 24,800円+税 ※新宿店のみの取り扱いです。

―かっこいいです!
私はもう〈フェンダー〉というだけで欲しくなっちゃうんですけどね!

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「デジタル」が加わることでより一層充実した暮らしに

―曲づくり以外にも何か趣味はありますか?
登山ですね!楽しいですよ!

―登山歴はどのくらいですか?
まだあまり経っていなくて、10年くらいですかね。

―十分長いような気もしますが...。これまでどういった山に登られたのですか?
私は日本の山も好きなのですが海外の山に登ることもあって、例えばアメリカの西海岸にある、340kmにもわたるロングトレイルの聖地、ジョン・ミューア・トレイルの一部を歩いたり、ハワイにある標高4,169mのマウナ・ロア山を登ったりしました。

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ジョン・ミューア・トレイルに行った際の写真

―...すごい!登山の時もデジモノを活用されているのですか?
もちろん!良い機会なので登山ビギナーの方にぜひお伝えしたいことがあって、よく「電波が届かないからスマホは持って行かなくていいや」という方がいらっしゃるのですが、それは間違い。電波が届かないところでもGPSはつながっていることがあるので、もしもの時のためにスマホは必ず持っていくことを推奨します。また、商店内にはバッテリーも豊富に取り揃えているので、併せて用意するとなお安心です。

―なるほど!デジモノは安全面のサポートもしてくれるんですね。
純粋に登山をもっと楽しむためのツールとしては、360°カメラがアツいですよ。どのブランドのものも進化してきているのですが、特に〈エレコム〉のOMNI shotはすごいです。

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エレコム OMNI shot 39,800円+税 ※新宿店のみの取り扱いです。

―どういった点がすごいのですか?
とにかく画が綺麗ですね。動画だと4K、静止画だと7Kまで対応しているので、まるで目で見たものをそのまま映したような仕上がりなんですよ。76gと軽く、手のひらサイズなので登山時も荷物になりません。

―思い出がよりリアルに残るのでますます登山が楽しくなりそうですね!ちなみに、長野さんが思う登山の魅力は何でしょうか?
自然の前の平等感、とでも言いましょうか。年齢や性別が違っても、お金持ちであろうとそうでなかろうと、同じ距離を進んでいけば誰でも必ず目的地に辿りつけるのが登山の魅力だと思います。頑張って山頂に到着した時の達成感はやはり他の何ものにも替えがたいですね!

―ありがとうございます!では長野さん、最後に店主としての意気込みやこれからの目標を教えてください!
何か趣味を始めたいという方や、既にある趣味をもっとグレードアップさせたいという方のためになる商店にしたいと思っています。商店名は「デジタル(デジモノ)+モノガタリ」で「デジモノガタリ商店」なのですが、ここに込めた思いは、お客様一人ひとりの暮らしの中で生まれる「物語」に、デジタルというエッセンスを加えることで、より良い毎日を過ごせるようになって欲しいということ。私としては店内にある商品についてだけでなく、先ほどご紹介した「GarageBand」のような注目のアプリを使い方など、デジモノに関するさまざまな楽しみ方をたくさんご紹介できればと思っていますので、ぜひお気軽にお越しいただけると嬉しいです。

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おわりに

「情報収集のために使っているスマホは、何かをつくるためのツールとしても大活躍する」という長野店主。長野店主ならではの視点から見たデジモノの楽しみ方を聞いてみたいという方はぜひ、デジモノガタリ商店に足を運んでみてください。

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