人間よりも犬に近い存在!?新宿店7階「ペットもっと商店」の榊原店主に会いにいってみた

あなたはもう、東急ハンズ新宿店内に誕生した19の商店(ショップインショップ)にはいきましたか?ここでは、7階「ペットもっと商店」の榊原店主にインタビューを実施。ペットを好きになったきっかけや、オススメアイテムについてを語っていただきました!

祖父の家で飼っていた犬と一緒にぶっかけ飯を食べていた

―榊原さん、本日はよろしくお願いします!

新宿店7階「ペットもっと商店」の榊原です。よろしくお願いします。こちらでは商店名の通り、ペット用品を取り扱っています。

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―榊原さんご自身もペットを飼っているのですか?

はい。今は2匹の犬を飼っています。ともにもともとは保護犬でした。猫も好きですが、どちらかというと犬派ですね。

―犬が好きになったきっかけはなんですか?

本能です。

―本能?

はい、物心がついたときから犬が大好きで、小さい頃に祖父の家に家族で遊びにいったときも、祖父が飼っていた犬のそばにいました。犬小屋の中に入って、犬用のご飯を一緒に食べていても、その犬に怒られなかったくらいですから。家族は威嚇されたりしてたのに(笑)。

―自分のご飯が食べられちゃうんだから普通は怒りますよね。

そうなんですよ。なのに、私だけはなぜか食べさせてくれました。もはや私は人間よりも犬に近い存在なのかもしれません(笑)。

―羨ましいです。私はよく街で飼い主さんと散歩している犬に警戒されがちなので...。

もしかして相手の目を見ているんじゃないですか?

―...え?そういえばそうかも...。

目を見るというのは場合によってはケンカを売っているのと同じようなものですからね。だから信頼関係を築けていないような初対面の犬の目はあまり見ない方がいいですよ。なるべく目をそらせて「私は平和主義者だよ」って伝えてあげてください。

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商店内には榊原店主や他のスタッフが飼っているペットたちが写真付きで紹介されています。

何匹も飼ってようやくわかったこともある

―ペット用品のご担当になったのはいつからなんですか?

4年くらい前だったかと思います。入社したのが1979年なのでかれこれもう40年くらいハンズで働いていることになりますね。いやおそろしい(笑)。

―ご自身でペットを飼っていることが仕事に活きてくるシーンはありますか?

ええ、自分で飼っているからこそお伝えできることはよくあります。たとえば、お客様からのご相談でよく「壊れないおもちゃはありますか?」というものがあるのですが、結局のところはないんですよ。もしあったとしたら、犬の歯が折れてしまいますから。

―それはそうですよね。

ただ、考えてみればわかることと思われるかもしれませんが、犬を飼って間もない方はわからないものなんですよ。私自身もわからず、購入したおもちゃがすぐに壊れるとなんともいえない気持ちになっていましたから。

―なるほど。

今はおもちゃがすぐに壊れてしまったときは、「そんなに夢中になってくれてありがとう」って思いますよ。そういう気持ちになれたのも、何匹も飼っておもちゃは壊してなんぼだとわかったからです。あとはよく「柴犬にあった首輪はどれですか?」みたいに犬種でグッズをお探しにくる方もいらっしゃいますが、その子によって大きさや個性は全然違うので、お応えするのが難しいんですよね。そういうときは、なるべくその子のことを観察したうえで、サイズなどはきちんと測ってからお越しいただくようにお伝えしています。

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店主ブースには榊原店主の2番目に大切な私物が置かれています。「1番目に大切なものは丁寧に家で保管しています」とのこと。

ペット目線でのオススメグッズをご紹介したい

―榊原さんのオススメグッズを教えていただけますか?

このステーキなんかどうでしょう?

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ファインツー エゾシカやわらかステーキ 120g 700円+税

―あの、その持ち方はなんですか(笑)?

ごめんなさい、私は写真に撮られるのが正直苦手で...。なのでなるべく私の顔が映らないようなポージングをとらせていただいています(笑)。

―な、なるほど。しかしすごくおいしそうですね...!

おいしいのもそうなんですけど、無添加、無着色、無香料にこだわっているのもポイントです。

―身体にもやさしいんですね。

ただ、決してお安くはないので、誕生日みたいなとっておきの日にご褒美としてあげるのがいいかと思います。あと、これからの時期はこちらのおもちゃもオススメですよ。

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ベストエバー リッチミルク板チョコ 630円+税

―また自分は映らないようにしてる(笑)。チョコレートということは、バレンタインですか。

そうそう。こういうおもちゃの良し悪しというか、ペットにあうかどうかは実際に与えてみないとわからない部分もあるので、いっそもう、たとえば飼い主さんの「SNS映え」という観点で選ぶのでもいいと思っています。

―飼い主さんが自身のSNSにペットの写真を投稿するということですか。

ええ。飼い主さんが楽しそうに写真を投稿しているのを見てペットもまた楽しくなるということもありますし。

―ご紹介ありがとうございます。では榊原さん、最後に店主としての意気込みやこれからの目標を教えてください!

飼い主さんだけでなく、ペットの目線で考えたうえでオススメできるものをなるべくご紹介したいですね。あとは、人間とペットがともに暮らすとはどういうことなのかを考えるきっかけとなる場になればいいかなと思っています。

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