Good shoes take you good places.(良い靴は履き主を良い場所へ連れていってくれる)
皆様お久しぶりです。シューケアマイスター森田です。
冒頭はフランスのことわざです。
流石に、オシャレの国らしく、ウィットに富んだ言い回しですね。
念のため言っておくと、良い靴を履いた瞬間勝手に、帝国ホテルの最上階ロイヤルスイートルームや阪神巨人戦のバックネット裏席やバーレスク東京のVIP席に移動できる訳ではないので、
「良い靴履いて玄関で待っているけど、いつまで経っても同じ風景やないか!」と言われたら難儀なので陳弁させていただきますと、良い靴を履くと外に出たくなり、その分良い出会いや良い経験が待っているということだと思います。
良い靴といっても高級な靴ではなく、しっかりとお手入れされた靴であれば十分です。
基本的なお手入れに関しては過去のブログに書いていますので、それでは他にどうすれば良いのかと申しますと、それは靴ひもなんですね。
靴ひもによって革靴の印象はガラッと変わります。人間でいうとヘアスタイルのようなものでしょうか。
ロー引き丸ひも
ロー引き平ひも
ガス丸ひも
ガス平ひも
の四種類があります。
ロー引きは文字通りロウでコーティングされており、耐久性があり、光沢があるのでドレッシーな見た目の印象です。
ガスはガスの炎で炙った仕上げで、紐がほどけにくいという利点があります。
丸紐はカジュアル、平紐はフォーマルと言った印象です。
あくまでも好みですが、
内羽根&ストレートチップはロー引き平紐
外羽根&ウイングチップは丸紐(ロー引き、ガスどちらでも可)が相性が良いように思います。
ステッチが黄色のワークシューズは、
黒も良いが、
黄色×茶色のひもだとオシャレですね。
東急ハンズ梅田店は靴ひものお取り扱い地域ナンバーワンだと自負しております。
靴ひもを気分によって付け替えてみてはいかがでしょうか?
きっとあなたを良いところへ連れて行ってくれますよ。
最後に、自分の靴に見惚れて、下を向いて歩かないよう注意してください。恐いお兄さんとぶつかってしまうと、連れて行かれるのは良い場所ではなく、路地裏になりますからね。
引越し侍さんのサイトで靴の荷造り引越しに関する記事を監修しました!
「引越しで靴を上手に梱包する荷造りテクニック」