【新宿店】6F輝く足元商店  \一度は憧れるハイシャイン仕上げ!/

みなさん、こんにちは。
新宿店6階「輝く足元商店」店主の藤田康雄です。
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前回のヒントマガジンでは基本のお手入れ道具についてお話をしました。
(まだ読まれていない方はこちらから→https://hands.net/hintmagazine/shinjuku-6f-foot/
今回は予告通り「鏡面磨き」についてお話をしようと思います。
まず鏡面磨きとは?
通常のケアをした上で+αで行うもの。
基本は革靴のつま先、かかと部分など芯材が入っている部分に油性ワックスを使ってツヤを出すことです。
ワックスの塗膜を重ねることによって、多少の雨でもシミになりにくくなったり、ぶつけたときに革本体がえぐれてしまうのを防げたりとプロテクトの効果もあります。
ただし、油性ワックスは成分のひとつである溶剤が揮発するとロウ分(ロウソクのロウのイメージ)が最後に残るので、そのままにしておくと履き心地にも影響してきます。
なのでどんなにきれいな状態で履けていたとしても、2ヶ月に1度はすべて落として"すっぴん"にしてあげてください。
それでは実際に鏡面をやってみましょう。
使う道具は
・油性ワックス
・水
・クロス
の3点。
油性ワックスはメーカーやシリーズによって使い心地が異なるので自分に合ったワックスを探してみるのも面白いと思います。
今回使用するのはこちらのリンカーンワックス、そしてクロスはサフィールのポリッシングクロス。
アルコールランプのようなものに入っているのが今回使用する水。
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LINCOLNワックス ブラック 2,200円(税込)
サフィール コットンフランネルクロス 550円(税込)
【ベースづくり】
ワックスを指に取り、革の毛穴や凹凸を埋めるように力を入れてしっかりと塗ります。
何層か重ねて塗ったらポリッシュウォーター(※)を少し付け、指先に力を入れながらベースの艶を出していく。
ベースワックスは革によって重ねる層の数が変わるので、その靴ごとに様子を見ながらやってみてください。
ベースには柔らかいワックスか、ハイシャインプライマー(プライマーのみニュートラルでも可)を使いましょう。
ハイシャインプライマーは10月に発売された新商品。
短い時間でとてもきれいにベースがつくれます。
これから鏡面磨きを始めようと思っている方、なかなか思うように仕上がらない方には是非一度使ってみていただきたいです。
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ハイシャインプライマー ニュートラル・ブラック 各2,750円(税込)
【トップコート】
先につくったベースとは真逆に、ワックスは少量で「優しく・大きく・早く」重ねて塗っていきます。
滑りが悪くなったらポリッシュウォーター(※)を少量付け、好みの艶になるまで塗り重ねて仕上げます。
トップコートには固めのワックスで色付きのものを使いましょう。
【水研ぎ】
ポリッシュウォーター(※)をフェルトに付け、つま先は先端に対して垂直に、ヒールカップはヒールに対して直角に
磨き上げます。磨くスピードはトップコートの磨きよりも早く!
(※)ポリッシュウォーター
私が店頭でしようしているものは「水2:ウィスキー1」で混ぜてつくったもの。
最初の道具紹介で今回使用する水とお話したのも実はこれ。
通常のお手入れよりも感覚的なところが多いのでなかなか文章だと伝わりづらいかと思います。
詳しくは店頭で聞いていただければいつでもお答えします。
そうそう、鏡面磨きを落とすときには、このクリーナーがオススメ!
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M.モゥブレィ ワックスクリーナー 1,320円(税込)
重ね塗りしたワックスも軽い力でスルッと落とせるので靴に負担が掛かりません。
リキッドなのでワックスを落とした後に汚れ落としを使わなくていいのも便利!
こんなに光っているつま先も
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こんなにすっきり。
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ただし、通常の汚れ落としよりも強いので鏡面磨き以外への使用は避けましょう。
いかがだったでしょうか?
靴磨きは決して道具の価格で決まるものではなく、回数を重ねることで上達し、美しい仕上がりになります。
そしてなにより洋服がかっこよくても靴が汚ければ全身ダサくなります。
おしゃれは足元から!
次回は革靴のソールとコバについてお話しましょう。
6階 輝く足元商店 店主

新宿店6F 輝く足元商店

お客さまの顔と靴ははっきりと覚えているし、靴トークをしている時が本当に楽しいんだよね。たまに名前は忘れちゃうんだけど(笑)

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