みなさま、こんにちは。
新宿店6階『輝く足元商店』の藤田康雄です。
少し時間が空いてしまいましたが、前回は当店で取り扱っている靴クリームの特徴についてお話しました。
※まだ読まれていない方はこちらから↓
https://hands.net/hintmagazine/staff/care/6f-21.html
今回は前回紹介したクリームの中から以下の3種類を実際に使用してツヤ感などの違いについてお話していこうと思います。(クリームの色は全てブラックを使用)
右【M.モゥブレィ シュークリームジャー】 990円(税込)
中【コロンブス×東急ハンズコラボ シュークリーム】 990円(税込)
左【サフィール ビーズワックス ファインクリーム】 1,100円(税込)
①M.モゥブレィ シュークリームジャー
前回の記事でもお話しした通り、革表面への色の定着は弱いクリームですが、逆に革のキメ感がしっかり出てきて革らしいもっちりとした仕上がりに。
柔らかいテクスチャなので、ツヤ出しのブラシ掛けをするとスッと革に浸透していくようで、乾拭きでもあまり引っ掛かりを感じさせないのが特徴だと思います。
ツヤも控えめながら革の自然な風合いがでるので、シンプルに仕上げたい方や、鏡面磨きを施すのに光沢のメリハリを出したい方にオススメです。
②コロンブス×東急ハンズコラボ シュークリーム
こちらは前回紹介していない商品ですが、「コロンブス Boot Black SILVER LINE」と少し似た商品かなと思います。
仕上がりも顔料とロウで表面への着色力も高く、ツヤもしっかりでるのが特徴です。
ただし、顔料が定着するので革のキメ感は「M.モゥブレィ」に比べると少し荒くなる印象です。
小さい擦り傷の傷隠しなどもできるので、今までお手入れをしていなくて小傷が気になっている方には特にオススメです。
③サフィール ビーズワックス ファインクリーム
キメ感、ツヤ感共に3種類の中でちょうど中間ぐらいの仕上がり。
ツヤについては前回もお話しましたが、ビーズワックス(蜜ロウ)を配合しているので柔らかく上品な輝きがでます。
着色力に関しては、はっきりとした発色...とまではいきませんが、磨き終わった靴を見るとしっかり革に色が入っているようなきれいな黒色に仕上がりました。
鏡面磨きをしないで履きたい方にも、逆に鏡面磨きのワックスにツヤをグラデーションのように掛けたい方にも、幅広い方にオススメできる商品だと思います。
いかがでしたでしょうか?
靴クリームひとつ取っても成分の割合などで仕上がりがかなり変わるのがお分かりいただけたかと思います。
靴クリームの種類はまだまだ他にもございます。
店頭では仕上がりや発色のイメージなどお伝えいただければよりそのイメージに近いクリームのご案内もできますのでお気軽にご相談ください。
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『おしゃれは足元から』!
次回は革小物のケアについてお話します。
6階『輝く足元商店』店主
店主の過去のブログはこちらから↓
https://hands.net/hintmagazine/shinjuku-6f-foot/