皆さまこんにちは!新宿店 世界にひとつだけの商店 店主・姉 熊谷です。
レザークラフトコーナーで時おりお問い合わせ頂くのが、お手持ちの革製品に『名前を入れたい』というもの。
メーカーで刻印サービスをしていないものになんとか・・・
で、我が商店の刻印で上手くできないかな?と、いろいろな革に試し打ちしてみました。
1.今回試し打ちした革
右上から時計回りに
①ヌメ革(牛)②オイル革(牛)③ドラムダイ(牛)④プリント革(牛)
2.刻印に使った道具類
3.革を柔らかくして刻印が入りやすいようにするために、必ず水で軽く湿らせます。
4.それぞれ5回木槌で叩きました。とりあえずどれも刻印はできました。
5.結果
①ヌメ革:クッキリ入りますね→◎時間が経っても変わらず
②オイル革:水はやや弾きますが→○これも良く入ります。擦りすぎると色落ちします
③ドラムダイ:水を弾く→×入っていた刻印が・・・時間が経つと薄くなりました
④プリント革:水を弾く→×刻印はこすったらほぼ消えてしまいました
さて実際の製品に打つ目安としては、
①水が染み込むか
②染みにならないか
③打つ場所の下に硬い台が入れられるか
・・・といったところでしょうか。製品だと試し打ちが出来ないのがツライですが、この目安をクリア出来たら入れられる可能性有り。
(でも打ち損じると消せませんから覚悟して挑むべし!)
クリア出来ないときは別革に刻印して貼り付けましょう f(^_^;