みなさん、こんにちは!
新宿店6F"手の届くDIY"「部屋いじり商店」の藤田浩です。
いつもご覧いただきありがとうございます。

最近、家に居る時間が増えてませんか?
そうなると前々から気になっていたあれやこれやが気になりだしたり・・・
少しでも快適な家時間を過ごそうと、今回はひび割れが気になっていた脱衣所のタイルの貼り換えをしてみました。
まずはマイナスドライバーと金づち、マイナスドライバーは貫通型(先端から柄のお尻まで金属が貫通しているタイプ)を使います。
目地のところを上手く崩して交換するタイルを剥がしていきます。
多くの目地は白セメントですが、これがなかなか固く手強いのですが、力任せに叩くと他のタイルを傷つけてしまうので少しづつ慎重に進めましょう。
目地部分もできる限り綺麗に除去しましょう。

次にタイルをタイル用接着剤で貼っていきます。
住宅用で使っているタイルのほとんどは定格サイズなので東急ハンズ新宿店でも販売していますが、ホームセンターでも入手は可能です。
タイルに接着剤を塗っていきます。
接着剤用ヘラは付属されていることもありますが、別売りでも販売しています。
接着剤用ヘラはヘラ先端部分がギザギザになっていて接着剤を上手く塗伸ばすことができます。
今回は「コニシボンドタイル用120ml」を使いました。
粘度がそこそこ固いので壁面でも上手く使えます。

接着剤を塗ったらタイルをグッと押し付けます。
この接着剤はすぐに固まらないので、ゆっくり位置合わせができるのもいいところです。
目地部分のすき間を確認しながら位置合わせをしましょう。
壁面の場合は重力で下がってしまうことがあるので、その際は養生テープ等で押さえておきましょう。

20~30分程そのまま放置します。
接着剤は完全には乾いてませんが、強い力を加えなければ動かない程度になったので、次に進みましょう。
目地を施工していきます。
ここで使うのは「ソフト99タイル目地剤 65gチューブ入り」を使いました。
これは粉タイプではないので水で溶く必要がなくチューブのまま使えます。
しかも仕上がりは白セメントと変わらない見た目になるのがとてもいいです。
しかし、常時水のかかる箇所、浴槽や浴室床などには使用できないので注意が必要です!
目地の奥まで押し入れる感覚で施工していきます。
その後ビニール手袋を着用して指等で目地の形を整えていきましょう。

少々乾かしたら次はいよいよ仕上げです。
少し固めに絞ったタオルで余分な目地剤を拭き取っていきます。

数回くりかえして拭いていくとタイルに付着した目地剤が取れてピカピカになっていきます。
全箇所拭き取ったらこれで完成!
割れていたタイルも新しくなり気分もあがりました。

今回は6枚のタイルを貼り換えてみました。
ちょっとタイルの色が微妙に違いますが、まあ、割れていた箇所が綺麗になったのでよしとしちゃいました。
今回使用した商品

左:ソフト99 タイル目地剤 65g 715円(税込)
右:コニシボンド タイル用 120ml 792円(税込)
「部屋いじり商店」藤田浩はこれからも"手の届くDIY"、"ものづくりから補修まで" さまざまなご提案をしていきます。
店頭でもご質問、ご相談等お待ちしておりますので、お気軽にお声がげください。
