こんにちは!
九州みやげもん商店『はかた・び』店主の黒岩です。
急に寒くなって、おふとんから抜け出せなくなりそうです。。。
今回は、福岡県の伝統工芸である\\博多人形//を作っている博多人形師さんについて、お話ししたいと思います!
今年の1月に店主は展示会に初めて参加しました。
本当はバイヤーと一緒に行くはずが、バイヤーが急遽お休みとなってしまい、一人で行くことに。。。会議室で行う展示会は行ったことがなく、不安でした。。。
その不安をかき消してくれたのは、小副川太郎さんという博多人形師さんでした。
受付を通り過ぎ、お取引先様のいる会議室に来てしまった私。
あれ?あれ?となっているところを優しく声をかけて下さり、受付まで連れて行って下さりました。
無事受付も済み、展示会スタートです。
お取引したことのある方が何人かいらっしゃいましたので、すぐに不安も吹き飛びました。
いつもどおりのおしゃべり黒岩に変身。
最初に、お取引したことのある田中勇気さんの元へ。
以前お会いした時の印象。「穏やか」。
お変わりなく、穏やかでした~。
作品はどれもユーモアがあり、にわかのUSBやモビールとどれもかわいい!お相撲さんのダイカットポストカードもリアルで、ほぼお人形でした。
田中勇気博多人形工房
http://hakataningyo.boo.jp/
※絵付け体験も行っておりますので、ぜひホームページをご覧ください。
\\\一番のインパクト!///
それは梶原正二さんの「地獄の一服」です!!
これは、素通り出来ない!二度見!
お話を聞くと、これは自分をイメージしているとおっしゃっており、そのあとに「でも、たばこもお酒も飲まないんだけどね!」と一言。可愛い一面もお持ちな方だなと思いました。
他の妖怪たちもどれも個性があり、特に「ぬらりひょん」に私のこころは持っていかれました。
幼き頃に見ていたアニメに、ぬらりひょんが出ており、私にとってはずっと忘れられないワードです。笑
梶原博多人形工房
https://www.hakata-kajiwara.com/
そして、お優しい小副川太郎さん。
何種類か置いてあったのですが、どれもタッチが違い、すべて同じ方が作ったの?という感じでした。
雅楽は、小さく繊細な絵、カタチに見とれました。なにか物語が出てきそうな印象。
福かぶり猫は、紙袋をかぶったお顔の平たい猫!なんとかわいい。
そして、スーツを着た侍。なんと言ったらいいか、、発想がすごい!誰も思いつかない。
そして、私のお話ししたい方が商談されていたので、待っているとき、私のお話し相手になって下さりました。
お話される中で「博多祇園山笠の飾り山の人形を作るんですが、まだ山笠がどうなるか決まっていなくて、早く作り出さないと大変なんです」とおっしゃっていたのが忘れられません。この時、なんか山笠が以前より身近に感じたのを覚えています。
この展示会で、博多人形師さんたちとお話をして、いろんなことを知ることができ、いろんなお客様にこの博多人形と想いを届けられたらと思っていたところ、
2月に東急ハンズ博多店10周年イベントに博多人形祭りを開催することに!
この時は、梶原さんと田中さんにご協力いただきました。
この時のお客様の反応がとてもよく、関心を持っていただけたと感じました。
あるお客様が何度も観音様を観に来られ、梶原さんの工房にもお邪魔したいとおっしゃっておりました。
機会があればまたしたい!!!と思っていたところ、
10月に\\九州伝統の人形//イベントをすることになりました!
今回は小副川さんも声を掛けさせていただきました。前回はひな祭りが近かったので、ひな人形がありましたが、今回は来年の干支『寅』もいち早く入荷してきております。
梶原さんの『寅』は、今にも動き出しそうです。博多人形師さんによって、全然違う色が出ます。
すごく深い世界です。みなさん、良い方々ばかり!どっぷりとその魅力にはまってしまそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう!
〖博多人形は、400年の歴史を持ち、かつては「博多に行くときは一人でも、帰りは人形と二人連れ」と歌われたように、福岡に主要なお土産品としても有名です。博多人形の材料は、土粘土。その風合いを生かした優しい質感が特徴です。〗
東急ハンズ博多店Twitter
https://twitter.com/Hakata_Hands
九州みやげもん商店『はかた・び』店主ブログ
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