【博多店】こころなごむ\\のごみ人形//

こんにちは!
1階九州みやげもん商店『はかた・び』店主の黒岩です。
あと4日後にはクリスマスです!クリスマスが終わったら、あっという間にお正月がやってきます。
干支置物の準備はお済みですか??
今年は、\\寅年//です!!
寅鈴正面2.jpg

今回は佐賀の『のごみ人形』をご紹介いたします。
見るだけで心を和ませてくれるお人形です。

3年ほど前に工房にお邪魔させて頂きました。
その日は登山をする予定でしたが、雨予報が出ており、佐賀ぶらり旅をすることに!
祐徳稲荷神社に行ったことがなかったので、その周辺を散策することになりました。
この時、むつごろうも初めて食べたのですが、見た目のインパクトがすごかったですね~笑

当日は祐徳稲荷神社を出て、『のごみ人形工房』が近くにあることを思い出し、どのような感じで作られているのか見てみたいと思い、急遽伺うことにしました。
一緒にいたメンバーも巻き込みました!笑
工房のある場所は、私の田舎と雰囲気が似ていました。近くを車が一歩間違えればはまりそうな小川が流れ、たんぼがあり、のどかです。

突然の訪問でしたが、工房の皆様は快く迎えてくれました。
ねずみ鈴がきれいに並んでいたその光景が、ずっと頭に残っています。
ねずみ鈴.jpgねずみ鈴②.jpg

この時は、注文のねずみ鈴をたくさん作っておられました。
入口の近くには、年代物の置物たちが置かれていたのを覚えています。


『のごみ人形』の土は、素朴な音色を出すため、磁土と粘土を混ぜ合わせています。
取っ手の部分が竹の皮といぐさになっているのが特徴です。

絵付けの担当さんは、単純な線、模様ほど気を付けているそうです。
たとえば、ひげの線は単調な1本線ではなく、根元から先端に向けて細くなるように意識し描いているそうです。
① 型とり.jpg②絵付け.jpg③ 竹の皮、イグサ付け.jpg日本らしさ、佐賀らしさのような懐かしい風土が溶け込んでいます。

今回、『九州のお正月』イベントで、十二支ぜんぶをお取り扱いさせて頂く事にしました。
のごみ人形の十二支は、先代鈴田照次さんの十二支鈴と、二代目鈴田滋人さんの新十二支鈴があります。それぞれが特徴的で、どちらも違った魅力があります。

染色家だった鈴田照次さんは、明治時代から大正時代の近代化の波に押され途絶えてしまった、佐賀県に古くから伝わる染織品鍋島更紗(なべしまさらさ)の技法の解明と復元に携わってきました。
鈴田照次さんはご自身も徴兵を経験しており、飢えや悲しみが渦巻く戦後の日本人の心に「うるおいと楽しさをもたらしたい」と作り始めたのがのごみ人形です。現在は染色家で人間国宝の二代目鈴田滋人さんが人形工房も受け継いでいます。そして、孫の鈴田清人さんへ。家族や職人さんたちとともに製作にあたっています。
十二支.jpg※左が先代鈴田照次さんのモデル。右が鈴田滋人さんのモデルです。

『はかた・び』コーナーでは、定番の商品として、どうぶつ鈴を中心にお取り扱いさせて頂いております。
定番品.jpgどうぶつ鈴 1,265円(税込)
ちゃんちゃんこ猿鈴 1,320円(税込)
稲荷牛 2,750円(税込)

和みます~✨
みみずくのくりくりした目や、狸の頭に乗った葉っぱ。

このどうぶつ鈴は地方に因んだどうぶつたちです。
カラスも真っ黒のカラスではなく、佐賀の県鳥である❝勝ちからす❞です。
佐賀平野を中心とした狭い範囲に生息しています。黒いカラスと比べると一回り小ぶりで、胸とお腹が白いのが特徴です。
私の田舎も佐賀に近いため、カラスといえば❝勝ちからす❞でした。

こうやって、お人形を見ていると昔の思い出を思い出したり、とても癒されます。
みなさまもそんなお人形と出会えるといいですね♪

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!
それでは、またお会いしましょう。

〖のごみ人形工房は、九州の有明海に面した環境で昭和20年に生まれました。終戦後の混乱と飢えの中、ともにするとすさみがちな世相に、潤いと楽しさを求めて創られた郷土玩具です。戦後数年を経て、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社の境内で魔除けや開運の人形として売り出し、その後、三度年賀切手に採用して頂くなど郷土玩具として広く受け入れられるようになりました。〗

のごみ人形工房
https://www.nogominingyo.com/

東急ハンズ博多店Twitter
https://twitter.com/Hakata_Hands

九州みやげもん商店『はかた・び』店主ブログ
https://hands.net/hintmagazine/hakata-1f-staff/

博多店1F 九州みやげもん商店

地元福岡や九州の面白いモノやコトを、何世代も続く「伝統的なもん」から次世代の活躍が目覚ましい「いまどきのもん」まで、その魅力を余すことなく発信します。

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