どんな風につくられているか気になって寝不足になってしまう前に今回は枕をつくっている工場を取材させていただきました!
みなさんこんにちは!
梅田店12F「ぐっすりスヤスヤ商店」店主の内田(うちだ)です。
地元大阪の富田林市に工場がある「こだわり枕本舗」村中商工株式会社さんに、枕の生産工程の取材をさせていただきました。
今回、工場の生産ラインや商品について案内していただいた西谷さんです。

皆さん、これなんだと思います!?

これ一つで重さ約200キロの綿が入っているんですよ。
工場の職人さんはこの塊を上手に転がしながら場所を移動させていると聞いて二度びっくりしました。

何層にも重なった綿の層が入ってるので重たいんですね。

実際よく見る綿のイメージはこれですよね。

職人さんはつくる枕の量に合わせて経験値で綿の量も入れられるとのことです。流石ですね!
入れられた綿は少しずつ解しながら機械の中に入っていきます。

その綿を再度鋭い爪がついた機械に入れて最終的な解面作業を行います。
この作業は原料となる綿の風合いをより高める重要な部分となります。
今回は機械のカバーを工場長の吉川さんに開けた状態を見せていただきました。



この機械に取り付ける枕やクッションなどのの側生地の大きさに合わせて、高さや綿の量を調整して入れていきます。

綿を中材にした枕で1日で最大1,200個も生産することが可能とのことで。凄い数量でビックリです!



パイプ素材に緑茶成分や炭成分を練り込んだパイプもありましたよ。

工場の奥には潜水プールのような巨大なそばがらのタンクがあり、通常運転時には約420Kg(そばがらの袋約35袋分!)が入っているとのことです。
この量でそばがら枕が約260個もできるんですよ。
そばがら枕は、1階の巨大タンクからパイプで吸い上げたそばがらを、黄色の機械でひとつひとつ充填していきます。
そばがら枕を愛用している店主としては、この量があれば敷布団やマットもつくれるなあと思ってしまいました。重そうですが...
今回、枕の生産工程を取材させていただいて、毎日使っている「枕」はひとつひとつ職人さんが丁寧につくられている事がわかりました。
大昔に卒業旅行で枕投げをしたことを今になって深く反省しました。
そして、店頭で試していただくお客様にも職人の方々の思いや商品のこだわりを、すこしでも伝えたいと思いました。
梅田店ぐっすりスヤスヤ商店では「こだわり枕本舗」村中商工株式会社さんの枕を多数取り扱っています。
その枕の一部ご紹介いたします。

・サイズ:幅50×奥行30x高さ10cm
・中材 :燻製そばがら
・側生地:綿100% ドビーストライプ柄
・価格 :税込4,180円
・特徴 :商品名にもなっているように横向き寝の際に最適な高さが得られるようにつくられた枕です。
寝返りする際は「横向き」の体勢が多く見受けられ、肩幅を補う高さがあるので横向寝でも頸椎や肩への負担が軽減されます。夜間痛や眠りの浅い方におすすめです。

・サイズ:幅50×奥行35㎝
・中材 :燻製そばがら
・側生地:麻100%
・価格 :税込3,500円
・特徴 :近江上布で有名な「近江の麻」を使用した、爽やかな涼感たっぷりなそばがら枕です。
麻は他の繊維に比べ保温性が低く放射性に優れているので頭部に熱がこもりにくく、快適な睡眠のサポートをします。ハンズ全店でも人気の枕です!

・サイズ:幅63×奥行43㎝
・中材 :ポリエステル100% 、ポリエチレンパイプ
・側生地:ポリエステル60% 再生繊維 (テンセル™) 40%
・価格 :税込6,380円
・特徴 :サスティナブルな製法で作られた凸凹のある テンセル(TM)ファイバー混のニットを側生地に使用した枕です。
こだわりの中材には、ゆったりとした低反発の中わたの面と高反発でしっかりしたかためのパイプ面があります。
その日の体調や気分によってお好みの面の感触でお使いいただけます。
いかがだったでしょうか。
上記3点以外にも村中商工株式会社さんのこだわりの枕を多数取り扱っておりますので、是非店頭で気になる枕を試していただけたらと思います。
今回紹介した商品は梅田店12階の寝具コーナーで取り扱っております。
皆さまのご来店をお待ちしております。