こんにちは。新宿店4F「一杯の珈琲商店」店主の向井です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
ここ数日は少し涼しいですが、今年は暑い日々が続いていますね。
今お店では、この暑さを乗り切るためのグッズが大人気。
私の所属する4Fキッチン用品の売場でも、流しそうめんグッズや、保冷バッグ、冷たい飲み物用のタンブラーが人気です。
そんな中・・・。
この流れに逆行するかのような(?)売場を作ってしまいました。
その名も、「夏こそホットコーヒーを味わおう!」
実際に私は夏でも、ホットコーヒーを愛飲しています。
アイスコーヒーも美味しいのですが、やはりホットの方が、個人的には美味しいと感じます。
もちろんのどの渇きを癒してくれるアイスコーヒーも素晴らしい。
しかし、香りの強さや、酸味から苦味までの味の幅広さ、
熱々から冷めるまでの味の変化が楽しめる、などホットならではの味わいがあります。
アクティブに活動する夏こそ、ホットコーヒーで憩いのひと時を味わおう、と思うのです。
さて、アイスとホット、選ぶときはどちらかにするのが普通ですが、当店で人気の自家焙煎店・フィロコフィアの梶社長から伺ったスタイルをご紹介します。台湾の喫茶店で発見したスタイルだそうです。
お好みのホットコーヒーを、やや多めに淹れます。
基本はホットコーヒーとして楽しみますが、別に用意した小さめの耐熱グラスに氷を入れ、そちらに一口分、ホットコーヒーを注ぎ入れます。
出来ればその一口分を事前に冷やしておくと、なお良いでしょう。
こうする事で一杯のコーヒーをホットとアイス、両方で楽しめます。
一杯のコーヒーの温度を変わることで、全く違った表情を発見する事が出来ます。
アイスコーヒーというと、どうしても苦味・コクといった要素の豆になりがちなのですが(一般的に酸味が際立つのを抑えるため)、この方法ならあまりアイス用の豆に拘らずにチャレンジ出来ると思います。
コツとしては、なるべく良質な豆を使用すること。
そうすることで雑味のないすっきりした味わいが楽しめます。
豆の種類によっては酸味がくっきり出ることもありますが、良質な豆であれば果物のジュースの様な爽やかな酸味を味わえることでしょう。
※実際酸味系の豆をアイスコーヒーにして店主仲間にふるまいましたが、「すっきりしてるね」と大変好評でした。
ぜひ、一口アイスコーヒーで、一つの豆で、2倍楽しんでみてくださいね。