こんにちは。新宿店4F「一杯の珈琲商店」店主の向井です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
「一杯の珈琲商店」の人気コーヒー豆『ホライズンラボ』。
弱冠16歳の岩野響さんが営む自家焙煎店として人気です。
当店でも発売以来大変好評いただき、新宿店のみでの扱いにもかかわらず、ハンズ全店のコーヒー豆売上第一位になる週もありました。
7月にもこの店主フェイスブック・ブログにて紹介させて頂きました。
ホライズンラボについて、詳しくはこちらをご覧ください。
8月7日、群馬県桐生市にあるホライズンラボの焙煎所を、わたくし向井が訪問、岩野響さんとコーヒー談義をさせて頂きました!
実は、岩野さんと対面でお話させて頂くのは今回が初めて。
緊張しつつ訪問した私でしたが、ネルドリップで淹れてくださった甘くて美味しいコーヒーを頂きつつ、岩野さんの優しい語り口にすっかり癒されました。
お陰様で2時間じっくりと、お話することが出来ました。
今回から、3回にわたりその模様をお伝えしていきます。
東京から列車で約2時間。JR桐生駅から歩いて10分程度の街を見渡す山の中腹に、ホライズンラボの焙煎所はあります。
ホライズンラボの心臓部ともいえる空間は、4畳ほどの焙煎所でしたが、綺麗に整備された焙煎機と小さなカウンター、あとは椅子のみという小さな茶室を思わせる佇まいです。
今まで私が見た中で、一番スッキリした焙煎所でした。
訪問するとすぐ「まずはコーヒーでも・・・」とコーヒーを淹れて頂きました。
岩野さんが真剣にコーヒーを淹れて下さるひと時は、茶道のお点前を思わせる凛とした時間でした。
真剣にコーヒーを淹れる岩野さん、そして見守る私。
そこに豊かな気持ちに浸る自分がいました。
そして出来上がったコーヒーを前に岩野さんが一言。
「コーヒーが濃かったら、お湯で薄められますので・・・」
岩野さんの客人を想う優しさに触れ、温かい気持ちに包まれました。
それから2時間ほど、コーヒーにまつわるさまざまな質問をさせて頂きましたが、話それぞれに、全て自分の言葉でお答えいただきました。
岩野さんがお客様に届けたいもの。
それは、「美味しいコーヒー」がもたらす豊かな気持ちでした。
「コーヒー飲むひと時、豊かな時間と気持ちをお客様に届けたい」と繰り返しお話されていました。
その実践が、先程の「まずはコーヒーでも・・・」のひと時に表れていると思います。
このほかにも貴重なお話をたくさん伺えましたので、次回もこの続きを紹介させて頂きます。どうぞお楽しみに。
※お知らせ※
ホライズンラボの焙煎所は、お店としての営業は行っておりませんのでご注意ください。