こんにちは! 梅田店 11Fツクル・ナオスのお悩み解決商店・店主の岡田です。
実は防災士の資格を持つ店主です。
防災士になりたての頃にこんなブログも発表したことがあります。
【梅田店】11Fツクル・ナオスのお悩み解決商店「防災士になりました!」② 地域防災支援課の方にお話をうかがいました!
勉強になったし、お話を聞けてなかなか楽しかったです。
9月1日は防災の日なんです。1923年のこの日に発生した関東大震災にちなみ、1960年に制定されました。
毎年この日には各地で防災訓練やご家庭、企業向けの防災についての啓蒙活動等が行われています。
災害対策は色々ありますが、長期間保存できる食品の備蓄も大切です。
最近の保存食はすごく進歩していてメニューも多彩でどんどん美味しくなっているんです。
保存食の備蓄で大切なのは、賞味期限が来る前に消費して新しい食品と入れ替えていく「ローリングストック」です。
ローリングストックとは、備える→食べる→買い足す を繰り返して、常に一定量の防災食品を家庭に備蓄しておく事です。
最近防災ネタをやっていなかったのですが、9月1日が防災の日である事もあり、今回は防災用保存食を食材として 利用した料理をご紹介しようと思います。
「保存食、どうせ食べるならひと工夫して美味しく食べちゃおう」という提案を行い「IZAMESHI」(イザメシ)シリーズで 豊富なメニューとパッケージデザインにもこだわった保存食を発売している、杉田エース株式会社様のレシピを実際につくってみました。
今回つくったのは
①「IZAMESHI Deli 大豆たっぷりカレーリゾット」でつくるカレードリア
②「IZAMESHI Deli 梅と生姜のサバ味噌煮」でつくるサバサンド
③「IZAMESHI メープルデニッシュ」でつくるパンプディング
④手抜きパエリア (店主オリジナル)
の4品です。 ④以外の詳しいレシピはこちらの「IZAMESHIレシピ」のリンクからご確認ください。
ではつくっていきます。
①「IZAMESHI Deli 大豆たっぷりカレーリゾット」でつくるカレードリア
レシピには「ジャガイモ中3個を皮をむいて硬めにゆでて耐熱皿に入れます」
と書いてありますが、硬めじゃなくても大丈夫です。今回は出来上がりが硬かったです。 メークインだったからでしょうか。ジャガイモの種類にもよると思います。
中身はこんな感じです。大豆がたっぷり入っています。
まんべんなくかけていきます。レシピは二人分です。 ジャガイモを増やしてチーズやトッピングも増やして卵を追加したりすれば、4人分くらいまでは増量できそうな気がします。 レシピではクミンシードも置くとなっていますが、無いので割愛しました。
レシピには無いですが、いろどりでピーマンとプチトマトを追加しました。 ブロッコリーとかベーコンとかがあっても良さそうです。
オーブンレンジで焼きます。最近のはオートで焼いてくれるので楽です。
「グラタン」メニューで焼きました。15分ほどで焼きあがりました。美味しそうです。
チーズが上に乗っているためか、カレーの香りはあまりしませんでした。
カレーは辛くなく、お子様でも大丈夫だと思います。
ジャガイモが少し硬くて、メークインの場合はしっかり下茹でをした方がいいです。
ジャガイモの代わりにご飯でライスグラタンにしてもおいしそうです。
②「IZAMESHI Deli 梅と生姜のサバ味噌煮」でつくるサバサンド
中身をあけるとこんな感じです。 サバが形を保っています。
サバの皮もしっかり残っていて、きれいに盛り付ければ上品な和食のおかずになりますね。
丸いのが2つ見えますが、けっこう厚く切られた生姜です。生姜の味が結構効いています 。
味噌と生姜はお年寄りにも好まれる味ではないでしょうか。
レシピ通りにナスをオリーブオイルで焼きました。
どんな形に切るか迷いましたが、薄く広い形に切りました。
ふにゃふにゃになるまでしっかり焼きましょう。
焼きあがったらそのまま冷ましておきます。
レシピではバゲットに切れ目を入れてはさむとなっているのですが、無いので5枚切り食パン2枚を半分にスライスして使いました。
パンにマーガリンを塗ってサバをほぐして乗せます。元々入っていた生姜は細かく切って乗せます。
レシピではさらに生の生姜を追加して、となっていますが元々の生姜がかなり効いているのでそれは割愛しました。
後で4等分に切るので、こんな配置になっています。
ナスとレタスを乗せて残りのパンをかぶせて4つに切って完成です。
食パン2枚でちょうどくらいです。ナスでボリュームが出るので2人分は充分ありました。
生姜が効いていて、さっぱりとしておいしかったです。
「梅と生姜のサバ味噌煮」なのですが、梅の風味はあまり無かった様に思います。
おそらくサバだけだとちょっとパサつく感じになると思います。ナスのしっとり感が良いです。
③「IZAMESHI メープルデニッシュ」でつくるパンプディング
お菓子をつくるのはおそらく初めてです。大学イモくらいしかつくったことがありません。
お菓子づくりって、レシピをきっちり守らないと失敗するイメージがあります。
缶を開けると中に2個パンが入っています。
断面はこんな感じ、いかにもデニッシュな感じですね。メープルシロップのいい香りがします。
レシピでは「IZAMESHI メープルデニッシュを縦4等分にし、更に5等分にカットする」 となっています。こんな感じで細切れにしていいのかな。
牛乳、卵、砂糖、ハチミツを混ぜます。ハチミツが無かったので砂糖を多めに入れてみりんを少し足しました。
レシピをきっちり守らないと失敗する、と言いながらレシピを守っていませんね。
液とパンを混ぜて30分ほど置きます。 その間にオーブンレンジを予熱220℃にしておきます。
小ぶりな容器に入れてレンジの中へ入れます。鍋つかみでは容器をうまく持てないので素手で持って入れましたが、 予熱220℃の中に手を入れるのは怖かったです。
もし手がトレーとか壁に当たったら、熱くて器をひっくり返すわ、やけどするわで大変だったと思います。 たぶん安全な入れ方があるのでしょうが分かりません。
レシピでは「15分焼いてその後アルミホイルをかぶせて10分焼く」とありましたが、 220℃の中でそんなことをする自信が無かったので、合計25分焼きました。
アルミホイル無しでもいい感じに焼きあがったのではないかと思います。
冷ました後、冷蔵庫で冷やしてからいただきました。
プディングと言うだけあってプリンの味がしました!卵と牛乳と砂糖だから当たり前と言えば当たり前なのですが。
ハチミツは入れなかったですが、元々メープルデニッシュなのでメープルシロップの香りがして美味しかったです。
④手抜きパエリア
これはIZAMESHIレシピではありません。
「パエリアって生の米からつくるから、アルファ米をそのまま入れてもつくれるはず」 と思って試しにつくってみました。
シーフードミックスとトマト缶は保存食じゃなくて普通のやつです。
フライパンに「小松菜ご飯」を入れます。乾燥しているのでサラサラです。
パエリアに小松菜はどうかなと思ったのですが、IZAMESHIの「ごはん」が家になかったので。
本来はこの袋の中に直接お湯か水を入れて、ご飯に戻して食べるものです。
トマト缶を入れます。水分がないとアルファ米が戻らないので水も足しました。
シーフードミックスを乗せます。もっと多い方が良かったです。
フタをして中火で15分ほどで完成です。味付けを何もしていなかったので味が薄かったです。
ケチャップかコンソメでも追加すればよかったかな。
赤や黄色のピーマンがあれば、よりパエリアぽくなりそうです。
下準備は何もしていないので楽ちんでした。 フライパンのまま晩ごはんの食卓に出してまあまあの評価でした。
ひと手間加えて、あさりの酒蒸しをつくって汁ごと一緒に入れれば、美味しく豪華になりそうです。
今回の料理は以上です。 災害用保存食の備蓄は大切ですが、日常のお料理の時に思い出して「〇〇〇の素」みたいな感じで使えば、使い勝手が良くて長期保存がきく食材として楽しく消費できます。
使った分は追加して備蓄しましょう、ローリングストックです。
今まで無かったような新しいジャンルの保存食も発売されていますので「災害に備える」だけでなく、便利な食材として保存食を楽しく選んでいただけると思います。
ありがとうございました。
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