みなさまこんにちは
ペンとインクの森店主 武野です。
いよいよ秋本番、寒くなってきましたね。
店頭ではダイアリーやカレンダー、官製年賀状の販売も始まり、年末を感じますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私的にはそろそろ玉ねぎを植えなきゃなあと思う今日この頃です。あとブルーベリーとバラの植え替えもしてあげたい。。。
だんだん寒くなってきて外での作業が辛くなってきましたが、この時期にしなければいけない作業なので頑張ります。
筆圧をかけずに書けるのも特徴ですので、さらさらとゆったりと書いていただきたいです。
万年筆で書くと普段の字よりもキレイに書けるような気がします。
試し書きの際は一番よく書く文字ということで、ご自分の名前を書いていただくのがいいのですが、一文字二文字でもいいのでその中で一番きれいに書ける万年筆を選ぶのもひとつの手だと思います。
ペン先に小さくFやMなど頭文字が表記されています。
用途にもよりますが、初めての方ですと細字や中字が使いやすいかと思います。
手帳など小さなスペースに字を書く方や字が小さい方は細字を選ばれるといいと思います。インクの濃淡を楽しみたい、気持ちよく大きな字を書きたい方には太めがお勧めです。

万年筆のインクには手軽に使えるカートリッジインクと瓶に入ったインク(ボトルインク)があります。
カートリッジインクは手軽にインクを入れ替えることができますし、持ち運びにも便利です。デメリットとしては、たくさん同じ色を使う方ですと、ボトルインクを使用する方がコストパフォーマンスはよくなります。
また色数も限られますのでいろんな色を使いたい方は、ボトルインクの方がバリエーション豊富となります。
補充方法としましては、一部の万年筆(ツイスビーなどの吸入器が内蔵しているタイプ)を除いて、ほどんどの万年筆がカートリッジとコンバーターの両方使用できる両用式となりますので、お手持ちの万年筆にあったコンバーターをお求めいただき、ぜひチャレンジしてみていただきたいです。


カートリッジインクの使い方
本体に対応したメーカーのカートリッジインクをご用意ください。
ペン先を上にしてカートリッジインクをまっすぐ差し込みます。
しばらくするとインクがペン芯を通って吸い上げられ、書けるようになります。出にくい場合は軽くカートリッジを押してみてください。



気に入ったデザインや価格で選んでもいいと思います。
万年筆の価格はペン先の素材によってかなり変わってきます。
ペン先に使われるのは金やステンレスですが、やはり金の方が高額となり、さらに金の含有量が増えれば価格も高くなります。

ペン先の太さは極細、細字、中字があり、もちろんカートリッジとコンバーターのどちらも使用できます。
税込1,100円でこの書き心地ということで、万年筆に慣れた方でも愛用者の多い万年筆です。
透明軸にいろんな色のインクを入れて楽しむこともできますので色ごとに揃えるのもいいですね。
万年筆にインクを入れたままにして、カピカピに乾燥してしまって書けなくなったなんてこともよくあります。
出来ればそうならないように毎日使っていただくことが一番のメンテナンスなのですが、そうなってしまった場合は一度洗ってみることをおすすめします。インクの色を変えたい時やしばらく万年筆を使用しない時も水洗いをして保管してください。

コンバーターを装着したままペン先を水を入れたコップに入れ、インクを吸入するようにインクが出なくなるまで水の出し入れを繰り返します。

現在、梅田店では初めての万年筆をテーマにパイロットカクノなどをご紹介しております。
試し書きもしていただけますので、ぜひ一度お立ち寄りくださいませ。
