みなさん こんにちは。梅田店 10F ステーショナリー担当の大神です。
9月に入り朝晩の涼しい風も感じられる様になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
秋もコレからどんどん深まって山の木々が染まっていくのが楽しみな季節です。
そして9月23日は、『万年筆の日』です。
「万年筆の日」の由来
今から206年前の1809年9月23日に、英国人のフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが、金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許を取得したことが、その由来です。当時はペンの軸にバルブをつけ、それを開閉することでペン先にインクを送る仕組みだったといわれています。これが万年筆の起源とされ、9月23日は万年筆の日となりました。
同じく1809年に英国人のジョセフ・ブラマーも、ペンの中にインクを入れ、軸を押すことでペン先からインクを出す仕組みを考案します。このときに"泉のよう"にインクが出るということから英語で万年筆の事を「泉のペン:fountain pen」と名づけられたそうです。
それまでインク壺にペン先を浸して書いていた当時の人々にとって、初期の万年筆はペンの内部にインクを内蔵する仕組みが画期的な発明だったようですが、インク漏れなど解決しなければならない問題もまだ多くありました。
現代ではデジタルが主流でパソコンやスマートフォンを活用する人が多いですが、最近では逆にこんな時代だからこそアナログな手書きの手帳や文章をしたためることが見直されてきていて万年筆やインクも初心者用、ベーシックな手紙やサイン用からカリグラフィーやイラスト用の万年筆やカラフルなインクなどもたくさん注目され発売もされています。その中でも万年筆の父とも呼ばれるブランド、ウォーターマンをご紹介します。
WATERMAN ウォーターマン
万年筆誕生後、インク漏れの問題を解決したのが、米国人のウォーターマンです。
1883年、ニューヨークで保険の外交員だったルイス・エドソン・ウォーターマンは、契約書を交わす際に書類をインクで汚してしまったためにライバル会社に契約を取られてしまうという悔しい経験をもとに1884年、"毛細管現象"(内側の液体が管の中を上昇または下降する物理現象)を利用して、ペン先にインクを送る世界初のインクシステム型万年筆を開発します。この仕組みは今日の万年筆にも用いられており、このように万年筆の基礎を築いたことから「近代万年筆の父」と呼ばれるようになりました。
以後、クリップ付キャップやインクの取り替えが便利なカートリッジ式の開発などを手掛けてきた万年筆のパイオニアとも呼べるブランドで、後に拠点をフランスのパリへ移し、優れたデザインの筆記具を展開しています。
今回ご紹介するウォーターマンシリーズの万年筆とボールペンは、エレガントな中にリゾート気分をトッピングした遊び心や旅気分に思いを馳せながら使っていただける雰囲気を持っています。2020年に発売25周年を迎えるメトロポリタンに、フランスのサマーリゾートで人気の高いリヴィエラからインスピレーションを得た「メトロポリタン リヴィエラ コレクション」が登場。ボディとキャップのカラーコンビネーションが個性を放つ仕上がりに。
少しは万年筆に興味を持たれましたでしょうか?
店頭ではお試し書きもしていただけますのでお気軽にスタッフへお声掛けくださいませ。
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最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。