シンプルで使いやすい「hands+ダイアリー」!こだわりから開発の裏話までご紹介します!

2007年から販売している東急ハンズオリジナルの〈hands+(ハンズプラス)ダイアリー〉。"ド定番"にこだわった、機能重視のビジネスダイアリーです。そんな〈hands+ダイアリー〉のこだわり・おすすめポイントを、PB開発部の池田がご紹介。さらに、〈hands+ダイアリー〉の製造をお願いしている手帳メーカーの担当さんに、苦労したことや裏話について聞きました!

※2020年8月公開の記事に新商品情報を追加し、再編集しております。

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東急ハンズ PB開発担当 池田。
リモート取材で、いろんな会社の手帳製造を行う手帳づくりのスペシャリストにお話を聞きました。
※大人の事情でメーカーさんの社名と名前、お顔の公開は控えさせていただきます

ハンズオリジナルペーパーの魅力について

\ 池田のおすすめポイント「目にやさしい紙の色」/

ikeda_A.jpg「ハンズオリジナルペーパー」の魅力にせまる前に、まずはカバーの話をさせてください。2021年3月始まりの〈hands+ダイアリー〉は、差し色になる「レッド」、最近のトレンドでもあり女性に人気の「ベージュ」、暗めの色が落ち着く方におすすめの「ネイビー」、こちらの3色でつくりました。最近はリモート勤務も増えたので、ビジネス向きの暗めの色より、明るめの色を増やしています。

こちらはソフトタイプ。

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こちらはハードタイプです。同じ色でも印象が変わります。

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ikeda_A.jpgそれでは本題「ハンズオリジナルペーパー」についての話を。〈hands+ダイアリー〉のために開発した「ハンズオリジナルペーパー」は、少し黄色味を加えたあたたかな印象があります。白色のトーンを落とし、やさしい色味にすることで、目がチカチカしにくく、より文字が読みやすくなります。毎日日記をつける、会議でメモをよくとるなど、手帳と向き合う時間が長い人に特におすすめです。私は、仕事でパソコンばかり見ているので〈hands+ダイアリー〉を開けた時に、このやさしい紙色を見るとホッとするんです。高級感を感じられるところも気に入っています。

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\池田のおすすめポイント「ペン馴染みのよい紙質と軽さ」/

ikeda_B.jpgハンズオリジナルペーパーの魅力はまだあります!それは、ザラザラ感がある紙質。ザラザラしているということは、少しラフにすいた紙であるということ。すいてある紙だと、裏抜けしてしまうのでは?と心配になるかもしれませんが、ご安心を!ハンズオリジナルペーパーは、何度も研究を重ね、筆圧の強い方でも、裏抜けしにくい適度なラフ感のある表面に仕上げることに成功したんです!まだまだ改善の余地はありますが、書き心地と裏抜けしにくいという2つの魅力を兼ね備えた自信作です!

\ 手帳メーカーさんに聞く、ハンズオリジナルペーパーの裏話 /

maker_A.jpgオリジナルペーパーをつくる上で、大変だったのは文字の裏抜けを防ぐこと。まず、紙をつくる工程を説明すると、ミキサーの中に紙の原料を入れて、ぐるぐると混ぜ、泥状にします。そのどろどろの原料を薄く広げ、乾かして紙をつくるのですが、このままだと紙がボコボコしているので、ローラーでプレスして滑らかにしていくんです。このプレスの回数を少なくすると粗さが残りザラザラとした紙に、何度もプレスすると繊維がギュッと詰まり新聞チラシのようなツルツルとした紙に仕上がるんです。

maker_B.jpgこの紙づくりの法則から考えると、書き心地のよさにこだわれば、すいた紙は裏抜けしやすくなり、逆に裏抜けを防ごうとすると、ツルツルしすぎて文字が書きにくくなってしまいます。つまり、書き心地のよさとインクの裏抜けを防ぐのを、どちらもクリアするのは、かなり難しいということ...。オーダーをいただいた〈hands+ダイアリー〉1代目から、何度もトライ・アンド・エラーを繰り返しました。材料の見直しや組み合わせ、薬品の選別など調整を繰り返し、ようやく強い筆圧で書き込んでも裏抜けしにくい紙に仕上げることができました。
ただ、裏抜けに関してはゴールがないと思っています。まだまだ改善・進化できると考えていますので、よりベストな状態に仕上げられるように、これからも研究を頑張りたいです!

\ 池田のおすすめポイント「環境にやさしいFSC®認証紙」/

ikeda_B.jpgハンズオリジナルペーパーには「FSC®認証紙」がついています。こちらは「違法な手順で伐採した木を使っていない」という認証マーク。このマークが付いている商品を選んでいただくことで、持続可能な森林保全に繋がります。
これは、東急ハンズとして力を入れている「SDGs」の取り組みにも関わること。魅力的な商品をお客様にお届けするのはもちろん、未来のことを考えた商品づくりも徹底したいと思います。

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\ 手帳メーカーさんに聞く、FSC®認証紙の裏話 /

maker_C.jpgFSCの認証を維持するのは、実はとっても大変なんです。維持するためには、常に環境・社会・経済のバランスが重視される10の原則と70の基準をすべてクリアしなくてはなりません。クリアするということは、その分制限も増えるので、使える材料の選択肢も狭くなります。だから、取り組みに参加するメーカーさんも正直少ないんです...。東急ハンズさんは制限がある中で、クオリティの高いモノづくりを続けられていて、〈hands+ダイアリー〉の製造を担当している者として、とても誇りに思います!

ページレイアウトにも魅力がたくさん!

\ 池田のおすすめポイント「シンプルで機能的なレイアウト」/

ikeda_A.jpgバーチカルタイプは7時から24時の時間軸で、1日の予定がきっちり管理できます。会議や商談、外回りなど、細かな時間管理が必要なビジネス向けの手帳なのですが、どなたにも使いやすいように、時間軸の下に少し余白を設けているんです。必要な時間を付け足したり、メモを書くスペースとして使うのがおすすめです!

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hands+ダイアリー A5 バーチカル(ソフト、ハード)各2,420円(税込)

\ 手帳メーカーさんに聞く、レイアウトの裏話 /

maker_B.jpg実は、初代〈hands+ダイアリー〉の発売当初、「シンプルすぎて面白みにかけるのでは...。」という声が製造現場であったんです。当時は、ダイアリーのピーク期で、個性豊かなダイアリーが多くありました。だから、周りと差がつく面白い手帳をつくるのもよいのではと思う人が多かったんです。

maker_C.jpgしかし、東急ハンズさんは、ビジネスシーンで使いやすい機能重視のド定番ダイアリーを貫き続けました。使いやすさにこだわり、シンプルでわかりやすいデザインが、リピーターに繋がっているのだなと。

maker_D.jpgそれを改めて実感したのが、2019年のこと。年末にハンズの店舗を回ってダイアリーコーナーのメンテナンスを行うのですが、お客様が一直線に〈hands+ダイアリー〉を手に取ってレジに向かわれる光景を何度も目にしました。その中でも特に多かったのがリフィルだったんです。レイアウト自体がお客様に愛されていて、東急ハンズさんの信念がしっかりお客様に届いているのだなと感じました。

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hands+ダイアリー リフィル
上から:
A5 バーチカル 1,650円(税込)
A5 ガントチャート 990円(税込)
B6 レフト 1,320円(税込)
B6 マンスリー 880円(税込)
※A5 マンスリー 1,100円(税込)もございます。

持ちやすい、開きやすいハードカバー!

\ 池田のおすすめポイント「ハードなのに程よく柔らかなカバー」/

ikeda_A.jpg〈hands+ダイアリー〉の〈バーチカル〉と〈レフト〉には、「ソフトカバー」と「ハードカバー」の2種類があります。ここでは、個人的に気に入って使っているハードカバーをご紹介。ハードカバーといえば、固くて常にまっすぐな状態のものが一般的ですが、〈hands+ダイアリー〉のハードカバーは、程よい柔らかさがあるので、ページをめくる時にややしなるんです。

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左:ソフト 右:ハード
※こちらは2020年度版のカラーです

maker_A.jpgハードカバーの「かっちり感がある」「立ったままでも書きやすい」などの魅力は残しつつ、「重さ」や「ページのめくりにくさ」といったデメリットをクリアすることができました。ちなみに、ハードカバーも表紙の表面以外の芯材や、他パーツにも木材を原料とする材料を使っていて、FSCの基準を満たしています。
よりカジュアルに、軽い手帳を持ちたい方は、ソフトカバーがおすすめです!

\ 手帳メーカーさんに聞く、カバーの裏話 /

maker_A.jpg手帳の伝統的なスタイルといえばハードカバー。世界ではじめて手帳が誕生したとされる英国では、今でもハードカバーがスタンダードです。〈hands+ダイアリー〉になる前のオリジナルダイアリーでも、表紙が固いハードカバーを採用していた頃もありましたが、ユーザーから「よりめくりやすくしてほしい」「持ち歩きやすい方がよい」というお声をいただいたことをきっかけに、「ハードカバーだけど、程よい柔らかさを出したい」というお題をいただいたんです。

maker_D.jpg柔らかいハードカバーをつくっているメーカーは他に少なかったので、最初は「ハードカバーなのに、柔らかく!?」と少し混乱しました...。ですが、実際につくってみると、ハードカバーのかっちり感を邪魔することなく、程よい柔らかさを実現でき、より使いやすい手帳へと変わりました。今では、人気のシリーズになっています。東急ハンズさんの固定概念を覆す提案とチャレンジングな姿勢にはいつも驚かされています。

〈hands+ダイアリー〉初のガントチャートが登場!

\ 池田のおすすめポイント「2冊セットで用途に合わせて使いわけ」/

ikeda_A.jpg複数のタスクや並行して行わなければいけない仕事など、全体をチャート式に記入し管理ができるガントチャートマンスリーに、別冊のブロックマンスリーがセットされたこちらをご紹介いたします!

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hands+ダイアリー A5 ガントチャート(ソフト)各1,430円(税込)

ikeda_B.jpg月間ガントチャートと、別冊の月間スケジュールを一目で確認、管理ができるのが最大の魅力。これまでの手帳にはないイレギュラーな形状ではありますが、使ってみるとかなり便利!わざわざページをめくって確認する手間が省けるので、スケジュール管理がとてもラクになりますよ!

\ 手帳メーカーさんに聞く、ガントチャートの裏話 /

maker_B.jpg東急ハンズさんから「月間ページを見ながら、月間ガントチャートを見開きで確認できるような手帳をつくりたい」とオーダーをもらったときは、内心反対していました...。製造の立場として、コストもかかるし、何よりはじめて取り組む仕組みだったので、経験値がなくリスクがあると思ったんです。

maker_B.jpgそんな想いの中、開発はスタート。試行錯誤を繰り返し、ようやくカタチになった時、はじめてこの手帳の魅力に気がつきました。長く手帳をつくり続けていると、イレギュラーを嫌ってしまう傾向があります...。「経験が邪魔をする」とはこのことだなと反省しました...。

maker_D.jpgこれまで世の中になかった、新しい手帳のカタチを、無事つくることができて本当によかったです。これからも〈hands+ダイアリー〉がさらなる進化を遂げるように、製造担当として手帳づくりをお手伝いしていきたいです!

\ 最後に、池田から一言 /

ikeda_A.jpg〈hands+ダイアリー〉は、これまでに紹介した〈バーチカル〉〈ガントチャート〉のほかに、1週間の予定を把握しやすい〈レフト〉、月ごとの予定が見やすくシンプルな〈マンスリー〉もございます。お客様のお声と、製造メーカーさんの努力でカタチになったダイアリーです。シンプルで機能的な〈hands+ダイアリー〉をぜひ、お試しください!

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hands+ダイアリー B6 レフト(ソフト、ハード)各2,090円(税込)

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hands+ダイアリー マンスリー(ソフト)
A5 各1,760円(税込)、B6 1,210円(税込)

おわりに

今年の手帳を何にしようかとお悩みの皆さん。使いやすさにとことんこだわった〈hands+ダイアリー〉はいかがですか?ご自身にぴったりのタイプをみつけて、手帳ライフを快適に楽しんでくださいね!

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