【平成レトロ】シール大臣さん登場!かわいい&懐かしい平成のシールと令和のシール

かわいい&懐かしい平成のシールと令和のシール

ファッションや雑貨など、「平成」に流行したものが、再び注目を集めています。ここではその中でもシールをフィーチャー。シール大臣さんをお迎えし、懐かしすぎる平成シールを振り返るとともに、その魅力を深堀り!さらに、令和のトレンドやおすすめシールもご紹介します。

 

シール大臣さんに聞く。シールのここが面白い!

―平成シールについて一緒に振り返っていただくのは、1万点以上のシールをコレクションするシール大臣さん。本日はよろしくお願いします!

シール大臣さん:大人もハマるかわいいシールを紹介しているシールマニアのシール大臣です。今日は懐かしい平成シールのお話ができるということで、とてもワクワクしています。

シールマニア・シール大臣さん
シールマニア・シール大臣さん

―シール大臣さんは1万点以上もシールをお持ちとのことですが、シール集めにハマったきっかけは何だったんですか?

シール大臣さん:子供の頃からシールが好きで、特にシール交換が流行った小学生の頃は毎日のように友達と楽しんでいました。ただその頃は、お小遣いの範囲内で細々と買っていた程度です。

―シール交換...懐かしいですね。

シール大臣さん:中高生になると部活や受験など別のことに関心が高まり、シール熱は一旦冷めたのですが、社会人になってから久しぶりにシール売り場に立ち寄ってみると、「今のシールはこんなにかわいいの!?」と衝撃を受けたんです。それからシール愛が再熱し、最新のシールはもちろん、昔のシールもネットで探し集めるようになりました。

―1万点以上ものシールは、どのように活用されているのでしょうか。

シール大臣さん:私にとってシールを集めること自体が楽しいことであり、かわいいものが自分のそばにあるということだけでしあわせな気持ちになれるんです。

―では観賞用ということですか?

シール大臣さん:もちろん使用することもあります。私の場合、手紙に貼ることが多いです。シールを少し貼るだけで、こちらの温かな気持ちが伝わるような気がして。

―確かにシールを貼るというひと手間に温かさを感じます。シール大臣さんにとってシールの魅力とは?

シール大臣さん:私にとってシールは「小さなアート」です。あの小さな面積の中にギューッと表現が詰まっていると考えるだけで圧倒されてしまいます。

―今のシールは表現が本当に繊細ですごいですよね。

シール大臣さん:そうなんです。見ているだけでもうっとりしてしまいますが、使う楽しさがあるのも魅力のひとつ。絵を描くのが苦手でも好きなように組み合わせれば誰でもアレンジを楽しめる点が素晴らしいと思います。

 

平成シールが続々登場!あなたはいくつ覚えている?

―ここからは、「懐かしい〜!」の声が止まらない、平成シールを振り返ります。

シール大臣さん:私のコレクションの中から厳選し、選りすぐりのものを持ってきました!

懐かしすぎる

―懐かしいシールがこんなにたくさん!

シール大臣さん:平成に流行っていたシールは色彩がはっきりとしていてパワフルな印象がありますよね。見ているだけでとても元気をもらえます。それでは、早速シリーズごとにチェックしてみましょう!

【タイルシール】

人気だったのはやっぱりタイルシール

シール大臣さん:まずはタイルシールから。タイルのように四角く、表面はフラットな立体型シールです。自分で切り離して使うタイプと袋に入ったフレークタイプがあります。

―タイルシールは人気が高かったですよね。

シール大臣さん:デザインはレインボーカラーの星やハート、ハイビスカス柄などが多いのも特徴のひとつ。

平成らしいポップなカラーリング

―ポップでカラフルなデザインが平成らしい!

シール大臣さん:シートタイプのタイルシールはカットして使うのですが、このシートを崩したくない気持ちと早く使いたい気持ちとの葛藤に揺れる子供たちは多かったと思います(笑)。

―タイルシールあるあるですね(笑)。

【ぷっくり系シール】

インパクトのあるぷくぷくシール

シール大臣さん:続いては「ぷっくり系シール」。ぷっくりとした立体的なデザインが特徴です。

―かわいい!このぷくぷくとした触り心地や厚みが特別感と存在感をアップしていますね。当時とても人気が高かった記憶があります。

ぷくぷく感は女の子の憧れでした

シール大臣さん:ウォーター入りやストーンが付いたものは特別感があり、子供ごころをくすぐったのではないかと思います。

―ちなみに今でもぷっくり系シールは幼児や小学生に人気のシールのひとつ。時代が変わってもときめく感覚は変わらないものですね。

【青春ポエムシール】

平成といえば青春ポエム?

シール大臣さん:続いてご紹介するのは、青春のポエムシール。

―わ〜「一期一会」に「ラブ友」だ...。懐かしすぎます!

シール大臣さん:制服姿の中高生キャラクターとポエムが添えられたデザインシールで、「ず〜とあたしはあんたの味方ダヨ」「運命の糸で繋がっているんだ」など、少し照れくさくなるようなメッセージが書かれています。青春期ならではの友情や恋心を感じて胸に熱いものが込み上げてきます。

懐かしの青春ポエム

―最近のシールでは見かけない独特な世界観ですよね。よく友達へのお手紙に貼りつけていました。

シール大臣さん:メッセージが書かれているので、想いが伝わりやすいですよね。今で言うメッセージアプリのスタンプのようなものでしょうか。

―確かにそうかもしれません。はぁ、懐かしさで本当に胸が熱くなります。

【デコ文字シール】

デコ文字も平成ならでは!

シール大臣さん:続いては「デコ文字シール」。携帯のデコ文字の流行を受け、シールにもカラフルで賑やかなギャル文字の表現がよく見られました。

―今にもピコピコと動き出しそうな躍動感のあるデザインですね。ワードチョイスも当時の時代背景が感じられて面白いです。

シール大臣さん:「めちゃんこ」や「2娘1」などみんな使っていましたよね(笑)。

めちゃんこ、は平成らしいワード?

―使っていました(笑)。「メル友」というワードも時代を感じます。ギラギラとしたカラフルな世界観がギャルワールド全開でかわいいです。

いまや死語になってしまった「メル友」

【その他の懐かしいシール】

まだまだある平成の思い出シール

シール大臣さん:その他にも、転写シールやゆる〜いタッチのイラストシール、実在する商品パッケージデザインのパロディシールも人気でした。

―あ!このカエルのシール持っていました。モケモケとした素材感がかわいくて...。パロディシールも懐かしいな〜。

シール大臣さん:パロディシールは今のご時世だときっとNGですが、それもまた平成ならでは...という感じですね。だけど、コミュニケーションが広がる面白いシールです。

 

シール交換あるある!で懐かしトーク

―シール帳やシール交換といった文化もありました。シール大臣さんも経験があるんですよね。

シール大臣さん:ええ。今日は当時使っていたシール帳を持ってきました。

シール交換といえばやっぱりシール帳!

―まだ残っているなんてすごい!

シール大臣さん:シール交換といえば暗黙のルールがありましたよね。例えば、シール帳に貼られていてもお気に入りのため交換がNGの場合があったり。そのようなシールに対してしつこく交渉すると下手をすれば嫌われてしまうので、「これは◯◯ちゃんが好きなイルカだから交渉はやめておこう」など空気を読むことが大切でした。

シール交換には暗黙の了解がありましたね
シール大臣さんお気に入りシールが詰まったページ。

シール大臣さん:さらに、グレードの高い「キラキラシール」や「モコモコ素材シール」「人気キャラクターのシール」など、シール帳の中でも格上感のあるシールが存在し、それらの交換の際は緊張感が高まったものです。

―グレードの高いシールをゲットするには、それ相応のシールを差し出す必要がありますからね。

シール大臣さん:今思えばシール交換は空気を読んだり相手にプレゼンしたりとコミュニケーションの基本を身に着ける場になっていたのだと感じます。遊びでありながらそれだけじゃなかったのかもしれませんね。

 

令和のシールに注目!今はどんなシールが流行っている?

シール大臣さん:令和シールのキーワードは「韓国」「推し活」「エモい」。韓国ブームを受け、平成のような原色よりもニュアンスカラーのものが支持されているように感じます。

令和のシールはカラーもひかえめ

―確かに、落ち着いた色味が多いですね。また、手帳やライフログなどのデコレーション用を想定したシールが多いように思います。

シール大臣さん:また、「推し活」の影響で色別のシールも多く出ています。推し活の人気アイテムであるトレカデコで使いやすいデザインのシールも数多く発売されています。

―なるほど。では「エモい」とはどういうことでしょう。

シール大臣さん:「エモい」という言葉がぴったりな雰囲気のある写真のシールも人気です。最近は平成のトレンド「Y2K」が注目されているので、今後のエモさの定義は、その方面にスライドしていくのでは?と推測しています。

―先程ご紹介いただいた懐かしい平成シールがまた増えるかも...ということですか?

シール大臣さん:はい。平成のデザインを見て懐かしむ世代と新鮮に感じる若い世代の両方がいる今、需要があることから増えるのではないでしょうか。私は趣味で地道に昔のシールを集めていますが、新作として平成風のシールが出ればもっと気軽に多くの方が平成の懐かしさを楽しめると思います。
あとは個人的にも懐かしくて大好きなので期待を込めて...(笑)

 

最後にシール大臣さんがトキメイた!おすすめ令和シールを紹介

【そっくり!?シーリング風シール】

シーリング風シールは最近のトレンド!

クーリア シーリングディアシール 各330円(税込)

\シール大臣さんのトキメキ♡ポイント/
まるで本物のシーリングスタンプのような革新的な〈クーリア シーリングディアシール〉。実際にシーリングスタンプをつくるには時間と手間がかかりますが、こちらは台紙から剥がしてペタッと貼るだけ!時短で手軽にかわいくアレンジできるのが嬉しいです。アクセサリーのような色合いにもトキメキます。

【トレンドデコの主役はコレ!人物シール】

人物の全身シールも最近ならではの流行り?

マインドウェイブ アミ ステッカー 各352円(税込)

\シール大臣さんのトキメキ♡ポイント/
オシャレな女の子がデザインされたフレークシール。手帳デコレーションで主役級の存在感を発揮します。また、同じシリーズ内でもイラストのテイストに幅があるので、気分に合わせて色々なイラストを試せるのも◎!

【繊細な箔に釘付け♡美しい転写シール】

大人女子に大人気の転写シール

上:ミドリ 転写シール 各330円(税込)
下:ミドリ 箔転写シール  各462円(税込)

\シール大臣さんのトキメキ♡ポイント/
小学生時代に転写シールにドハマりした私からすると「今の技術はすごい...!」と感動したシールのひとつ。こんなに繊細な線や金箔も見た通りのままに美しく転写できるのか...と圧倒されました。幼い頃の私に見せてあげたいです(笑)。
〈ミドリ・転写シール〉はモチーフと箔の2種類があり、手帳やライフログのデコレーションにぴったり!絵を描くことが苦手でも手軽にかわいく、オシャレにデコレーションできます。

【最後にシール大臣さんからのメッセージ】

シール大臣さん:「買っても使いきれないんです」とご相談をいただくことがあります。シールは基本貼るものだから使いきれないことが「悪」のように感じてしまうのかもしれません...。ただ、私は持っているだけでしあわせを感じられるアイテムだと思っています。そう思えるだけでシールはシールとしての役割を果たしているなと。だから、もっと気軽にアート作品を楽しむように、シールを楽しんでいただきたいです。私も好きで集めている身。これからも皆さんと一緒に楽しめたらよいなと思います!

シールは使わないのも楽しみ方

 

おわりに

貼るだけではなく、眺めたり、コレクションするのも楽しいシールの世界。令和のシールもいつか懐かしい...と思う時代がくるのでしょうか。その時のために今から集めておくのもよいかもしれません。ハンズのお店でぜひチェックしてみてください。

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