萩陶苑 椿秀窯(しゅうとうえん ちんしゅうがま)

萩陶苑 椿秀窯(しゅうとうえん ちんしゅうがま)
1974年、山口県萩市に創業した萩陶苑 椿秀窯は“日常の食卓に萩焼を”をテーマに、だれもが「かわいい!」「使いたい!」と興味をもっていただけるような日常食器を製造、販売する萩焼の窯元です 。400年以上の歴史を誇る萩焼の伝統技術や、土の個性が生み出すやさしい色合いなどをしっかり継承しながらも、伝統にとらわれすぎることなく、現代のライフスタイルに寄り添うモノづくりを追求しています。

ふだん使いの伝統陶器

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{キッチン・テーブルウェア}

やわらかな触感、色合いにほっこり。温もりの萩焼を日常に

ふだん使いの伝統陶器
Feature.01
やわらかで味わい豊かな土味。粋人にずっと愛されてきた、萩焼

やわらかで味わい豊かな土味。粋人にずっと愛されてきた、萩焼

山口県萩市一帯で焼かれる萩焼の歴史は、韓国から渡来した陶工が毛利藩の御用窯として開窯し、高麗風の茶碗を製作したことに始まります(1604年)。以来、お茶の世界で「一楽、二萩、三唐津」(茶碗なら第一が楽焼、第二が萩焼、第三が唐津焼という意味)と謳われるほど、茶人に愛好された茶陶の窯場として発展してきました。

その作風はいたって素朴、絵付けはほとんどありません。表情は土の配合と釉薬の組み合わせ、へら目や刷毛目、炎の力などによって生み出されます。焼成で焼き締まりにくい土なので、手触り・口触りがとてもやわらか。熱伝導率が低く、お茶が冷めにくいという特長もあります。

そしてもうひとつ、萩焼を特長的なものにしているのが色艶の変化です。使い込むほど釉薬の細かいヒビ(貫入)からお茶やお酒が染み込み、胎土の微細な隙間に浸透して、なんともいえず味わい豊かな姿に変わっていくさまは、茶人たちから「茶馴れ」や「萩の七化け」と称され、珍重されてきました。使い方次第でひとつずつ異なる趣を身につける萩焼は、自分流にじっくり育てる楽しみがある器として、根強いファンの多い焼き物です。

Feature.02
椿秀窯が提案する新しい萩焼のかたち。彩り豊かな日常の器、Shikisaiシリーズ

椿秀窯が提案する新しい萩焼のかたち。彩り豊かな日常の器、Shikisaiシリーズ

創業から40年以上の歴史をもつ萩陶苑 椿秀窯は、萩焼をもっと身近に使ってほしいとの想いから、現代のニーズに調和したデザインや色合いの日常食器を製作している窯元です。土の配合・釉薬の組み合わせで、たくさんの色を生み出すことができる萩焼の特長を最大限に生かし、多彩な色合いの器を数多く提案し続けてきました。

日常食器として使ってもらうため、努力、実現していることのひとつがお求め安い価格です。これは椿秀窯が、手づくり部門と機械成形部門の両方を合わせ持つ数少ない萩焼窯元だから。機械や型で一定品質の器を量産することができ、コストダウンを図っているのです。その一方で、仕上げはひとつずつ手作業で行うこだわりを大切にしている椿秀窯。土の成分や窯の雰囲気の偶然も相まって、同じ商品でも焼き上がりの表情や色合いはどれも微妙に異なり、それぞれの味わいを生んでいて、萩焼のよさを存分に味わうことができます。

今回イッピンマーケットでご紹介するのは、萩陶苑 椿秀窯の最新作Shikisaiシリーズです。ピンク×ベージュ、ピンク×ブルー、ピンク×パープルという、やさしい色を掛け合わせた器です。部分的に重ね合わせた2色は、“掛け分け”という萩焼の伝統技法を用いたもの。人と人が出会い、移りゆく四季とともに変化していく様子をイメージしたというデザインには、豊かで彩りあふれる時を重ねてほしいという願いが込められています。

温かみのある色のハーモニーを前に、この皿にどんな料理を盛ろうかとワクワクする人も多いのではないでしょうか? 萩焼というと和食を連想されがちですが、シンプルなデザインだから和食以外にも洋食、スイーツ、フルーツにと、幅広く使えます。ランチョンマットやテーブルクロスなど、色のコーディネートで遊ぶ楽しさも生まれそうです。徐々に自分の色に育っていく器は、時を経てさらに愛着のあるものになっていくに違いありません。

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