有限会社 佐賀ダンボール商会

有限会社 佐賀ダンボール商会
1958年の創業以来、有田焼の包装資材を製造販売してきた佐賀ダンボール商会ですが、窯業界の停滞を前に3代目社長が一念発起。松下幸之助氏の経営哲学に学んだ通り、各分野の専門家の衆知を集めることで、不可能と言われた有田焼万華鏡の開発に成功し、世界的なヒットにつなげました。続いて完成させた有田焼万年筆が洞爺湖サミットの贈呈品に採用されことも大きな話題となり、その後も有田焼オルゴールや有田焼腕時計などを次々と開発。有田町の活性化に尽力するオンリーワン商品をプロデュースし続けています。

有田焼万華鏡

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{ホビー・クラフト}

世界が注目する有田焼万華鏡。キラキラ、夢の世界へようこそ!

有田焼万華鏡

世界初の磁器製万華鏡は、夢への真摯な挑戦から生まれた

Feature.01
世界初の磁器製万華鏡は、夢への真摯な挑戦から生まれた

一般に万華鏡の筒の素材には、高価なものでは木や真鍮、ガラスなどが、安価なものでは厚紙や空き缶、ペットボトルなどが用いられます。陶磁器がまったく使われてこなかったのは、「焼き物は焼成の過程で縮み、微妙に変形するため、精密な金具などと組み合わせるのは不可能」という考えが常識だったから。にもかかわらず、佐賀ダンボール商会の社長 石川さんは有田焼の万華鏡作りに挑戦し、見事に成功させたのです。

挑戦と聞くとまるで若者の話のようにも思えますが、石川さんが佐賀に帰郷し、義母の経営する包装資材会社に副社長として就任したのは、なんと50代も半ばのこと。向き合うのは不振にあえぐ窯業界で、しかも3年目には大病を患うというダブルの試練に見舞われます。しかし、その入院の際、気晴らしに持ち込んだ万華鏡が周りの患者さんや看護婦さんを癒すのを見て「有田焼万華鏡をつくろう」とひらめいたというのですから、まるでドラマのような話ですね。「包装資材の需要を伸ばすには有田焼産業を活性化しなくてはならない。そのために必要な“人に喜ばれる有田焼アイテム”とは何だろう? 」日ごろ模索していたアイデアが、図らずもこうして石川さんの頭の中にポーンと降りてきたのでした。

もちろん非常識への挑戦ですから、開発の苦労は半端じゃなかったようです。しかし全然くじけない石川さんいわく「有田焼万華鏡を完成できたのは、私が焼き物の素人だったこと、資金がなかったこと、有田町が不況だったこと、この3つが揃ったからでした。だからこそ傍からは無謀にも思える企画に真剣に取り組むことができ、様々な業種の一流の方々から知恵と協力を得ることもでき、不可能とされたいくつもの難題を乗り越えることができたのです」


Feature.02
著名な万華鏡作家や名窯など、12のトッププロによる協業プロジェクト

著名な万華鏡作家や名窯など、12のトッププロによる協業プロジェクト

「かつてヨーロッパの人々を感動させたように、世界を感動させる有田焼を再び生み出したい」、そんな石川さんの志に賛同してプロジェクトに加わったのは、世界でも高い評価を受ける万華鏡作家の山見浩司さんと中里保子さん、皇室御用達の窯元香蘭社、260年余りの歴史をもつ源右衛門窯、佐賀市重要無形文化財「肥前びーどろ」を製作する副島硝子工業、有田焼の陶土造りを支える田島商店など、12の会社や専門家たちでした。

その道の一流と言われる各分野の専門家が連携し、研究を重ねることで課題は次々クリアされ、最大の難関だった焼成時の収縮についても解決することができたのです。繊細な絵付が施された白磁の凛とした美しさ、中を覗けば光の小宇宙の華やかで幻想的な美しさ、ふたつが組み合わさった斬新な逸品は世界で高く評価され、以後、有田焼と一流ブランドとのコラボレーションが次々実現していく足がかりとなりました。

アートなオブジェとして、癒しのアイテムとして

Feature.03
アートなオブジェとして、癒しのアイテムとして

ライフスタイルの多様化で陶磁器の需要が停滞する中、万華鏡という新たな切り口は大きな一石を投じる結果となりました。国内外に「有田焼の魅力 再発見!」というインパクトを与えたのです。かつてヨーロッパで純金同様に取引された有田焼。当時の品格、様式美はそのままに、キラキラの光を操る魔法を備えた筒は、大人の休息時間をぐっと贅沢なものにしてくれます。ふだんはリビングの棚にアートなオブジェとして飾って楽しみ、ふと手に取って覗いてみる…という使い方はいかがでしょうか? 繊細な煌きは、何度見てもその都度新たな感動を与えてくれ、決して見飽きることはありません。

また、製品化のきっかけがそうであったように、万華鏡には人を癒すセラピー効果があり、医療現場にも取り入れられているそうです。確かにクリスマスイルミネーションや百万ドルの夜景、花火など、煌く光はどれも心をワクワクさせたり、元気をくれたり、幸せな気持ちにしてくれますよね。万華鏡はそうした光以上に、予想もしない変化や幻想的な輝きで私たちを楽しませ、癒してくれます。自分自身へのご褒美に、父の日や母の日の感謝の気持ちとして、お世話になっている方へのお祝い事に、海外の方への手土産に…ぜひお役立てください。


Feature.04
有田焼万華鏡には、3種類のスコープタイプがあります

万華鏡は、「光」と「鏡(ミラー)」と「見るもの(オブジェクト)」の3要素で映像を生み出します。鏡は主に筒の中に三角形にセットされ、3面とも鏡のものを3ミラーシステム、2面が鏡で残りの一面に別素材を使ったものを2ミラーシステムと呼びます。この鏡のセットの仕方でいろいろな種類の映像が生まれます。またオブジェクトの仕組み(スコープタイプ)も複数あり、有田焼万華鏡には3種類そろっています。

■チェンバースコープ
ビーズやガラスなどのオブジェクトを入れて密閉したチェンバー(ケース)を、筒の先端に取り付けた万華鏡。チェンバーの中にオイルを入れたもの、入れないものがあります。

■ワンドスコープ
ビーズやガラスなどのオブジェクトを入れて密閉したワンド(棒状の試験管やガラス管などの容器)を、筒の先端に取り付けた万華鏡。ワンドの中にオイルを入れたものが多数です。

■テレイドスコープ
オブジェクトを入れず、水晶球やガラス球など、透明レンズを筒の先端に取り付けた万華鏡。透明レンズを通して見ることで、覗いたものを万華鏡模様に映し出します。

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