R&W(レッドアンドホワイト/織田幸銅器)

R&W(レッドアンドホワイト/織田幸銅器)
1925年創業の織田幸銅器は、日本を代表する鋳物生産地である富山県高岡市で、銅像や仏具、花器などの銅製品を製造・販売する会社。その織田幸銅器が新たな試みとして2013年に立ち上げた銅製品専門ブランドが「R&W」です。高岡の伝統技法を活かしながら、持つ人をより自分らしく彩るための、ジュエリーのような銅製品を生み出すことがコンセプト。RED&WHITE=紅白という名が示すように、様々なお祝い事のプレゼントに最適なもの、小さくてもキラッと存在感を放ち、いつまでも変わらずささやかに輝き続けるものたちを提供しています。

暮らしを彩る銅製小物

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{食器、インテリア}

傍に置きたい。贈りたい。暮らしにキラッと彩りを与える銅の器

暮らしを彩る銅製小物
Feature.01
「暮らしに馴染む」のではなく、「主張する存在」であり続けたい

「暮らしに馴染む」のではなく、「主張する存在」であり続けたい

織田幸銅器は、富山県高岡市で様々な銅製品を製造・販売する会社。

「銅の素晴らしさを多くの人に知ってほしい」「そのために現代のライフスタイルに合ったデザインの銅製品を開発したい」そうした強い思いで新たなプロダクトデザイナーとのマッチングを探っていた織田幸銅器は、高岡市内にある富山県総合デザインセンターに活路を求めます。ここで数多くのデザイナーと交流するうち手を組んだのが、「富士山グラス」のヒットなどで注目を集める鈴木啓太さんでした。織田幸銅器の求めに応じ、さっそく鈴木さんが提案したのが、のちにモスコミュールカップとして製品化される純銅製カップのデザイン。

それが切っ掛けとなり、2013年4月にブランドが立ち上がりました。そのブランドは純銅の紅色と、内側に施した錫メッキの白銀色にちなみ、「RED&WHITE」と名づけられました。紅白が意味するのは、素材の色、と同時に「おめでたい紅白もの(贈り物)」の意味合いも合わせ持っています。ロゴやパッケージも著名なクリエイティブディレクター(水野学さん)が美しく仕上げ、お祝い事のプレゼントに最適な品が完成しました。ちなみにロゴの中にあるNo,29とは、銅の原子番号です。

その後も鈴木さんとのコラボによって、R&Wの銅製品が一点、また一点と増えていきました。『どれも、毎日の生活の中でジュエリーのように輝くもの。暮らしに馴染むことを目指すのではなく、時には主張する小さな存在であり続けたい。それは「着飾る」ためではなく、より自分らしく「彩る」ためのホームジュエリー。私たちが目指すデザインは、いつまでも変わらず、ささやかに輝き続けるもの』とR&Wが謳っているように、どの製品もシンプルなデザインの中に銅の魅力が輝いています。

■鈴木啓太さん
富士山グラスなどのヒット商品で知られるプロダクトデザイナー。「緻密に緻密をデザインする」をテーマに、スタートアップ企業やメーカーとのイノベーション開発、漆のお椀からスマートフォンまで、様々な新製品開発に携わっている。

■水野学さん
NTTドコモ「iD」のブランディングなどで知られるクリエイティブディレクター。ブランドづくりの根本から商品企画、パッケージ、インテリアデザイン、コンサルティングまで、トータルにディレクションを行っている。

人の歴史とともにあった銅の魅力を、技の結集で今に活かす

Feature.02
人の歴史とともにあった銅の魅力を、技の結集で今に活かす

約1万年前、人類が最初に使い始めた金属は、金であるとも銅であるとも言われています。銅は圧延や押し出しなどの塑性加工がしやすく、耐食性や導電性、熱伝導性、抗菌性などに優れており、工具や農具、調理器具、硬貨、水道の銅管、電線、ドアの取っ手など様々な用途に使用され、人類の歴史を支えてきました。機能性に加え、美しい色彩や光沢にも秀でていて、多くの銅像や建材などに活かされています。

R&Wはこうした様々な特長をもつ胴を、外部のデザイナーとだけでなく、他社の職人ともコラボして、スタイリッシュな実用品へと結晶させました。材料に用いる純銅はやわらかく粘りがあり、鋳物素材としては扱いにくいため、たとえばカップ類の製造は(自前の鋳造ではなく)プレス加工を選択。新潟県燕三条市の職人と連携し、ひとつずつオールハンドメイドでつくられています。またフラワーキーパーは校章やバッヂ、メダルなどを手がけている高岡市の工房職人と、フラワーベースは高岡市の金属加工所職人とのコラボです。

高岡に限らず、北陸は様々な伝統技術をもつ職人の宝庫。R&Wの製品は、そうした技の効果的なマッチングの賜物といえるでしょう。デビュー以来大きな注目を浴びるとともに、「COOL JAPAN AWARD 2015」において、COOL JAPANにふさわしい商品のひとつとして選出・表彰されています。


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