台屋(山谷製作所)

台屋(山谷製作所)
鰹節削り器を通じて伝統的な良さの中に新しさを取り入れ現代の生活に溶け込む製品をお届けします。ぜひ、上質で新しい感動をご体験ください。

鰹節削り器

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{調理器}

新潟三条のかんな職人が作る鰹節削り器。全て無垢材の削り出しです。

鰹節削り器
Feature.01
台屋の母体、山谷製作所

台屋の母体、山谷製作所

「台屋」はものづくりの町、新潟県の三条市にある有限会社山谷製作所の中で立ちあがりました。
山谷製作所は1946年に創業し2015年現在、69年の歴史を重ねました。
木工業ではありますがメインでつくっているものは、大工道具の鉋(かんな)の木の部分である鉋台(かんなだい)と少々変わっています。
現在は二代目と三代目が家業を守っています。
戦後間もなく、戻ってきた初代が三条の四日町にて鉋台の製造を始めます。古くから三条市は金物の町として有名で、特に生活道具の刃物つくりは江戸時代から盛んに行われていました。その為鉋台の製造も地場産業として根付いていました。
近代に入り産業が活性化し、特に戦後は三条の道具類が世界中に輸出されていく中、鉋刃を製造する会社もたくさん増え、それに合わせるように鉋台の製造会社も増えていきました。その中で山谷製作所はプロの職人のみならず学校教材としての鉋(※)やDIYブームでは誰にでも扱いやすい事を念頭に鉋製作を行い、従来からある鉋をその時代時代にあわせて商品化することにチャレンジして今日に至りました。

(※)40年ぐらい前までは小学校高学年、中学生になると、裁縫道具や、大工道具を学校教材として購入していました。
大工道具の中身は差金、玄能、のこぎり、のみと共に鉋が一台入っており刃の出し方や修正方法等を教わりました。

Feature.02
鉋台のこと

鉋台のこと

鉋刃を台に仕込む技術はなかなかに難しい技術です。
鉋刃は鍛造品(打ち刃物)ですので厚み等の寸法が一つ一つ均一ではありません。これは目で見える範疇での話ではなく顕微鏡で視るような微妙な世界の話です。
表面はうねっていて平滑ではありません。ですので刃を台の隙間に差し込む時に凸凹部分が台の表面に当たりしっくり入りません。これを一台一台修正していきます。簡単に入るように台を多く削ってしまうと(仕込みが甘い状態となり)刃が簡単に抜けてしまって使い物になりません。
かと言って木槌で思いっきり叩いて入れるようでは台が狂って割れてしまう事が考えられます。刃を差し込みながらどこが当たっているか探り、その部分を見つけ、のみでほんの少しの凹みをつける。微妙な仕事の繰り返しを行なって収まりの良い鉋台になります。素材や天候、組立の時期によってどう触るか。黙々とひたすら毎日作業を繰り返していく中で経験として蓄積されていく技なのです。
先代の師匠がいてそのまた師匠がいて古くから延々と引き継がれた技です。現在は二代目、三代目がこの技を引き継ぎ習得中ですが、終着は無いと考えています。

Feature.03
無垢材を削りだしたかつお節削り器 ~台屋の誕生~

無垢材を削りだしたかつお節削り器 ~台屋の誕生~

現代は匠の技を必要としない程に産業が発達して、この鉋台の技術も衰退が始まっています。
出来ればこの技術が残って欲しい。現代に受け継いだ今の職人の思いです。
後世に伝えるためにもう少し視野を広げて、製品つくりに生かしたいと考えました。考え始めて少し経った2013年12月「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産として登録されました。
山谷製作所も日本の伝統的な食文化を広めたいという思いから、以前より頭の片隅にあった「鰹節削り器」の実現に着手することにいたしました。

その鰹節削り器は無垢材を削り出して外装箱をつくるという発想でした。
山谷製作所が培ってきた鉋台製作(削る)技術を生かし、オリジナリティあふれるデザインで頑丈で、使いやすく、使っていて楽しくなる事を念頭に開発しました。
幾度もの試作、失敗を繰り返して開発された製品は他社にない製品に仕上がり、お客様に満足して使っていただける、価値あるものに仕上がったとの自負があります。

このような経緯から大工道具の山谷製作所とは別に「新たな分野の製品つくり」をする「台屋」を始動させることとなりました。
台屋の屋号は鉋を作成する際に刃と台を製作する職人を各々「かんなかじ」「だいや」と呼びあったところからその名称をそのまま屋号に使ったそうです。

Feature.04
末永くお使いいただくために

末永くお使いいただくために

台屋では自社Webサイト上に「職人のメンテナンス」というWebページを設けて、必要なメンテナンスを気軽にできるようにしております。
自動車でも家電製品でも、壊れてから修理するのは大変です。鉋も壊れる前のメンテナンスをお奨めいたします。
そうする事で、お子さまにも引き継いでいただけるような長く使っていただけるかつお節削り器を目指しましたと山谷制作所の三代目は言います。

また、当ページにはご自分で鉋刃を研ぐ際のコツも載っています。
ご興味の有る方は合わせてご覧ください。

台屋 自社Webサイト
http://www.dai-ya.com/

職人のメンテナンス
http://www.dai-ya.com/職人のメンテナンス/

鉋刃の砥ぎ方。意外と簡単に砥ぐ3つのコツ
http://www.dai-ya.com/2014/07/22/鉋刃の砥ぎ方-意外と簡単に砥ぐ3つのコツ/

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