HANDS DO イベントレポートVol.1「【新宿店】フルーツ柄のレザーでつくるアコーディオンポーチ」

2023年6月29日(木)にリニューアルオープンしたハンズ新宿店。
6Fの体験スペース「HANDS DO」では、「つくる」「まなぶ」「ためす」が体験できる様々なワークショップやイベントを開催しています。

今回は、6月29日(木)に開催された「フルーツ柄のレザーでつくるアコーディオンポーチ」の模様をお届けします!

まずは革選び

今回のワークショップでは、田村光商店様のご協力のもと、「メロン」模様と「ピーナッツ」模様を型押ししたユニークな革を使って「縫わずにつくれるアコーディオンポーチ」をつくります。
材料となる革は、本物のメロンやピーナッツの皮と同じように、ものによって模様の出方が異なります。
参加者のみなさんには、革を手に取ってお気に入りのものをじっくり選んでいただきます。

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作品の完成度を左右する「コバ磨き」

最初の工程は、レザークラフトの基本「コバ磨き」と「床面(とこめん)磨き」。「コバ」は革の断面、「床面」は革の裏面を指します。
磨き剤を塗ってから、コバは「プレススリッカー」という専用の道具で、床面はガラス板で磨いていきます。
道具の使い分けや角の部分の磨き方など、細かいコツを教わりながら、ていねいに作業します。
handsdo_report01_02.png「コバの仕上がり次第で完成度がアップしますよ!」という先生の言葉に、より一層真剣モードに!

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しっかり磨けているか、先生にチェックしてもらいます

作業の合間には、先生がレザークラフト用語の解説や、革製品のお手入れ方法をレクチャーしてくださる一幕も。プロから直接知識を伝授してもらえるのは、ワークショップならではの体験です。

みんなでトントン! ボタン付け

続いて、ポーチの開閉部に「バネホックボタン」を取り付けます。handsdo_report01_04.png

打ち具を使った慣れない作業に、位置がずれてしまったり、金具が外れてしまったりと苦戦する方もチラホラ......。でも大丈夫! 失敗した原因を先生に教わりながら、きれいにつくまで何度でもやり直しができます。
こういった大きな音の出る作業が気兼ねなく何度もできるというのも、ワークショップの魅力なのです。

いよいよ完成間近! 折りたたんでポーチの形に

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革に水をしみこませてからひだを寄せるようにして折りたたみ、カシメ金具を打ち付けて固定します。
組み立てると一気にポーチらしくなってきました!

最後にこだわりのワンポイント!

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最後に、メロン、ピーナッツそれぞれの形を模したパーツに穴をあけ、チャームとして取り付けます。
この頃になると、みなさん工具の扱い方のコツもしっかりつかんだ様子で、チャームの紐の長さや結び目の大きさなど、細部にこだわる余裕も。

ついに完成!

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こちらが参加者の方がつくった完成品。
丸っこいフォルムが愛らしい、実用性もばっちりのポーチに仕上がりました!
折りたたんで金具で留めるだけで、こんなにも完成度の高い作品がつくれるのがレザークラフトの魅力です。

参加者の方からは、
「初めてレザークラフトに挑戦したけれど、普段使いできるものが簡単につくれて嬉しかった」
「独学ではわからないコツがわかって勉強になった」
「ポシェットにアレンジしてみたい!」
といった嬉しいお声をいただきました。

今後も「HANDS DO」では、レザークラフト初級編から上級編まで幅広く企画して参りますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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