まだまだ寒暖差が激しく着るものに困りますが、いかがお過ごしでしょうか?梅田店10Fペンとインクの森店主 武野です。
咲いている花もそうですが、仕事帰りにお店を出た時に外が明るくて季節の移り変わりを感じました。
そもそもガラスペンとはガラスでできたペン先をインクに浸して書くつけペンなのですが、昨今のインクブームと相まって注目を集めています。
ガラスペンといえばこれ、という元祖ガラスペンです。私の初めてのガラスペンもこちらの竹軸ガラスペンでした。
軸がオールガラスのものもすごく素敵なのですが、現在店頭では竹軸のみの取り扱いとなっています。細字と中字の2種類で、1本 税込1,430円と手に取りやすい価格となっていますので、気になる方はチャレンジしやすいのではないでしょうか。
待ちに待ったガラスペンです。特におすすめしたいのは軸が中空のガラス管になっていて、液体が封入されているストームグラスのガラスペンです。
ストームグラスとは、もともとは19世紀にヨーロッパで天気予報に使われていた道具で、現在はインテリアとして置物などでよく見かけます。天気の変化によってガラスの中の液体が結晶化してその変化で天気を予測していたそうです。
ガラスペンのこんなに細いガラス管の中でもその変化が見られてとても不思議です。そんなストームグラスのガラスペンの中でもストームグラス+という天然石が軸に入っているものがあるのですが、それがまたステキです!
静かな部屋で書いてると、カラカラと石がその液体の中をゆっくり転がり、ガラスペンが紙に接するサラサラという筆記音もして、優雅な時間を過ごしていただけると思います。是非静かな時間、静かな場所で書いてみていただきたいです。
昨年末に発売されたセーラー万年筆の ゆらめくインク第二弾 をご紹介したいと思います。
第一弾は空をイメージした全9色でしたが、第二弾はゆらめくように変化していく『心』をイメージした5色です。
ゆらめくインクは時間の経過や書く紙によって色が変化するというインクなのです。第一弾は全体的にくすみカラーのような淡い色合いが多かったのですが、第二弾はよりはっきりした色で普段使いしやすい5色となっています。
色の変化が速くてうまく写真が撮れないのですが、書いてすぐに変化を感じることができました。
こちらの画像のように書いた直後は下側②のような濃紺だったのに、数十秒後には①のように紫っぽい色に変化しました。
この様に5色がさまざまな変化を見せてくれます。それだけでもかなり楽しいですね!
色んな紙でためしていただき、お気に入りを見つけていただきたいと思います。
こちらのゆらめくインクはサンプルもご用意しておりますので、ご自身の手帳など普段使われるものをお持ちいただき書いていただくこともできますので、お気軽にお申しつけくださいませ。