カビの基礎知識と怖さを学ぼう

カビを知ることで対策もしやすい!

カビの種類や生える場所などを知っておくと、対策もしやすく、安心です。ご自宅のカビの種類に合わせた対策を見つけましょう。

カビの種類や特長、対策方法を学ぼう

カビには様々なタイプの菌が存在します。カビが発生する条件や場所は、実は菌によって異なります。ご家庭内に発生したカビのタイプに合った対策を行いましょう。

カビの種類と特長について

カビ菌の種類は細かく分けると、約3万種類といわれいます。
新しいカビ菌も頻繁に発見されている状態です。

この中から、私たちの身近にあるカビ菌をご紹介いたします。

【黒カビ】
もっとも有名で、湿気が多い場所に生えるカビとしては代表的存在です。
名前の通り、見た目は黒く、繁殖力も強いカビとなります。
乾燥等にも強く、アレルギーの原因にもなるやっかいなカビ菌です。
浴室や壁、野菜や衣類などに多く発生してきます。

【青カビ】
青カビはチーズにもよく使われるカビ菌です。
ビロード状に広がり、みかんなどに発生するのが代表的です。
身近な発生場所は、みかん、お餅、パン、乳製品等に発生します。
種類によっては、家具や押し入れ、畳にも発生します。

【ススカビ】
果物やうどんなどによく見られる、灰黒色、綿毛状のカビ菌です。
プラスチックを腐らせるほど、強い力を持っています。
喘息を引き起こすこともあるので、注意が特に必要な種類になります。
主な発生場所は、ビニールクロス、シャワーカーテン、クーラー内部、
椅子やタンスの裏側、衣類などに発生します。

カビが発生しやすい条件と原因を学ぼう

カビが発生する条件を学ぶことで、カビ発生への対策が可能です。
カビは梅雨の時期から注意すれば平気だろうと思われがちですが、
実際には、春から注意することが必要で対策も春から行います。
人間が春の気温が過ごしやすいように、カビにとっても過ごしやすい環境になります。

【カビが発生する主な条件】
◆湿度(80%以上がカビにとって快適です。)
◆温度(20~30度くらいがカビにとって最適です。)
◆汚れ(カビにとって汚れやホコリが大好物です。)
◆酸素(空気に触れることで活性化します。)

上記に記載されている条件にならない環境を
作るだけでもかなりの効果を発揮します。

【カビの発生原因】
◆結露(11月~3月)
◆春の長雨(3月~5月)
◆梅雨(6月~7月)
◆エアコン結露(6月~10月)
◆台風・多湿(7月~10月)
◆ダニ繁殖(6月~10月)
◆秋の長雨(9月~10月)

カビが発生しやすい場所と対策を学ぼう(お風呂場・エアコン・キッチン編)

カビが頻繁に発生する場所や以外な発生場所を確認しましょう。
カビはそのまま放置すると知らず知らずに繁殖してしまいます。
繁殖が進む前に、対策をすることで手間も時間も少なくてすみます。

【カビが発生しやすい場所と対策】
◆お風呂場
  お風呂場は一年中湿気が多く、カビがもっとも発生しやすい場所です。
  お風呂を出る前に、壁や浴槽などに付いた泡や石鹸カスをよく洗い流しましょう。
  洗い流す場合も、初めはお湯できれいに落とし、その後、冷水で流しましょう。
  その後、壁や床に付いている水滴をしっかりとふき取りましょう。
  乾いている状態でアルコールで壁や床を消毒するのも効果的です。

◆エアコン
  エアコンの内部も湿気が多く、カビが発生しています。
  週に1回は、フィルターの掃除とアルコールでの消毒がオススメです。
  冷房を使用した後、送風モードでエアコン内部を乾燥させるのも対策です。

◆キッチン・シンク周り
  お風呂場と同じくらい水気を使うのがキッチンです。
  食べ物も置いてある場所なので、カビ対策はしっかり行いたいです。
  料理やお皿洗いをした後など、しっかりと換気扇を回して空気の流れを作りましょう。
  包丁やまな板にも、カビが生えやすいので、しっかりと中性洗剤で洗い、
  乾燥をしたらアルコール消毒などをしましょう。

カビが発生しやすい場所と対策を学ぼう(洗濯機・クローゼット・下駄箱・食べ物編)

【カビが発生しやすい場所と対策】
◆洗濯機
  全自動洗濯機の中には、カビが繁殖しやすい場所があります。
  洗濯機は内側と外側、2つの槽に分かれており、洗濯機本体と洗濯槽のすき間に
  カビが生えやすくなっています。原因は汚れや洗剤のカスが残りやすくジメジメだからです。
  月に一度は、洗濯槽の掃除をオススメします。掃除をすることでカビ臭さもなくなります。
  また、洗濯物は洗濯槽にためるのではなく、洗濯カゴに入れときましょう。
  洗濯後は、洗濯機のフタを閉めず、フタを開けた状態で中を乾燥させましょう。

◆タンス・クローゼット・衣類
  部屋の押し入れやタンスの中など、お部屋の中でもカビは発生します。
  カビが発生してしまったら、カビの部分に漂白剤を付け、ラップなどで浸透させます。
  少し置いた後、濡れた雑巾でしっかりと拭き取り、乾燥したらアルコール消毒をします。
  市販の吸湿材や竹墨などを置くことで、湿気を抑えてくれます。
  また、適度に押入れやタンスを開け、中に風を入れることも大切です。

◆下駄箱・靴
  下駄箱の中や雨の日に履いた靴なども、カビが生える原因です。
  玄関先は空気の流れも悪く、下駄箱は密閉性が高いです。
  靴が濡れたままだと、湿気がたまりやすくなり、周りにも影響を与えます。
  下駄箱にも吸湿材を置いたり、こまめに風通しをするようにしましょう。
  濡れた靴はそのままにせず、靴用の吸湿材を使用したり、別の場所で
  乾かすようにしましょう。カビが生える前に、防カビスプレーなどを使うと効果的です。

◆化粧品・食べ物
  化粧品やコンタクトレンズにもカビが発生する場合があります。
  長期間使い続けたり、洗浄を怠るとカビが生える原因となります。
  食べ物も痛んだ場所からカビが生えたりするので、古くなって食べない食材は
  もったいないかも知れませんが捨ててしまいましょう。
  そのまま放置していても、周りにカビが生えるだけです。

間違ったカビ対策とカビが原因の病気

【間違ったカビ対策】
◆カビの除去に掃除機を使う。
  掃除機を使ってしまうと、カビが舞ってしまうので、逆効果です。
◆カビを拭き取るときに乾いたぞうきんを使う。
  乾いたぞうきんを使っても、カビがきれいに取れるわけではなく、
  逆に部屋中にカビをまいてしまいます。
◆カビを拭き取るときに水ふきでふきとる。
  乾いたぞうきんがダメなら濡れたぞうきんなら平気かと思われますが、
  濡れたぞうきんだと、カビに水気を与えてしまい、カビの繁殖の助けになります。
  カビを取る場合は、消毒用アルコールを使って擦るように取り除きましょう。
◆カビに殺虫剤をかける
  カビ菌も虫みたいなものだから、殺虫剤も効くだろうと思われがちですが、
  殺虫剤にカビを殺す効果はなく、逆に栄養を与えてしまう場合があります。
  カビに有効的なのは、消毒用アルコールです。

【カビが原因でなる病気】
◆水虫
  白癬菌というカビ菌が原因で起こる、皮膚がただれる病気です。
  同じ靴を毎日履いていたり、足を不清潔にしている場合など、発生しやすいです。
◆アレルギー
  カビも花粉とどうように空気中に舞っています。鼻から入ったり、食べ物と一緒に身体の中に
  入ると、アトピー性皮膚炎やジンマシンなどのアレルギーを起こしたりします。
◆肺アスペルギルス症
  アスペルギルスというカビが原因で発生する病気です。
  肺に入ってしまうと、肺炎や内臓系を悪くしてしまいます。
  免疫力が弱い方や過去に、内臓系を悪くした方に発生しやすいです。
  食品、カーペット、衣料品、エアコン等にいるカビが発生原因と言われています。
◆夏型過敏性肺炎
  言葉の通り、夏に発生しやすい肺炎です。咳が出て苦しくなり、熱も発生する病気です。
  トリコスポロンというカビが原因で、浴室と脱衣所の間や台所の流し台などに住んでいます。

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