【まるで道場破り】スーツケースの伝道師が、ことりっぷ編集部に情熱を確かめに行ってみた

3度のメシよりスーツケース!自身を"スーツケースの伝道師"と称し、スーツケースのよさを世の中に広めるべく生きている、ハンズのトラベルグッズバイヤー、佐藤による連載記事!今回は伝道師がどうしても行ってみたいということで、そのかわいらしい雰囲気が人気の旅行誌「ことりっぷ」の編集部にお邪魔してきました。「きっとことりっぷには、並々ならぬ情熱が注ぎ込まれているはず...!」という伝道師ですが、果たしてその実態はいかに!?

ことりっぷ編集部の門を叩く


伝道師:皆さんこんにちは、私はスーツケースの伝道師こと佐藤と申します!今回は、相棒である販売促進グループの竹内さんとともに、東京は麹町、昭文社さんにやってきました!
竹内:あい...ぼう...?
伝道師
:いきなりそこでつまずかないでよ(笑)。

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左:"スーツケースの伝道師"を自称する、スーツケースやトラベルグッズバイヤーの佐藤。最近は"スーツケース体操"なるコンテンツをつくろうと躍起になっている。
右:ハンズ販売促進グループの竹内。最近はとあるファミレスの期間限定品である「苺のブリュレパフェ」が気になってしょうがないらしい。
伝道師の連載シリーズはこちら>>

ー今回は伝道師の登場が早いな...。まあ、それはいいとして、今日は昭文社のことりっぷ編集部さんにお話を聞きにやってきたんですよね?
伝道師:そうなんです!やはりスーツケースの伝道師(=旅に関わる仕事をしている人間)としては、ことりっぷさんの存在はとても大きいんですよ。国内版から始まってその翌年に海外版を、そして2014年からは旅情報を"季節"でまとめた「ことりっぷMagazine」も年4回刊行!そしておなじみの書籍版が創刊10周年を迎えたとのことで、こんな素晴らしい本を手がけている人たちにぜひ一度会ってみたいと思い、押しかけるようにやってきました!
竹内:私もことりっぷ好きなので、今日は楽しみだなあ!

―...つまり、二人とも大ファンだから、編集者さんに会ってみたいということですね。
伝道師:...そう(笑)!きっと私に匹敵するくらいのアツさを持った人たちなんだろうなと思って、今日という日を心待ちにしてきたんですよ!!ということで、早速門を叩いてみましょう!!こんにちは、スーツケースの伝道師です!!誰かいらっしゃいますか!?

―ちゃんとアポを取っているんだからそんな大声出さなくても大丈夫ですよ...。って、あの方ですかね?
竹内:あ、そうですね。こんにちは〜。
??:こんにちは!ようこそいらっしゃいました!

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株式会社昭文社 出版事業本部 出版制作事業部 旅行書編集グループ 草信さん

ことりっぷ草信さん(以下、草信):ことりっぷの編集をしております、草信と申します!今回は、伝道師の熱量に負けないために、弊社が監修している旅行アイテム「ことりっぷ 旅こもの」シリーズをつくってくださっている、TTCコンサイスの小林さんにもお越しいただきました!
TTC小林さん(以下、小林):よろしくお願いします、小林です!

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「ことりっぷ 旅こもの」開発担当 TTC株式会社 商品部 小林さん

伝道師:な...「ことりっぷ 旅こもの」についてもお聞きできるなんて...なんという貴重な機会...!では、前半は草信さんにことりっぷについて、後半は小林さんにことりっぷ 旅こものシリーズについてガンガン聞いていきたいと思います!ということで早速、まず初めに、ことりっぷが生まれたきっかけは何だったのですか?

草信:私がまだ社員になる前の話なのですが、創刊当時は、女性の編集者が旅行先で持ちたいと思うようなガイドブックがあまりないという声があったんですね。それならば、自分たちでつくろうということになったのがことりっぷ誕生のきっかけです。従来のものとは異なる、いい意味であまりガイドブック感がない表紙デザインにし、また、旅先で負担にならない軽さ、女性のバッグにも入れやすいサイズ感などにこだわりました。掲載しているお店やお宿も、本当に女性におすすめしたいところだけ厳選して紹介しているんです。

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竹内:厚みや重さがちょうどよくて持ち歩きやすいですよね!スクエア型と雰囲気もかわいい!
伝道師:誌面のレイアウトも実はかなり個性的ですよね。ガイドブックなのに余白が多めで、とてもゆったりとしたデザインは珍しい。

草信:わたしたちはことりっぷを単なるガイドブックではなく、旅行の記録を残すためにも使っていただきたいと思っているので、この余白の部分にちょっとしたメモや、ご飯を食べた感想などを書けるように設計しているんです。また、書きやすさを考えて、レイアウトだけでなく紙質にもこだわりました。
竹内:このちょっとザラッとした感じ、確かに書きやすい!しかしそこまで細かく考えられているなんてすごいなあ...!

旅先には必ず手ぬぐいを持っていく草信さん

竹内:付属の地図も、落ち着いた色づかいが見やすいし、コンパクトで使い勝手がいいですよね。私はよく、地図に予約したホテルの位置を書き込んで予定を立てたりします!

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草信:ありがとうございます!地図も見やすさや使いやすさを考えた文字量・情報量にしています。本誌と同じように書き込みをしたり、シールやマスキングテープなどでカスタマイズしたりもできますよ。

伝道師:まるでスクラップブックのように、自分だけの一冊にカスタマイズしていく楽しさがあるんですね!スーツケースもよく、現地で買ったシールなどを貼って自分仕様にしている方がいますが、それと同じだ!

竹内:さすが、スーツケースとの共通点を見つけるのが早い(笑)。ところで、掲載するお店やアイテムはどうやって調べているんですか?日本全国、さまざまなジャンルの情報を常にチェックするのって、ものすごく大変じゃないかと思って。

草信:もちろん編集部では、その地域の新しい情報を日々キャッチするようにしています。ただ、おっしゃる通り、全地域を編集部だけでカバーするのはとても大変なので、普段からお世話になっている全国各地の編集プロダクションさんに力をお借りしているんですよ。現地にいないとわからないような新鮮な情報や、それをもとにした編集企画をいただき、相談しながら一緒につくっています。

竹内:全国の仲間たちの汗と涙がこの一冊に込められているんですねぇ。

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感動する竹内。

伝道師:草信さんはプライベートでもよく旅行に行かれるんですか?
草信:はい、旅行は国内外問わずよく行きますよ!
竹内:旅行に行くときに必ず持っていくものはありますか?
草信:ことりっぷはもちろん持っていくのですが(笑)、手ぬぐいですね!
伝道師・竹内:て、手ぬぐい!?

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草信:基本的にはタオル代わりに使ってます。温泉に入るときもこれ1枚でいいんですよ。すぐに乾くので、2枚あれば1週間の長期旅行でも全然間に合っちゃいます。ちなみにこの手ぬぐいは岡山県の犬島に行ったときに買ったものです。そんなにかさばらないので、旅先にあるとつい買っちゃうんですよね。
伝道師:つい手ぬぐいを買っちゃうなんて、私に負けず劣らずの変態っぷりですね...!

―全然そんなことないでしょ。

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話を聞き終わったハンズの二人は...


伝道師
:ここからは、ことりっぷ 旅こものシリーズについて小林さんにお聞きしたいと思います!このシリーズの一番の特徴は、ことりっぷの表紙の柄とおそろいのデザインになっていることなんですよね!

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小林:さすが伝道師、よくご存じで!デザインはもちろん、機能面にもたくさんのこだわりが詰まっているので、今回はたんとご紹介したいと思います。お持ちしたのは、ネックピローとラゲッジベルト、リュックの3点。まずは、今お見せしたネックピローからご紹介しましょう!

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ことりっぷ 旅こもの ネックピロー 各3,000円+税

竹内:かわいい!!
小林:ありがとうございます!早速試してみてください!

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伝道師:...おや、このサイズ、日本人の首まわりにフィットするように、ちょっと小さめのつくりになっていますね!

小林:おっしゃる通りです!こちらは低反発タイプなのですが、他社さんのものと比べて小さめに仕上げています。なので、竹内さんのような小柄な方から男性の方まで、快適にお使いいただけるようになっています。

竹内:確かに、すごくフィットします!しかも外側と内側で素材が違うんですね。

伝道師:外側はデザインが目立つ発色性の高い素材で、内側は肌触りのよい素材になっているのか...竹内さん、いい所に気付くな。

小林:では続きまして、ラゲッジベルトをご紹介します!

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ことりっぷ 旅こもの ラゲッジベルト 各2,000円+税

伝道師:これはもう、ことりっぷ柄のかわいらしさに尽きますね。空港の荷物受け取りレーンで、このベルトがついたスーツケースを見つけたら、テンション上がるだろうなあ。
竹内:なるほど...ん?

―竹内さん、どうしたんですか?

竹内:もしかして、他社さんのものと比べてちょっと細めにつくられていませんか?

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小林:よく気付きましたね!一般的なものは6cm幅が多いのですが、国内旅行で使うような機内持ち込みサイズのスーツケースのデザインにマッチするように、こちらはあえて5cmでつくっています。
伝道師:や、やるじゃないの...竹内さん。
竹内:私だってやるときはやるんです!
伝道師:くそう、負けてられないな...では小林さん、最後にリュックのご説明をお願いします!

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ことりっぷ 旅こもの トラベルリュック 各5,300円+税

小林:はい、こちらの一番のポイントは、外側のポケットにことりっぷがすっぽり入ることです。あとは内側がことりっぷの表紙の柄になっているので、チラッと見えたときにかわいいんですよ。

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伝道師:しかも内側の素材はビニールコーティングされていますね。これなら汚れにくいし、ちょっと汚れても拭き取りやすい!
小林:表面には、旅行中の急な雨も想定して、天然皮革と比べて傷みにくい合成皮革を使っています。とはいえ、上品な雰囲気にまとまるような素材を選んでいます!

伝道師:背面にもポケットが付いていて、背負いながらちょっとしたものの出し入れができて便利だし、貴重品の盗難防止にもなりますね。
小林:おっしゃる通り、さすがの伝道師視点ですね!さらに、こちらはリュックだけではなく斜め掛けや肩掛け、手持ちもできる仕様になっているんですが、リュック使用時に長さを固定できるようになっています。こちらは前シリーズからの改良点で、お客様からの声をもとにしているんですよ。

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竹内:なるほど!急いで背負っても、ストラップがずれないのは嬉しいですね!...あれ?
伝道師:え...なに...?
竹内:ジッパーのチャームがことりっぷのロゴになってる!

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伝道師:...!?
小林:そうなんです!こういう細かな部分までこだわっているのですが、気付いていただけて嬉しいです!!
竹内:いやあ、それほどでも!

―なんか今日は竹内さん冴えてますね!
伝道師:ほんとだよ!いつもぼーっとしてるか、おなかすいたくらいしか言わないのに!
竹内:草信さんと小林さん、二人とも活き活きと話されているので、きっと普段もすごく楽しく働いているんだろうなと思ったんです!それでなんだか感化されたというか、いつにも増してやる気が出てきたんですよ!!

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―(インタビューはもう結構終盤だけど、それは言わないでおこう...。)

伝道師:...ええ!?これじゃあアツめのキャラが被っちゃうじゃないか...。なら私は...ことりっぷさんにならってゆるふわ系で攻めてみるか...!こんな感じかな、よし!どうですか、草信さん、小林さん!?なかなかイケてるでしょう!?

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草信・小林:...やっぱりこの人たち、なんかおかしい(笑)。

おわりに

伝道師の読み通り、多くの旅人が「こういうガイドブックが欲しかった!」と感嘆することりっぷには、たくさんの情熱とこだわりが詰め込まれていました。かわいらしくて使いやすい、「ことりっぷ」と「ことりっぷ 旅こもの」と一緒に、素敵な旅を楽しんでみてくださいね!草信さん、小林さん、ありがとうございました!

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