飛行機での移動時に疲れを感じてしまう人は多いのではないでしょうか。実は機内に持ち込むグッズにこだわることで、飛行機での移動時間を快適に過ごせるようになります。今回は、飛行機での移動を快適にするグッズをご紹介します。飛行機内での過ごし方も解説していますので、参考にしてみてください。
長時間の飛行機の移動で疲れてしまう理由
飛行機での移動時は、シートに座っているだけなのに疲れやすく感じる人も多いのではないでしょうか。飛行機での疲労感を持ち越してしまうと、せっかくの旅行が快適に過ごせません。まずは、長時間の飛行機の移動で疲れてしまう理由を解説します。
長時間の同じ姿勢
1つ目の原因は、長時間同じ姿勢で過ごすことです。飛行機での移動中は長時間座席に座ったままなので、身体の血行が悪くなり、肩まわりや足腰に負担がかかってしまいます。
長時間同じ姿勢でいると、血行の悪化に伴う手足のむくみや、静脈に血の塊ができて詰まってしまうエコノミークラス症候群になる可能性もあるため注意が必要です。
水分不足
2つ目の原因は、水分不足です。長時間の飛行機での移動時に「トイレへ行きたくない」という理由で水分を摂らない人もいるのではないでしょうか。こまめに水分補給をしないと血液中の老廃物が流れにくくなり、疲れを感じやすくなるというわけです。
また、水分不足によって血流が悪化することで、エコノミークラス症候群の原因につながる可能性があるとされています。
騒音
3つ目の原因は、騒音です。一般的に人が日常生活においてストレスを感じにくい音量は40～50dBまでとされています。しかし、全国環境研協議会 騒音調査小委員会が公表している『騒音の目安』によると、航空機内の音は70～80dBとかなり大きめ。セミの鳴き声や地下鉄の車内よりも大きな音です。
飛行機内では長時間この大きな騒音にさらされることになるため、心身が疲れやすい傾向にあります。
飛行機の移動が快適になるグッズにはどんなものがある？
飛行機での長時間移動時間は、持って行くグッズにこだわることで疲れが溜まりにくくなり、快適に過ごせるようになります。ここからは、飛行機での移動時間を快適にするおすすめのグッズをご紹介します。
クッション系グッズ
ネックピローや腰当てクッションなどの「クッション系グッズ」は、首や腰などにかかる負担を軽減できるため、より楽な姿勢で快適に過ごせるようになります。
航空会社によっては枕を借りられることもありますが、薄くて使いにくいと感じる場合も。快適に過ごせるよう、クッション性が高くて自分の身体にフィットするものを持ち込みましょう。
好みや姿勢にあわせて高さや厚みを変えたいのであれば、空気を入れて使うエアークッションもおすすめ。省スペースで持ち込みできるうえ、入れる空気の量を調節することで簡単に使用感を変えられます。
むくみ対策系グッズ
飛行機では長時間座ったままの状態なので「むくみ対策系グッズ」を用意しておけば、血行が悪くなるのを防げるため快適に過ごせます。手軽にむくみ対策をしたいなら、履くだけでOKの着圧ソックスがおすすめです。
着圧ソックスを使う場合、座席スペースが狭いエコノミークラスだとその場では履きにくいため、飛行機に乗る前から履いておくとよいでしょう。
海外旅行で長時間のフライトになる場合は、足を高い位置に置けるフットレストを用意しておくとより快適になりますよ。
乾燥・寒さ対策系グッズ
飛行機での移動の際には「乾燥・寒さ対策系グッズ」も用意しておきましょう。飛行機内の温度は22～26度に調整されているものの、湿度が低いため寒く感じることがあります。航空会社によってはクッションと同様、ブランケットもレンタルできる場合がありますが少し薄いため、冷え性の人は持参しておくと便利です。
乾燥対策については、マスクや保湿クリームなどのグッズを用意するのがおすすめです。とくにマスクは乾燥予防だけでなく、人が密集する飛行機内において咳やくしゃみの飛沫が飛散するのを防げます。
睡眠・リラックス系グッズ
夜間の移動や海外旅行に伴う長時間のフライトには「睡眠・リラックス系グッズ」があるとより快適に過ごせます。飛行機内では騒音や照明の光が気になりやすいため、使い慣れた耳栓やアイマスクなどのグッズを用意しておくとよいでしょう。
時間潰し系グッズ
飛行機での長時間移動では、何かと手持ち無沙汰になるもの。そこで、音楽プレーヤーや電子書籍などといった「時間潰し系グッズ」があると快適に過ごせます。小さな子どもがいる場合はゲーム機や塗り絵など、さまざまな暇つぶし方法を用意しておくとよいでしょう。
飛行機の移動が快適になる便利でおすすめのグッズ12選！
飛行機での移動の際に、何を持って行こうか迷ってしまう人もいるでしょう。そこでここからは、飛行機の移動が快適になるおすすめの便利グッズをご紹介します。
長時間のフライトでも目元スッキリ【ゴーウェル 備長炭シート入アイマスク】
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ゴーウェル(gowell) 備長炭シート入アイマスク 540 ブラック 825円（税込） |
トラベルグッズ専門ブランドのゴーウェルが手掛ける快眠グッズが、〈備長炭シート入アイマスク 540〉です。すぐれた吸放湿作用と防臭作用を持つ備長炭シートを採用。ムレにくく、長時間のフライトでも快適に使用できます。飛行機内でゆっくり眠りたい人におすすめのグッズです。
飛行機内でも安眠【イアーウィスパー サイレンシア】
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安眠や精神集中などを目的としたグッズが〈サイレンシア〉です。本体にはソフトなつけ心地のポリウレタン素材を採用しており、32dBもの遮音率で気になりやすい高周波音をしっかりカット。飛行機内での騒音を気にせず快適な睡眠をとれます。長時間のフライトでゆっくり休みたい人にはぴったりなグッズです。
首まわりを快適にサポート【TTC モバイルピロー ブラック】
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〈モバイルピロー〉は、楽に持ち運びできるコンパクトなネックピローです。適度なやわらかさの低反発ウレタンフォームが、首をやさしくサポートします。飛行機内で座りっぱなしのときも首まわりの負担を軽減できるため、長時間のフライトも快適に過ごせるでしょう。
収納用の巾着にはカラビナが付いているので、飛行機内へ持ち込むリュックに取付けて持ち歩くこともできますよ。
飛行機内での快適なリラックスタイムに【コンサイス パイル地スリッパ】
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コンサイス パイル地スリッパ 巾着付 ネイビー 550円（税込） |
〈パイル地スリッパ巾着付〉は、肌触りのよいパイル生地を採用したコンパクトな携帯スリッパです。スリムにまとめられるフラット式で、付属の巾着を使えばキャリーケースにかさばらずに収納できます。飛行機内やホテルでのリラックスタイムを快適にする便利グッズです。
雨の日の旅行も快適【コンサイス 水に強いクリアポーチ】
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コンサイス 水に強いクリアポーチ CP03 990円（税込） |
〈水に強いクリアポーチ〉は、水に強いPVC素材を採用したコンパクトなポーチです。全体が透明度の高いクリア仕様で、中身が一目で分かるのが魅力的。ダブルファスナーを搭載したことで、中身の出し入れも快適です。ポーチには内ポケットも付いており、散らかりやすい小物類もすっきり収納できます。
収納から洗濯まで便利【ゴーウェル 衣類がそのまま洗える収納ポーチ】
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ゴーウェル(GOWELL) 衣類がそのまま洗える収納ポーチ 3点セット GW-0706 ホワイト 1,540円（税込） |
〈衣類がそのまま洗える収納ポーチ〉は、大きく開くL字ファスナーで中身をスムーズに出し入れできる便利な生活グッズです。表面の素材にはメッシュ生地を採用しており、洗濯ネットとして使えるのも魅力。
衣類やブランケットなどを入れておけば旅行後にそのまま洗濯ができますよ。使用済みの衣類を出す手間がなくなるので、疲れが溜まりがちな旅行後も重宝できるでしょう。
たくさんの荷物をスリムに収納【ソロ・ツーリスト 圧縮式衣類収納ケース】
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ソロ・ツーリスト 圧縮式衣類収納ケース M CC-M メランジブラック 1,870円（税込） |
〈圧縮式衣類収納ケース〉は、バッグパックや旅行用グッズを数多く手掛けるソロ・ツーリストから登場した収納グッズです。ファスナーを閉めるだけで簡単に中身を圧縮できるのが特徴で、旅行時にありがちな荷物の余計なかさばりを抑えられます。
その利便性から、トラベルグッズメーカー各社がその年のベストアイテムを選ぶ企画「旅道具大賞2023」にて、トラベルグッズ部門第1位に選ばれました。ケースの生地には汚れに強く洗いやすいフッ素樹脂加工を採用しています。ブランケットやクッションなどを飛行機内へ持ち込む際にも活躍するでしょう。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
【旅道具大賞2023】その道のプロたちが認める、選ばれしトラベルグッズ＆スーツケースを発表！＞＞
小さくたたんで持ち運び簡単【ソロ・ツーリスト Nスーベニアバッグ】
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ソロ・ツーリスト Nスーベニアバッグ46 46L NSB-46 ブラック 4,510円（税込） |
〈Nスーベニアバッグ46〉は、コンパクトに折りたたんで持ち運べる大容量のボストンバッグです。メインポケットにはYYK鍵付きのファスナーを搭載しているので、盗難防止に役立ちます。肩パッドとしても使えるクッション材入りグリップを採用しており、快適に持ち運びできますよ。
旅行のお土産もしっかり固定【ゴーウェル バッグとめるベルト】
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ゴーウェル(GOWELL) バッグとめるベルト3.0 ミントブルー 1,540円（税込） |
〈バッグとめるベルト3.0〉は、スーツケースの上に手荷物を固定できる便利グッズ。幅広ベルトと強力ゴムを採用したことで、旅行時に増えた荷物もしっかり安定して固定できます。固定方法もスーツケースのハンドルに通して留めるだけなので、快適に移動できるでしょう。
フライトを快適にするグッズをまとめて入れて、そのまま飛行機内へ持ち込めます。鍵が不要なダイヤル式のTASロックを採用しているため、手荷物検査の際や荷物の出し入れもスムーズにできるでしょう。
2タイプの開け方で出し入れが快適【オルティモ フラップオープンキャリー】
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オルティモ(oLtimo) フラップオープンキャリー スーツケース 63L OT-0857-60-TC テラコッタ 26,180円（税込） |
〈フラップオープンキャリー〉は、シーンにあわせて使い方を変えられるスーツケース。フラップの上部のみを折り曲げて開く方法と、前面ファスナーを全開にする方法という2種類の開け方が可能です。内側にはクロスベルトと名仕切りが付いており、荷崩れを防止できます。
本体にはキャスターストッパー機能とボトムハンドルが付いているので、坂道の移動やケースを持ち上げるのも快適。容量は63Lと多く、4泊程度の旅行なら十分に活用できるグッズです。
ダブルロックで荷物をガード【イノベーター エクストリームジャーニー】
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イノベーター（innovator） エクストリームジャーニー INV50 ペールグリーン 38L 23,980円（税込） |
〈エクストリームジャーニー〉は、飛行機内への持ち込みが可能なコンパクトサイズのスーツケース。ストッパー、消音キャスター、ボトムハンドル、フロントポケットなど欲しい機能が網羅されてるのが特徴。
3つの独立した収納スペースが搭載されており、生活グッズやガジェット類、衣類などといった荷物のカテゴリー別に分けて収納することも可能。さらにケースのトップ・サイド・ボトムの3箇所にそれぞれハンドルを採用したことで、快適に飛行機内への運び込みができます。
重量負担を考えた快適デザイン【フリクエンター リエーヴェ】
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フリクエンター リエーヴェ 33L 1‐250 グレージュ 25,300円（税込） |
〈フリクエンター リエーヴェ〉は、スーツケースを手掛けるメーカーであるエンドー鞄が軽量にこだわって開発したグッズ。スーツケースの3辺の合計が113cmで、重量は2.7kgと軽量なので、快適に持ち運びできます。特許取得の特殊タイヤを採用したことで、走行音が静かなのも大きな魅力です。
飛行機の移動時間を快適にする機内での過ごし方5つ
飛行機での移動中は、グッズだけでなく機内での過ごし方を少し工夫することでも、より快適に過ごせるようになります。ここからは、飛行機の移動時間を快適にする機内での過ごし方をご紹介します。
①たっぷり水分を摂る
血行の悪化やエコノミークラス症候群を防ぐためにも、飛行機での移動中はたっぷり水分を摂りましょう。お茶やコーヒーは利尿作用のあるカフェインが入っているので、トイレに頻繁に行きたくない方はできるだけカフェインが入っていない飲み物や水を選ぶのがおすすめです。
国内線では飲み物の持ち込みが可能ですが、海外旅行で国際線を利用する場合は持ち込み制限対象になることもあるため注意しましょう。
②締め付けの少ない服装を選ぶ
飛行機での移動時間を快適に過ごすためには、服装選びも大切です。飛行機内では長時間同じ姿勢で過ごすため、締め付けの強い服装だと血行悪化の原因になる可能性も。そのため、ストレッチ素材のパンツやゆったりサイズのトップスなどを選ぶと、楽な姿勢で快適に過ごしやすくなります。
なお、パーカーはアウター扱いとなり、空港での保安検査では脱ぐ必要があるため注意してください。
③こまめにストレッチをする
エコノミークラス症候群を予防するためにも、飛行機内ではこまめにストレッチを行いましょう。脚をマッサージしたり肩まわりを少しほぐしたりなどをして、少しでも同じ姿勢を取り続けないようにすることでも、予防に繋がります。
お好みで、電池を使わないマッサージローラーやツボ押し棒などのマッサージグッズを用意するのもおすすめです。
④事前にメイクを落としておく
長時間のフライトでは、移動中に睡眠をとることを考えて事前にメイクを落としておくことをおすすめします。機内は湿度が低く乾燥しやすいため、メイクしたまま眠ってしまうと肌に負担がかかってしまいます。
そのため、飛行機で移動する日は化粧をしないままにするか、すぐ落とせるように軽めのメイクにしておくとよいでしょう。飛行機に乗ってからでもメイクを落とせるように、メイク落としシートを用意するとより快適に過ごせますよ。
⑤現地時間にあわせて時差ボケ対策をする
海外旅行に伴う長時間のフライト後には、時差ボケによる眠気が生じることがあります。日本と中国のように近隣の国では約1時間程度の差ですが、アメリカをはじめとした離れた国とでは約14時間もの時差があります。
時差ボケを防ぐためにも、飛行機に乗る前に腕時計の時刻を旅行先の国の時刻にあわせるのがおすすめ。また、食事や睡眠のタイミングを現地時間にあわせることでも時差ボケを抑えられるため、快適に移動できるでしょう。
便利なグッズで飛行機での移動中を快適に過ごそう！
さまざまな効果で飛行機での長時間移動を快適にしてくれるグッズは、ほかにも多彩な種類が販売されています。ぜひ今回ご紹介したおすすめの便利グッズも参考にしながら、快適なフライトを楽しみましょう。
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