【旅道具大賞2023】その道のプロたちが認める、選ばれしトラベルグッズ&スーツケースを発表!

【旅道具大賞2023】その道のプロたちが認める、選ばれしトラベルグッズ&スーツケースを発表!

「旅道具大賞」が帰ってきた!!トラベルグッズメーカー各社がその垣根を超えて本当によいと思うものを選ぶこの企画。2020年以来のヒントマガジン登場となる今回も、ナビゲーターはもちろん"スーツケースの伝道師"ことハンズトラベルグッズバイヤーの佐藤。選ばれしアイテムの魅力や実力をアツく(暑苦しく?)語ります!

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「旅道具大賞」って、どんな賞ですか?

佐藤:いやいや、もうね、何がすごいって、復活ですよ、復活。やっぱり旅道具ですよ、旅道具。いやぁ感慨深い。

"スーツケースの伝道師"ことハンズのトラベルグッズバイヤー佐藤。「旅道具大賞」の主催者として、やる気がみなぎっている様子。

―のっけからテンション高めですね(あえて王冠には触れませんが)。ヒントマガジンでの紹介は2020年以来となる「旅道具大賞」ですが、改めてどんな企画なのか説明をお願いします!


\「旅道具大賞2020」のヒントマガジン記事はこちら/
旅道具大賞2020発表!メーカーが本気で選んだ2020年の最強トラベルグッズはこれだ!>>

佐藤:業界全体を盛り上げるべく始まった、その年のベストアイテムを選出する恒例企画です。当初は「スーツケース大賞」でしたが、2020年からは「旅道具大賞」にパワーアップしました。コロナの影響で旅行需要が激減してしまったため昨年は開催できませんでしたが、満を持して今年復活した次第です。

―メーカー各社の皆さんが選考するんですよね?

佐藤:その通り。今回は18社36名の皆さんにご協力いただき、ノミネートアイテムの中から「これは!」というものに投票していただきました。ルールは、自分が所属するメーカー以外のアイテムを選ぶこと。その道のプロたちが純粋に推薦するアイテムですから、ガチ中のガチなわけです。

―自社製品以外だからこそ本当の価値があると。発表前の事前知識として今年の傾向みたいなものってありますか?

佐藤:コロナ禍を経て"普段使い"みたいな部分が注目されている傾向はありますね。「旅に行こう!」というテンションと"普段使い"というアプローチが融合したものが増えた感じで、それが今年の特徴かなと。
もう我慢できないので...各部門ベスト3の発表に移りましょう!

 

「トラベルグッズ部門」ベスト3を発表

佐藤:この部門は読んで字の如く、あらゆるトラベルグッズが対象です。用途もサイズも使用シーンも関係なし。私がリストアップした20数点のノミネートアイテムに対して投票していただきました。

―なるほど。では発表を!

 

トラベルグッズ部門第3位

佐藤:第3位はこちらです!

衣類がそのまま洗える収納ポーチ3点セット

衣類がそのまま洗える収納ポーチ3点セット 1,540円(税込)
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佐藤:もはや使い方は説明不要。名前のままですね。これは3サイズがセットになっているのがポイントかな。使い分けができるし、お得感もあるし。こういう商品はコロナ前から人気ではあったんですが、出始めた頃は値段もけっこう高くて。でもかなりお手頃になりましたよね。あとポイントは、クルクルっと丸めて3つをコンパクトにまとめられるところ。

衣類がそのまま洗える収納ポーチ

佐藤:これ、小さく畳めるショッピングバッグがヒントになっていて、"普段使い"をトラベルグッズに応用したアイテムといえますね。メッシュ生地なので、中身が見えるポーチとして使えるのも便利です。

◆◆◆各社からはこんなコメントが寄せられました◆◆◆

「そのまま洗えるのが便利。しかも3つセットで価格もお手頃です。」
「友人との旅行先で洗濯をする際、下着に気を遣うのでこれは必須。」
「着たものと着ていないものを分けられて、荷ほどきも楽になります。」

 

トラベルグッズ部門第2位

佐藤:どんどんいきましょう!第2位はこちら!

バッグとめるベルト3.0

バッグとめるベルト3.0 各1,540円(税込)
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佐藤:これまたなんともマニアックな商品が選ばれたわけで(笑)。幅広ベルトと強力ゴムでサブバッグなどをスーツケースの上にガッチリ固定できるアイテムで、特許も取得しているシリーズ累計売上100万本のロングセラーです。

バッグとめるベルト3.0

佐藤:しかもこちらは「バージョン3.0」。進化しているんですよ。

―どのあたりが進化ポイントですか?

佐藤:まずは色。トレンドのニュアンスカラーを取り入れています。トラベルグッズにもファッション性を、という流れですね。ゴムも従来品より長くなったので大きめの荷物にも対応しますし、バックルのデザインや質感、ブランドタグなどもスタイリッシュにアップデートされました。

バッグとめるベルト3.0

佐藤:バックルの上のループにカラビナなどを付けられるのも、さりげない便利ポイントです。フックを付けて、移動中にジャケットを引っ掛けたりなんて使い方もできますよ。

◆◆◆各社からはこんなコメントが寄せられました◆◆◆

「いつも出張時に愛用しています。長く使えるアイデア商品ですね。」
「荷物をラクに運ぶために、よく考えられた逸品だと思います。」
「定番ですから間違いないです。今も昔も使い勝手ナンバーワン!」

 

トラベルグッズ部門第1位

佐藤:それではいよいよ、映えある第1位を。その栄誉に輝いたのはこちら!王冠を授与します!

ソロツーリスト 圧縮式衣類収納ケース

ソロ・ツーリスト 圧縮式衣類収納ケース
L 各2,200円(税込)、M 各1,870円(税込)
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ソロツーリスト 圧縮式衣類収納ケース
メーカーの担当者さんもいっしょにパシャリ。第1位おめでとうございます!(駆け込みで商品を持ち込んだついで...というのはナイショです)

佐藤:これは非常に優れたアイテムで、ファスナー付きで拡張するんです。でも、最も強くうたいたいのはそこではなく、最大のポイントは商品名にもある通り「圧縮」できること。グルッと配された専用ファスナーを閉めることで、パンパンになった中身を簡単に圧縮できるんです。

ソロツーリスト 圧縮式衣類収納ケース

佐藤:ね、すごくないですか?便利ですよね?こういうアイテムは類似品もありますが、ファスナーや縫製部分への負荷がかかるので、品質がよくないとすぐに壊れてしまいます。でもこちらは、長年トラベルグッズを製造しているソロ・ツーリストさんによるものなのでハイクオリティ!

―たしかに。圧縮を繰り返すと普通はすぐにファスナーが壊れそうです。

佐藤:ファスナーはYKKのものなので丈夫。引手も指をかけやすくて、軽い力で開け閉め可能。内側にはメッシュポケットなども配されていて、収納ケースとしての使い勝手も抜群。アイテム自体のよさとメーカーさんの信頼度が相まっての第1位ということではないでしょうか。プロ目線での評価というガチ度が如実に表れましたね。私も納得です!

ソロツーリスト 圧縮式衣類収納ケース

◆◆◆各社からはこんなコメントが寄せられました◆◆◆

「荷物の体積を減らせるのはとても便利。圧縮できる機能に感動です。」
「旅行や出張時の荷物をコンパクトにまとめられて助かっています。」
「エキスパンダブルな機能がよい!圧縮できるのもよいアイデア!」

 

トラベルグッズ部門を振り返って

トラベルグッズ部門を振り返って

佐藤:旅行だけでなく、やはり"普段使い"できそうなアイテムが選ばれましたね。そして、このラインナップのシブさ(笑)。こういう地味なものたちが選ばれるあたりがリアルです。これでいいんです。

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「スーツケース部門」ベスト3を発表

佐藤:スーツケース部門には今年から「5万円以下」という縛りを入れました。特に機能面に関して言うと、価格を高くすればいろんなことが実現できてしまうわけですよ。でも5万円以下というバーを設けることで、いかにコストを抑えていろんなことに挑戦したかが表れやすいかなと。こちらも20数点のノミネートアイテムをリストアップしました。

―高ければよいというものでもないと。なるほど。では発表を!

 

スーツケース部門第3位

佐藤:第3位はこちらです!

イノベーター エクストリームジャーニー

イノベーター エクストリームジャーニー INV50 38L 各23,980円(税込)
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佐藤:皆さんご存じ〈イノベーター〉。トレンドのペールカラーがおしゃれですね。色使いやデザインに北欧スウェーデンのブランドとしてのアイデンティティが表れた、非常に人気の高いアイテムです。強度を上げるためのリブ(凸凹した面)でスウェーデンの国旗を表したりなんて、まさに機能性とデザイン性の融合!
もちろん他にも、フロントオープンやストッパー、静音キャスター、TSAロック、ボトムハンドルなど、求められる機能はほぼすべて搭載しています。今回は3位ですが、これを選んでおけば間違いないという1台ですね。

イノベーター エクストリームジャーニー

佐藤:カラーの話がちょっと出たので、ついでに。スーツケースの良し悪しは、ファスナーなどのパーツの色が統一されているかどうかで大体わかるんです。素材が違うものを同じ色にするのは至難の業ですから、そこにこだわっているのは手を抜いていない証拠。となると当然、機能面も抜かりないだろうことは明白です。だからパッと見ただけで良し悪しがわかる。これ、覚えておいてください!

イノベーター(innovator) エクストリームジャーニー

◆◆◆各社からはこんなコメントが寄せられました◆◆◆

「やっぱり安定のイノベーター。どこに行っても人気商品ですから。」
「デザイン・機能・価格のバランスが抜群。しかも非常に高いレベルで。」
「淡い色のスーツケースの先駆け。他社がこぞって追随したのも納得。」


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スーツケース部門第2位

佐藤:続いて第2位はこちら!

オルティモ フラップオープンキャリー

オルティモ フラップオープンキャリー
37L 各22,880円(税込)、63L 各26,180円(税込)
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佐藤:もうね、挟まりたくもなるわけですよ。どうしてかって?実はこれ、大きな声では言えませんが(言ってるけど)私も開発時にアドバイスしていて第2位に選ばれたのは嬉しいです

―そうなんですね!では特徴の解説を。

佐藤:まずは2WAYのフロントポケット。上部だけを折り曲げて開けられる仕様なので、小物などをパッと取り出せます。そしてファスナーを全開にすれば、荷物の出し入れも簡単。メインルームへもダイレクトにアプローチできます。もちろんメインファスナーを開ければガバっとフルオープンに。

オルティモ フラップオープンキャリー

佐藤:大きな63Lサイズも同様の仕様で、しかもフロントがフルオープンになる「フロントドア」なので、そのままメインルームに荷物の収納が可能。スーツケースを大きく広げられない狭いスペースでも便利ですね。

オルティモ フラップオープンキャリー

佐藤:静音キャスターやストッパー、底面の強度を高める効果もあるボトムハンドルなど、必要な機能はすべて搭載しています。このあたりの機能はもう外せないですからね。これも間違いのない1台です!

◆◆◆各社からはこんなコメントが寄せられました◆◆◆

「フロントポケットを折り曲げて開けるという発想が秀逸です!」
「機能がしっかり詰まっているのに価格が高すぎないのは魅力。」
「デザインがすっきりとしているし、カラーリングもオシャレ。」

 

スーツケース部門第1位

佐藤:いよいよクライマックス!映えある第1位はこちら!王冠を授けます!

フリクエンター リエーヴェ

フリクエンター リエーヴェ
32L 29,700円(税込)、33L 25,300円(税込)、52L 29,700円(税込)、98L 33,000円(税込)
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佐藤:大トリを飾るにふさわしいアイテムが選ばれましたね。200年の歴史を持つメーカーの人気シリーズに登場した新作で、その特徴はまず軽さ。フリクエンター史上最軽量を実現しました。片手でもラクラク持ち上げられますし、なんなら胴上げもできます。

フリクエンター リエーヴェ

佐藤:あとはカラーとデザイン性。見方によってはメカニカルにも見えるし、インテリアみたいにも見える。男女を問わず誰の感性にも何かしらが刺さる、万人向けのデザインも魅力ですね。もちろん便利なフロントオープン仕様もあります。

フリクエンター リエーヴェ

佐藤:そしてフリクエンターといえば、何と言っても独自のこのキャスター。内輪と外輪が別々に動く特許取得の特殊構造で、走行音や振動を大幅に削減します。実際に走らせてみると、その違いに驚くはずですよ。気になる方は、ぜひ店頭でお試しください!

フリクエンター リエーヴェ

佐藤:しかもこのキャスター、タイヤを自分で簡単に交換できるんです。長く愛用できるという点も各社に評価されているポイントかもしれませんね。軽量化のために色々なものを削ぎ落としているので、ストッパーもボトムハンドルも付いていません。内装だって、とてもシンプルです。それでも各社にこうやって評価されていることこそ、品質の証。キャスターの性能をはじめとした圧倒的な技術力の勝利ですね。文句なしです!

◆◆◆各社からはこんなコメントが寄せられました◆◆◆

「やはり静かなキャスターが一番の魅力。明るめの色展開もGOOD。」
「キャスター性能を維持したまま軽量化してデザインも一新したのは流石。」
「機能性とデザインのバランスが断トツ!調和のとれたアイテムです。」

 

スーツケース部門を振り返って

スーツケース部門を振り返って

佐藤:こうやって受賞アイテムを並べてみると...色味が明るい!日常が戻ってきたことでマインドも変わり、持ち物に対するモチベーションとして「色の明るさ」や「持っていてテンションがアガる」といった部分が確実に重視されるようになってきた感じですね。これは大きな変化です。

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―では最後に、旅道具大賞の今後の展望などを聞かせてください!

佐藤:賞そのものをもっともっと大きくしていきたいですね!ライバル企業同士の垣根を越えて、業界全体で盛り上げないと発展していかないですから。盛り上がることで、さらなる競争も開発も生まれるし、モチベーションも上がるだろうし。
さて、来年はどんなアイテムが登場し、受賞するのか。ということで、次回もご期待ください!

旅道具大賞

 

おわりに

復活した「旅道具大賞」、いかがでしたか?便利なアイテムは他にもたくさんあります。お気に入りのアイテムとともに、今年は存分に旅行を楽しみましょう!

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