【かなり実用的】スーツケースの伝道師が指導する、スーツケースの熱血パッキング術

3度のメシよりスーツケース!自身を"スーツケースの伝道師"と称し、スーツケースのよさを世の中に広めるべく生きている、ハンズのトラベルグッズバイヤー、佐藤による連載記事!今回のテーマは「パッキング」。以前、近畿日本ツーリストさんに旅行のご相談に行って以来、すっかり旅行にハマった販売促進グループの竹内に呼ばれて、とある住宅に取材スタッフが足を運んだところから始まります。

パッキングの難しさに打ちひしがれる竹内

―竹内さん、こんにちは。いきなりで恐縮なんですけど、今はどういうシチュエーションなんですか?

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ハンズ販売促進グループの竹内。好きなアイスクリームのフレーバーはクッキー&クリーム。

竹内:先日、近畿日本ツーリストさんに旅行のご相談に行ってからというものの、今まで以上に旅行が好きになりまして。それで、近々お休みをいただけそうなのでまた旅行に行こうかなと思い、その準備をしているんですが、どうもうまくいかなくて...。

―...何がうまくいかないんですか?
竹内:パッキング(荷造り)が...。

―パッキング...?ああ、もうスーツケースから荷物が溢れ出ちゃってますね...。で、私たちはなぜここに呼ばれたんですか?
竹内:もう一度最初からパッキングをしてみるので、どこが悪いか客観的に見て指摘して欲しいなと思って。

―なるほど。ところでここはもしや竹内さんのご自宅ですか?なんだか緊張しちゃう...。
竹内:私の家という設定の撮影スタジオです。

―正直か(笑)。しかしどうして我々が指摘を...?スーツケースの伝道師こと佐藤さんに頼めばいいのに...。
竹内:忙しいのか、佐藤さんが社内にあまりいなくて...。つかまらなかったんです...。仕方ないから、今回の記事は私が独学でパッキング術をマスターしていく内容にしようと思ってます。

―そうなんですね...じゃあ、ちょっとやってみてくださいよ。
竹内:はい!では、いきます!

(サッサッ)

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―.........。
竹内:自分で頼んでおいてなんですけど、人に見られながらパッキングするのはちょっと緊張しますね!...よいしょ!!...うーん、ここがやっぱり難しい...!

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―...今のところ、どこが悪いかって言えば、もう全部悪いです。
竹内:そうですか...。なんかこう、コツさえつかめば今よりもっと高みに行けるような気がするんですが...。

―高みなんかを語るレベルでもない気がするけど...。あまりにもダメ過ぎて、どこからどう指摘すればいいのかわかりませんよ...。
竹内:うーん、どうしよう...。

(ガラッ)

??:諦めたらそこでパッキング終了だよ!

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―......伝道師!?
竹内:......!?

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"スーツケースの伝道師"を自称する、スーツケースやトラベルグッズバイヤーの佐藤。最近はゲストハウスに泊まるのにハマっているらしい。

―え、佐藤さん...どうしてここに!?
伝道師:いやあ、竹内さんをちょっと驚かせようと思ってね!本当はオフィスで別の打ち合わせがあったんですけど、予定を急遽変更して、ここにスタンバイしてたんですよ!ふふ、竹内さん、びっくりしたでしょ!?
竹内:びっくりというより、こわい...。

パッキングのコツは、荷物を重さ別に分けて詰めること

―一体何のモチベーションが伝道師をそこまで突き動かすのか謎ですが、とりあえず来てくれてよかったです。竹内さんのパッキングスキルが絶望的だから、私もどうすればいいのかわからなくて...。

伝道師:竹内さんがパッキングしていたところは私もずっと見ていたんだけど、確かにひどいですね。でも大丈夫、すぐにマスターできるパッキングの極意があるんですよ!
竹内:パッキングの極意...!
伝道師:大切なのは、荷物の重さ!スーツケースを開いたときに大きく4つにエリアを分けて、重さ別に荷物を配置するのがポイントです。こんな感じで。

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ーヘビーにミドル...えっと、ボクシング?
伝道師:重量別と言えばボクシングでしょ!重い順に説明していくと、キャリーバーが付いている方の内装の下側には、一番重い荷物を入れます。竹内さんの荷物は比較的軽めのものが多いから、ヘアアイロンとかバスタオルがヘビー級になりますね。ということで、早速詰めていきますが、できれば収納ポーチをいくつか用意しておくと便利。今回はハンズのオリジナルアイテム、hands+のトラベルポーチ、〈ウォッシャブルポーチ〉を活用することにします。

1903packing_tsuika1.jpghands+ ウォッシャブルポーチS 各1,300円+税

伝道師:衣類は種類別にポーチに入れて、それからヘアアイロンはタオルで包むのが伝道師的テクニックです。ドライヤーやヘアブラシなどがあれば一緒に包んでしまってもいいかもしれませんね。

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竹内:タオルで包む...知らなかった...!
伝道師:ついでにもう一つテクニックを紹介すると、収納ポーチの他にあると便利なのがこの圧縮袋。荷物がギュッと小さくなるから、より多くのものを詰め込めるようになるんです。

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hands+ 衣類圧縮袋
M(8.5l)2枚+L(14.0l)2枚セット 1,490円+税

竹内:なるほど、じゃあどんどん荷物を入れて圧縮していきますね!!
伝道師:落ち着いて。まだあわてるような時間じゃない。

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―(...ん?)
伝道師:圧縮袋を投入するのは旅の後半戦、つまり帰りのタイミングなんですよ。行きと比べて帰りはお土産があったりして荷物が増えがちですし、疲れているから、丁寧にパッキングするのも面倒じゃないですか。だから行きはあえて圧縮袋は使わず、パッキングの余地を残しておくんです。
竹内:なるほど!
伝道師:続いてはミドル級・バンタム級に移りますが、ミドル級は衣類系など、バンタム級はお化粧道具が入ったポーチなどの細々としたものが該当しますね。バスタオルと同じように畳んでポーチにしまってどんどん詰めていきましょう。
竹内:はい!

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ーかなり綺麗にまとまってきている...!
伝道師:そうでしょう!残すは一番軽いフライ級です。先ほどお伝えしたように、帰りはお土産などが増えるので、行きではあまり荷物を目一杯入れるんじゃなくて、ちょっとスペースを残しておくのがオススメです。行きは何も入れないくらいでもいいかもしれません。

それから、内装のキャリーバー部分にあるわずかなスペースに、さらなる荷物を詰め込む方もいますが、それも行きでは避けておくのがベター。隙間が多く生まれたら、丸めた新聞紙や現地で捨ててもいいような下着などを入れておいて、荷崩れ防止に活用するんです。「こいつにはまだ成長する伸びしろがある...!」みたいな気持ちで出発しましょう。

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内装のキャリーバー部分にあるわずかなスペース。

竹内:最後の例えはよくわかりませんが、勉強になります!
伝道師:ちなみに竹内さんのスーツケースはフロントオープンタイプだから、帽子とか折りたたみ傘とか文庫本など取り出す頻度の高いものはフロントポケットに入れておくのがいいですね。...さて、これにてパッキング完了です!

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―溢れるほどの大荷物がこんなにスッキリと!
竹内:すごい...佐藤さん、ありがとうございます!!
伝道師:ふっふっふ...!もっと褒めて!
竹内:......。
伝道師:感動の熱が冷めるの早いな!

スーツケースにはまだまだ楽しめるポテンシャルがある

―佐藤さん、ありがとうございました!ではこれにて一件落着ということで...。
伝道師:落ち着いて。まだあわてるような時間じゃない。

―あわててないですし、それ2回目ですよ。...まだ何かあるんですか?

伝道師:ここまでパッキングの極意をお伝えしてきましたが、実は最近、この考え方があてはまらないような型破りのスーツケースも出てきているんですよ。それがこちらのフロントドアタイプ!

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hands+ スーツケース フロントドアタイプ 19,900円+税 ※4月25日発売予定

竹内:フロント...ドア?
伝道師:横型フロントオープンとも呼ぶタイプで、中の仕切りを外せばまるでワンルームのように広いスペースになっています。大きなお土産を入れるのに便利ですし、帰りで疲れているときは何も考えずにポイポイ投げ入れるような感じで荷物を詰めちゃってもいいかもしれません。もちろん、通常のスーツケースのように両開きで使うことも可能で、そのときはこれまでご紹介した極意を活用できますよ!

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竹内:荷物の量や種類によって開き方を使い分けることができるんですね!
伝道師:あと、ワンルームのように使うときは膝の上でできちゃうほどに狭い範囲で出し入れできるので、空港や駅などで荷物を整理したいときにも便利です。
竹内:公共の場所でスーツケースをガバッと広げるのはちょっと恥ずかしいですし、周りの方々の迷惑になることもありますもんね。

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―なるほど、よく考えられているなあ!
伝道師:多様性の時代ですから、旅行の形もこれまで以上に人それぞれになってきています。だからスーツケースも、様々なニーズやシチュエーションに対応できるよう進化しなくてはならない時期に差し掛かっているのかもしれませんね。そういう意味ではこのフロントドアタイプは、未来への可能性を感じさせるスーツケースの一つと言えるでしょう。

竹内:スーツケースにも多様性が生まれてくるということですね...!
伝道師:そう、そしてこれからの時代は、スーツケースをより楽しめるようになる気がしているんですよ。画一的なものじゃなくて本当に自分に合ったとっておきの一台と出会えたり、自分仕様にアレンジできたり。そうするともっと相棒のような存在になって、益々愛が深まっていくはずなんですよ!

―愛...はちょっと言い過ぎかもしれないけど、そうかもしれないですね。
伝道師:ただもちろん、今のスーツケースたちだって考え方次第でいくらでも楽しめるんですよ。例えばこんな感じで。

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竹内:これは...お弁当!?
伝道師:そう、スーツケースを大きなお弁当箱に見立てて、料理に見えるように詰め込んでいく究極のパッキングテクニックです!
竹内:すごい、美味しそう!おなかすいてきた...!
伝道師:そうでしょう!名付けて「スーツケースdeクッキング」です!ぜひ、参考にしてみて!!
竹内:さ、参考に...はい...できれば...。

―いやいや、いきなりレベルが高すぎますよ。
伝道師:ああ、そう(笑)?まあ、あくまでこれは一例ですが、パッキング一つとっても、考えればもっと色んな楽しみ方があるんです。ただ単に荷物を入れるだけがスーツケースの役割ではなく、旅や日常をもっと楽しいものにしてくれるポテンシャルを秘めているので、これからも引き続き、その可能性を皆さまにお伝えしたいと思っています!!

竹内:楽しみです!今日はありがとうございました!おかげさまでパッキングのコツがかなりわかった気がします!!
伝道師:いやいや、こんなの朝メシ前よ!困ったらいつでも現れるのが伝道師だからね!

―ベランダから現れるのはもう二度とやめてください...。

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おわりに

今回はスーツケースの伝道師による熱血パッキング術をご紹介しました!どれも簡単にできるテクニックなので、ぜひお気軽に試してみてくださいね!そして次回の伝道師連載記事は、先日ハンズで実施されたイベント、【スーツケースの伝道師と集う「どっぷりはまるトラベルグッズの世界」】の様子をレポートします!お楽しみに!

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