【スーツケースの伝道師が指南】ハンズのトラベルグッズコーナー攻略法

ハンズのトラベルグッズバイヤー佐藤

3度のメシよりスーツケース!自身を"スーツケースの伝道師"と称し、スーツケースのよさを世の中に広めるべく生きている、ハンズのトラベルグッズバイヤー、佐藤による連載記事!今回は、旅行に行こうと思っているあなたのために、ハンズのトラベルグッズコーナーをより快適に活用する方法を伝道師が指南します!
※こちらは2019年7月公開記事を再編集しております。

 

ついスーツケースのことを多めに語ってしまう伝道師

―スーツケースの伝道師こと佐藤さん、本日はよろしくお願いします。今回は旅行の計画を立てている方に向けたお役立ち情報を指南してくれるとのことでハンズ渋谷店にやってきましたが、一体どういったことを教えてくれるんですか?

ついスーツケースのことを多めに語ってしまう伝道師佐藤

"スーツケースの伝道師"を自称する、スーツケースやトラベルグッズバイヤーの佐藤。タルトが好き。

伝道師:ずばり、ハンズのトラベルグッズコーナーを快適かつ効率的に活用するための攻略法です!トラベルグッズはその数も種類も豊富なので、いざ店頭に足を運んでも、「あれ、何をどう選んでよいのかわからない...」とか、買い物が終わってから「あ、アレ買い忘れた...」ということになりがちなんですよ。

―確かにそうかもしれません。


伝道師:でしょう。そうならないために大切なのは、事前の下調べ!あらかじめ気をつけるべきポイントを押さえておくと、スムーズにお買い物ができるんです。では、早速ご紹介していきましょう!
まずは伝道師ということでスーツケースから。スーツケースをお探しの方に多いのは、「どのサイズがぴったりなのかがわからない...」というお悩みです。

―私もそんな経験あります...。

伝道師:そこでぜひ、
「1泊の荷物の目安量=10L(リットル)」
という基準を覚えていただきたい!これさえわかっていれば、「今回の旅行は5泊6日だから、大体50~60Lくらいのものを選べばいいんだな」と、自分に合ったサイズがすぐにわかります。

どのサイズがぴったりなのかスーツケースは宿泊数で決める

渋谷店ではスーツケースの選び方のポイントをご紹介しています。

―なるほど、わかりやすくていいですね!

伝道師:これでおおよそのサイズ感は押さえて、あとは機能やデザインで選ぶとか、そのあたりの選び方については以前の記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。>>

さて、スーツケースのサイズ選びでもう一点、忘れてはならないのが、機内に持ち込みたいかという視点です。機内に持ち込みたい場合は、
「持ち込みサイズのスタンダード=幅・奥行・高さの3辺の計が115cmまで」
という基準を覚えておけば安心。商品のタグに記載されている3辺の長さを見ながら判断することができます。

機内持ち込みが可能かどうかはサイズで決まっています

店頭には機内持ち込みが可能かどうかがわかるツールもあります。

伝道師:ただ、LCC航空会社はこれらの基準が大きく異なり、幅・奥行・高さの3辺の計が115cmの基準より小さい場合や、重量でアウトになってしまうこともあります。なのでLCCについては各航空会社のルールをしっかり確認してくださいね。

スーツケースの商品一覧はこちら>>

―なるほど。

伝道師:また、機内には持ち込まないものの、荷物超過料金は払いたくないという方は、多くの航空会社で
「無料受託サイズ=幅・奥行・高さの3辺の計が158cmまで」
ということを知っておくと便利。

―ふむふむ、スーツケース選びについては、
「1泊の荷物の目安量=10L」
「持ち込みサイズのスタンダード=幅・奥行・高さの3辺の計が115cmまで」
「無料受託サイズ=幅・奥行・高さの3辺の計が158cmまで」
というポイントがある...と。

伝道師:...さて、ここでちょっと、おすすめのスーツケースをご紹介する宣伝タイムです。

―え、宣伝タイム...?

伝道師:ご紹介するのはこちら、ハンズオリジナル「hands +」のライトシリーズというスーツケースのリニューアル版です!

hands+ライトスーツケース

hands+ ライトシリーズ スーツケース フロントオープンタイプ 58L、90L 各24,090円(税込)

伝道師:ではリニューアルポイントを順にご説明しましょう。
①スリムなボディにこだわり、奥行き26cm(90Lは28cm)に変更。

②底ハンドルを採用し、荷物の上げ下ろしが便利に。

hands+のスーツケースの特徴バックハンドグラブスタイル

③フロントオープンタイプのストッパー位置をバー側からポケット側キャスターに変更。万が一「バックハンドグラブスタイル(※)」で引こうとしてもストッパーがかかるようになりました。

※伝道師が4輪のスーツケースでは極力控えて欲しいと啓蒙する、2輪のみ転がす持ち方。詳しくはこちら>>

2輪のみ転がす持ち方がおすすめです

④内装仕切りは取り外してそのまま掛けられる仕様に。

内装仕切りは取り外しができます

このように、より使いやすいように細部までアップデートしています。ラインナップも「中型58Lフロントオープン」と「エクスパンダブルドア34L」が新登場。一人ひとりのニーズに合ったお気に入りの一台をお選びいただけます!!

―おなじみのhands+かと思ったら、使いやすくリニューアルしたんですね!

伝道師:そうなんです!気軽に使えるよう、アップデートしましたよ!
ではスーツケースについてもう一つだけ...。スーツケースって、数千円で買えるようなものから、十万円以上するものまで、とても幅広いんです。そんな中、ハンズで取り扱っているスーツケースはちょうど中央のライン、確かな品質を担保しつつ、値段も比較的お手頃な、コストパフォーマンスが優れたところを意識して取り扱っています。ある程度の予算内でブランドも機能もしっかりしたものが欲しいという欲張りさんには、ハンズの品揃えがぴったりハマると思いますよ!

...はい、以上、宣伝タイムでした。思った以上にスーツケースのことばかり話してしまいましたが、引き続き、トラベルグッズコーナーの攻略法をお伝えしていきますよ!

―(相変わらずマイペースだなあ...)。

ハンズで取り扱っているスーツケース

「ハンズで取り扱っているスーツケースはどれも一定のレベルをクリアしているので、ぜひ安心してお選びください」と大声で語る伝道師。

 

まだまだある、トラベルグッズコーナーに行く前に押さえておきたいポイント

伝道師:ここからはその他のトラベルグッズについて、店頭に行く前に気を付けておくべきことをお話しします。

はじめに取り上げたいのは、海外に行くなら必ずチェックしたい、「電圧」と「プラグ」。ドライヤーなどの家電製品を持っていっても使えない...ということにならないように、しっかりと準備しておく必要があるんです。

―電圧とプラグ、それぞれについて確認する必要があるんですね。

伝道師:はい、海外に頻繁に行かれる方にとっては常識だと思いますが、そうでない方にとっては意外と盲点になりがちです。まず、電圧については、日本の電圧は1種類、100Vのみですが、海外でも同じという訳ではありません。電圧が異なると、製品を使えないどころか、場合によっては故障の原因になってしまうこともあるので要注意です。

最近では変圧器が不要な家電が増えており、「100-240V」と表示があれば変換プラグだけで対応できる場合がほとんどですが、変圧器が必要な場合には、全世界対応タイプがおすすめ。これがあれば基本的にどの国でも対応できるので、複数種類の電圧がある国や、様々な国を周遊する時に便利ですよ。
※変圧器を使用する際は電化製品の消費電力(W)をお確かめの上、必ず変圧器本体の決められた容量内で使用してください。

―なるほど。プラグについてはいかがですか?

伝道師:プラグは世界で約15種類あるのですが、主にはこちらの7種類です。

プラグの種類は世界で約15種類あります

伝道師:日本のプラグはAタイプですが、海外ではこのタイプが使えないことが多いので、電圧と同じように、滞在先のプラグをきちんと確認しておきましょう。こちらもおすすめなのは、全世界使えるマルチタイプ。電圧に比べて、プラグは同じ国内で複数種類あるケースがほとんどですから、マルチタイプを一つ持っておくと心強いです。

プラグは全世界使えるマルチタイプがおすすめ

トラベルグッズコーナーでは変圧器とプラグが一緒に置いてあることがほとんどです。

―「電圧とプラグのチェックは忘れずに」...と。

伝道師:続いて忘れがちなのが、液体の持ち込みについて。国際線は100ml以上の容器に入ったものは機内への持ち込みNGという制限があります。持ち込み検査の時にあたふたしないように、このようなリッターバッグに詰めておきましょう。
他にも細かなルールが決められているので、詳しくは航空会社のWebサイトをチェックしてくださいね。

hands+ リッターバッグ

hands+ リッターバッグ 機内持ち込みセット  1,100円(税込)
※こちらは店舗のみの取り扱いとなります

―「海外に行く時はリッターバッグを要チェック」...と。

伝道師:最後にお伝えしたいのは、「通信環境」についてです。意外とここまで頭が回らず、出発直前で思い出す方も少なくありません。いつものスマートフォンを海外でもいつものように使うと、びっくりするほどの通信費がかかってしまうのでしっかり押さえておきましょう。最近は定額制のレンタルWi-Fiなどさまざまなサービスが充実していますので、検討されるとよいと思います。

 

ライトな旅人のサポート役になりたい

―攻略法は以上...ですかね、ありがとうございます。

伝道師:感謝には及びませんよ。

攻略法を伝える伝道師

―(変なテンション...)。ところで佐藤さんは、ここのところ、このヒントマガジンの枠を飛び越えて様々なフィールドで活躍されていますね。

伝道師:ええ、おかげさまで!

―どうしたんですか?

伝道師:どうしたんですかってどういう質問だよ(笑)。いや、本当にありがたいことに、多方面からお声がけいただくことがとても増えていまして。例えば、旅と自由をテーマにしたライフスタイル系Webメディア、TABIZINE(タビジン)さんで7月中旬から連載記事を持たせていただくことになったほか、先日は日経新聞の土曜紙面、「NIKKEIプラス1」内で紹介する、おすすめのスーツケース10選をチョイスする選定委員に選ばれました。
おすすめスーツケース10選の記事はこちらからご覧いただけます!>>
※こちらは2019年7月公開記事を再編集をしております。

―地道な伝道師活動がようやく花開きつつありますね!

伝道師:ありがとうございます!特に最近思うんですけど、旅行の達人はいても、「旅行グッズの達人」ってあまりいないような気がしているんです。

―何が違うんですか?

伝道師:旅行の達人って例えば、極力荷物を減らして、バックパック一つだけで世界中を渡り歩くような方々のことです。ただ、そういった方々はレベルが高すぎて、ライトな旅行ファンにとっては実は参考にできることが少ないんじゃないかと思ってて。そんな時に、「旅行グッズの達人」、つまりライトな旅行ファンに寄り添った存在がいると、旅をもっと気軽に、安心して楽しめる気がしているんです。
そこで思うのが、ただただ純粋にスーツケースの奥深さを伝え続けるのはもちろん、「旅行グッズの達人」として、悩めるライトな旅人のサポート役になることも、これからの伝道師としてあるべき姿なんじゃないかと。

―なるほど。

伝道師:だったら、まずは一人でも多くの方々に私の存在を知っていただくことが大事だと思い、周りの皆様に支えられながら、トラベルグッズ以外の領域にも顔出しさせていただいている、という感じです。

―...もはや伝道師の活動ではないのでは?

伝道師:いやいや、決してそんなことはないんです!というのも、私が常々言っているのは、「日常の延長が旅である」ということ。それはつまり、トラベルグッズというカテゴリに限らず、あらゆるものがトラベルグッズになり得ると思っているんですよ。例えば、いつも使っている文房具があったとして、それを旅先にも持っていけばもうそれは一つのトラベルグッズと捉えても差し支えないはず。そういう思いがあるから、トラベルグッズに限らず、ハンズで扱っているアイテムなら積極的に紹介していきたいです。こんな感じで、私ならではの視点で旅をよりもっと気軽に楽しんでいただけるような情報をお届けしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします!

私ならではの視点で、旅をよりもっと気軽に楽しめるアイテムをご紹介します

 

おわりに

トラベルグッズコーナー以外にも、最上階から地下階まで扱っている全ての商品がトラベルグッズになる可能性を秘めているという伝道師。今回ご紹介した攻略法を押さえつつ、ぜひハンズの店舗をくまなくまわって、お気に入りのトラベルグッズを見つけてみてくださいね!

スーツケースの伝道師の記事一覧はこちら>>

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