トイレタンクの掃除手順を解説!おすすめのアイテムもあわせてご紹介

トイレタンクの掃除手順とおすすめのアイテム

トイレの床や便器に比べて掃除が難しそうな「トイレタンク」ですが、身近なアイテムを使うだけで簡単に掃除ができるのをご存じですか?今回は、トイレタンクの掃除の手順を解説します。掃除がさらに楽になるおすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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トイレタンクを掃除した方がよい理由とは?

トイレタンクを掃除した方がいい理由とは?

多くのトイレに付いているトイレタンクは、はカビや雑菌の温床となりやすい場所です。トイレタンクには常に水が溜まっており、湿気が充満している状態。そのため、カビが繁殖しやすい湿度とされる60%以上を余裕で上回ってしまうこともあります。

参照:文部科学省「カビ対策マニュアル 実践編」

掃除をしていないトイレタンクの水を流すことは、カビや雑菌を含んだ水をトイレに流している状態といっても過言ではありません。掃除をしても落ちにくい便器の黒ずみや嫌なにおいも、トイレタンク内の汚れを放置していることが原因である可能性が高いです。

また、トイレタンク内に溜まった水が蒸発することで水垢が発生してしまいます。掃除をせず放置していると落としにくくなるため、こまめにトイレタンクの内部をしっかり掃除する必要があります。

 

トイレタンクの掃除で必要なアイテムと手順

トイレタンクの掃除で必要なアイテムと手順

汚れや水垢の発生を防ぐために必要なトイレタンクの掃除ですが、どのような道具・手順で掃除すればよいか分からない人も多いでしょう。ここからは、トイレタンクの掃除に必要な道具と手順について解説します。

トイレタンクの掃除に必要なアイテム

  • 中性洗剤
  • クリームクレンザー
  • ゴム手袋
  • 掃除用スポンジ
  • 古い歯ブラシ
  • 乾いた布(複数枚)

①止水栓を閉めてタンク内の水を抜く

まずは掃除中に給水がされないように、止水栓を閉めたうえで、タンク内の水を抜きます。止水栓をしっかり閉めたら洗浄レバーを何度か回し、タンク内の水が完全に抜けるまで排水してください。
タンク内が空になったら、タンクの蓋をゆっくり外しましょう。トイレタンクの蓋は陶器製であることが多いため、落として割らないよう取り外しの際には注意してください。

②トイレタンクの蓋をこすり洗いする

トイレタンクの蓋をこすり洗いする

次に、手順に沿ってトイレタンクの蓋を掃除します。掃除の前には必ず、洗剤が流れ出ないように蓋の排水口に布を詰めて栓をしましょう。蓋を裏返し、中性洗剤を含ませた掃除用スポンジでしっかり擦り洗いをしてください。
掃除しにくい蓋の四隅・隙間はスポンジの角を使って細かく擦ると落としやすくなります。汚れが落ちたら、水に濡らした布で洗剤を拭き取ります。最後に乾いた布で蓋の裏側の水気を取りましょう。

③手洗い器部分をクレンザーで掃除する

トイレタンクの蓋を表に返したら、正しい手順で手洗い器部分をクレンザーで掃除します。クリームクレンザーを塗布したスポンジで、手洗い器部分をこすり洗いしましょう。
汚れが落ちたら、水で濡らした布でクレンザーをきれいに拭き取りましょう。なお、クレンザーがトイレタンクの中に入ると故障の原因になるため、水で洗い流すのは避けてください。最後に排水口に詰めていた布を取り、蓋を自然乾燥させます。

④トイレタンク内部を中性洗剤で掃除する

トイレタンク内部を中性洗剤で掃除する

蓋を乾燥させている間に、トイレタンクの内部を中性洗剤で掃除しましょう。タンクの側面・底面などの広い部分は中性洗剤を含ませたスポンジでこすり洗いします。ホースや給水に使われる樹脂製部品などの細かい部分は、古い歯ブラシを使うのがおすすめです。

掃除ができたら止水栓を少しだけ緩めてタンク内に給水します。洗浄レバーを回して排水を行い、タンク内をすすぎ洗いしましょう。最後に乾燥させた蓋をタンクにかぶせ、止水栓を元の位置まで戻したらトイレタンクの掃除は完了です。

 

トイレタンクの掃除に便利なおすすめアイテム一覧

トイレタンクの掃除に便利なおすすめアイテム

トイレタンクは簡単に掃除できるとはいえ、「もっと楽に掃除をしたい」と感じる方も多いでしょう。ここからは、トイレタンクの掃除をもっと楽にしてくれる、おすすめの便利アイテムをご紹介します。

漂白と消臭のダブルパワー【オキシクリーン(OXI CLEAN)】

オキシクリーン(OXI CLEAN) オキシクリーン 1500g

オキシクリーン(OXI CLEAN) オキシクリーン 1500g 1,650円(税込)

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〈オキシクリーン(OXI CLEAN)〉は、洗濯・部屋掃除・キッチン汚れなどのさまざまなシーンのお手入れに使える便利な酸素系漂白剤です。お湯に溶かすことで放出される酸素の泡により、漂白・消臭・除菌の3役を1つで担えます。

過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素が、トイレの汚れやにおいをすっきり落としてくれますよ。無香料タイプなので、掃除中の洗剤のにおいも気になりません。

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微生物の力でトイレをきれいに【コジット パワーバイオトイレのキバミ臭いに】

コジット パワーバイオトイレのキバミ臭いに

コジット パワーバイオトイレのキバミ臭いに 1,078円(税込)

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コジットの〈パワーバイオトイレのキバミ臭いに〉は、微生物の力でトイレの汚れやカビを防ぎ、きれいに保つ設置タイプの掃除アイテムです。手洗い器部分の蛇口の下に設置したり、タンク内に吊るしたりなど、さまざまな設置方法があります。

水に触れることで、ケース内のバイオが活発になり、トイレの汚れやにおいを抑えます。浄化槽タイプのトイレにも使えるため、トイレタンクの掃除の手間を軽減することができるのもうれしいポイント。

トイレタンクに入れるだけでOK【ハイジェニック(hygienic)ケミフリー】

ハイジェニック(hygienic) ケミフリー

ハイジェニック(hygienic) ケミフリー 1,980円(税込)

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「5万回流してもピカピカ」というキャッチコピーで注目されている〈ハイジェニック(hygienic) ケミフリー〉。トイレタンクに入れておけば、水垢の原因となるミネラルの分子をイオン化する「ハイドロミネラルマグネット」により、水垢や汚れの付着を防ぎます。

また、抗菌素材のバクトベーンがカビの原因となるバクテリアを死滅させる点も魅力です。トイレタンクの洗浄と汚れの発生予防を両立した掃除アイテムといえるでしょう。

漂白・消臭・除菌の3つで活躍【シャボン玉石けん 酸素系漂白剤】

シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g│洗濯洗剤 洗濯漂白剤・染み抜き剤

シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g 572円(税込)

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〈シャボン玉石けん 酸素系漂白剤〉は、過炭酸ナトリウムをベースとした酸素系漂白剤です。漂白・消臭・除菌が可能で、水で溶かして使えば排水溝の汚れや嫌なにおいをすっきり落とせるでしょう。塩素系漂白剤のような刺激臭がないため、幅広い用途に活用できますよ。

トイレタンクの水垢におすすめ【レック(LEC)おまかせください(洗面所)】

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レック(LEC) おまかせください(洗面所)2枚入 S−734 298円(税込)

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水に濡らしてこするだけで、トイレタンクの掃除ができる点が魅力の便利アイテムが〈レック(LEC)おまかせください(洗面所)〉です。スポンジの片面に研磨材を採用しているため、頑固な水垢や黒ずみ汚れも洗剤いらずですっきり落とします。

研磨材には軽石を使用しており、掃除中の傷がつくのを極力抑えている点も人気のポイントです。やわらかなスポンジタイプなので、ホースの凹凸や排水口などの狭い部分も簡単に磨けます。

酵素の力でタンク内部を洗浄【木村石鹸 トイレタンク洗浄タブレット】

木村石鹸 トイレタンク洗浄タブレット 5回分

木村石鹸 トイレタンク洗浄タブレット 5回分 968円(税込)

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〈木村石鹸 トイレタンク洗浄タブレット〉は、酸素の力でトイレタンク内の汚れを分解することをコンセプトにつくられた、タブレットタイプの洗浄剤です。タンク内に1錠入れて2時間放置するだけで掃除が完了するため、忙しくてなかなかお手入れできないときにも便利です。

洗浄剤にはシリコンを配合しており、洗浄後のタンク・便器に汚れが再度付着することを防ぎます。また、合成界面活性剤不使用で環境や人にやさしい純石けん成分を採用しているため、トイレタンクや浄化槽を傷めにくいのも魅力です。

 

トイレタンクを掃除するときの注意点

トイレタンクを掃除するときの注意点

カビや雑菌が発生しやすいトイレタンクだからこそ、隅々までしっかり掃除したいところですが、実際に掃除をする際には注意点もあります。ここからは、トイレタンクを掃除するときの注意点を解説します。

掃除には熱湯を使わない

トイレタンクを掃除する際には、熱湯を使わないように注意してください。さまざまなもののカビ対策として熱湯が使われることは多いですが、トイレタンクは主に陶器で作られているため、熱湯がかかることでひび割れが起きてしまう可能性があります。
また、プラスチック素材のパーツがある場合は熱湯によって変形することもあるため、トイレタンクの掃除には必ず水を使いましょう。

洗剤は混ぜて使わない

トイレタンクの掃除に使う洗剤は、混ざらないように注意してください。洗剤が混ざってしまうとそれぞれの洗浄効果が低下してしまうだけでなく、有毒なガスが発生してしまう可能性もあります。
複数の洗剤を使う場合は、先に使った洗剤をしっかり拭き取ってから、次の洗剤を使うようにしましょう。

 

トイレタンクの汚れを予防する方法とは?

トイレタンクの汚れを予防する方法とは?

1度汚れがこびりつくと掃除が大変になるトイレタンクですが、普段からできる簡単な方法でタンク内の汚れを予防できます。ここからは、簡単にできるトイレタンクの汚れを予防する方法を解説します。

こまめにふき取り掃除をする

トイレタンクをこまめにふき取り掃除するだけでも、汚れの付着を防げます。手洗い器部分を含めタンク全体を布で水拭きし、落ちない汚れについては中性洗剤を含ませた布で拭き取りましょう。掃除の仕上げに固く絞った布で水拭きをすれば、ふき取り掃除は完了です。

手洗い器に設置型洗浄剤を置いておく

タンク内の汚れを予防するなら、手洗い器に設置型洗浄剤を置くのもおすすめです。設置型洗浄剤を置いておけば、手洗い器から水が流れていく際に洗浄液がタンク内へ流れていきます。
設置後はそのまま放置するだけで、洗浄液がタンク内を除菌・消臭する点が大きなメリットです。タンク内の黒ずみの予防にもなるため、トイレタンクの掃除の手間を軽減できるでしょう。

 

こまめにトイレタンクをきれいに掃除しよう!

汚れがこびりつきやすいトイレタンクですが、中性洗剤や歯ブラシなどの身近なアイテムを使えば、簡単に掃除できます。今回ご紹介した手順やおすすめのアイテムを参考にしながら、トイレタンクをきれいにお手入れしてみましょう。 

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