【冬服のケア】休ませるのも服への愛情!ニットやコートの上手なお手入れを実践解説します

冬の装いの主役といえばニットやコート。でも、毛玉がついたり汚れたりしていると、それだけでテンションも下がってしまうもの...。そこで今回は、日常のケアから毛玉取り、ボア素材のお手入れまで、冬服の上手なケア方法をインテリアバイヤーの田中が実践を交えて解説します!

【日常のお手入れ編】大切なのは日頃のケア+休ませること

―今日はよろしくお願いします!

田中:よろしくお願いします!

1912_iruicare_01_.jpg

東急ハンズMD企画部MD企画グループ インテリアバイヤー 田中

田中:はじめに大事なことを言わせてください!服を長持ちさせるポイントは、「日頃のケア」と着た後は数日「休ませる」ことなんです。帰宅した時、洋服ブラシでケアするのが習慣になればベストです。またいくらケアしていても、繰り返し着るとどうしても服は傷んでしまいます...。日々のケアも続ける。けれど、大好きな服ほど、あえて休ませる。それが、よりよいコンディションで、より長く着るための一番の方法です。

―休ませることも大事なんですね、なるほど。では改めて、まずは日常のお手入れ方法について教えてください。

田中:はい。日常的なお手入れには、こちらのブラシがおすすめです。

名称未設定 1.jpg

ハンズオリジナル 万能洋服ブラシ 5,500円+税

―このブラシにはどんな特徴があるんですか?

田中:その名の通りニットからスーツまで万能な、ホコリを落として毛並みを整える万能洋服ブラシです。硬さの違う豚毛と馬毛を使っているため、さまざまなホコリをしっかり取ることができ、ブラシ部分の形状が平らではなく山型になっているので、服の表面に効率よく当てることができます。手にフィットする握りやすいグリップ形状もこだわりですね。

―さまざまな服に使えるこのブラシが1本あると便利ですね。着た後は毎回かけるべきでしょうか?

田中:基本的には、着用したらその都度ブラシをかけるのが一番です。コートやスーツだけでなく、ニットもブラッシングが大事です。ニットにブラシをかけるというと少し意外かもしれませんが、見えないホコリがたまっているんですよ!

―なるほど。では使い方を教えてください。

田中:ニットでもコートでも使い方は同じです。基本的には上から下へ...、なんですが、最初にホコリを取りたいので、上向きに軽くはらうようにかけ、その後に上から下へやさしく撫でて整える感じですね。強く当てたり、擦ったりすると、生地を傷つけてしまうので要注意です!

1912_iruicare_02.jpg

ハンガーに掛けて、片手で持った状態がおすすめです。

1912_iruicare_03.jpg

まずはホコリをはらうように、上向きに軽くブラッシングします。

1912_iruicare_04.jpg

その後はやさしく撫でるように、上から下へ。

1912_iruicare_05.jpg

強く当てるのはNG。日常のケアなので、サッとはらう程度で十分です。

田中:目に見えるホコリがなくても、見えないところで繊維が絡まっていることがあるので、その乱れを整えるためにも日常的に使ってほしいですね。それが毛玉予防にもなります。襟のあるコートなどは襟の裏にもホコリがたまるので、そこもしっかりケアが必要です。


 ※スーツやコートのお手入れに。洋服ブラシを使ったお手入れの基本とコツを動画でもチェック>>

【毛玉の取り方編】もし毛玉ができてしまっても慌てずに

―続いては毛玉の取り方を。ところで、毛玉って、どうしてできるんですか?

田中:ニットなどの表面の毛羽立ちが徐々に絡まり、そして重ね着などで摩擦や静電気が起こることで毛玉になります。できてしまうのはある程度しょうがないことですが、できたらもうほどけないので、ブラシで集めて取るか、毛玉取り器などで切るしかないんです。よくやってしまいがちですが、引っ張るのは厳禁です!繊維を傷つけるだけなので気をつけてくださいね。

―ついつい引っ張ってしまいますよね...これからは気をつけます。既にできてしまった毛玉の上手なケア方法を教えていただけますか。

田中:はい。こちらのアイテムでケア方法をご紹介しますね。

1912_iruicare_06.jpg洗濯塾の毛玉取りブラシ 2,000円+税

―このブラシにはどんな特徴があるんですか?

田中:2種類の毛を使っていて、外側の黒い毛が猪毛、内側の白い毛が豚毛です。ハードな猪毛で手強い毛玉をがっちり絡め取り、ソフトな豚毛で柔らかな毛玉をキャッチしながら繊維を整えます。使いやすい角度で握れるように計算されたグリップと、毛玉がよく引っかかるように毛の先端の形が傘状になっているのも特徴です。

1912_iruicare_16.jpg

―では使い方をお願いします。

田中:まずは服を平らな場所に置きます。ブラシのかけ方は、毛の流れに沿って、が基本。流れの向きと逆にかけると引っかかってしまうことがあるので、必ず確認することが重要です。こちらも力を入れ過ぎないことが大事で、最初はやさしく、様子を見ながら部分的に強く、という感じですね。

1912_iruicare_07.jpg

平らな場所に置き、片手で抑えながら、毛の流れに沿ってブラッシング。

1912_iruicare_08.jpg

逆向きにかけないこと、力を入れ過ぎないことに注意しましょう。

1912_iruicare_09.jpgビフォー&アフターがこちら。しっかりキレイになっていますね。

集めた毛をブラシから取るための専用ブラシクリーナー付き。ちょっと使っただけですが、こんなに集まりました。

1912_iruicare_11.jpg

田中:やればやるほどキレイになるものでもなく、毛玉を取ることで多少なりとも繊維を傷つけることになるので、かけ過ぎには注意してください。そういう意味でも、先ほどの万能ブラシなどで日頃からケアすることが大切になりますね。

【ボア素材のお手入れ編】新品のようなふわふわ感が復活!

―では最後に、ボアなどの起毛素材のケア方法を。特別なアイテムがあるんですか?

田中:はい。起毛素材専用のブラシがあります。最近、ボアの服が人気ですよね。こちらはお客様の声からできた今年の新商品なんです。

1912_iruicare_10.jpg

洗濯塾 クリーニング屋さんの起毛ブラシ 1,680円+税

―ボア素材は暖かいけれど、どうしてもつぶれたりしますよね。どんな特徴があるんですか?

田中:ペタッとつぶれたボア素材の毛を起こし、毛並みを整えて、本来のふわふわ感を蘇らせます。毛が引っかかりやすいように、ブラシ部分の針1本1本が「く」の字になっているところが特徴です。

―なるほど。横に形の変わったヘアブラシのようですね。では使い方を教えてください。

田中:ポンポンと叩くようにして使います。毛を起こしながら、ふくらませるように、毛先をときほぐしていく感じですね。毎回お手入れするのは大変かもしれないので、ちょっと気になった時や時間がある時にやるのがおすすめです。

1912_iruicare_12.jpg

毛足に対して垂直にブラシを当て、引き上げるように叩く感じで。

1912_iruicare_13.jpg

前後に動かしたり強く擦るのはNG。毛が抜けたり生地が傷む原因になるのでご注意を。

1912_iruicare_14.jpg

繰り返すと毛先もほぐされ、新品、いやそれ以上とも思えるふわふわ感に!

1912_iruicare_15.jpg

右半分がブラッシング後。左半分と比べても、毛並みの美しさが全く違います。

田中:今日ご紹介したのはごく一部で、他にも様々な衣類のケアアイテムがあります。自分でお手入れすることで、お気に入りの服への愛着ももっと湧いてくると思いますので、ぜひ試してみてください!

おわりに

大事なのは、日頃のケアと、いざというときのケア、そして「休ませる」こと。便利なお手入れアイテムを使って、お気に入りの服をずっとキレイに着てくださいね。

※掲載商品は一部店舗では取り扱いがない場合がございます。取り扱い状況については各店舗へお問い合わせください。
※掲載商品は、一部の店舗ではお取り寄せになる場合がございます。
※一部価格・仕様の変更、および数に限りがある場合もございます。※掲載写真には一部演出用品が含まれます。
※商品価格等の情報は、掲載時点のものです。

この記事の関連タグ