つっぱり棒は魔法のスティック!その可能性とアイデアをつっぱり棒博士に聞いてきた

あなたは「つっぱり棒の使い方」と聞いていくつアイデアが浮かびますか?浮かんでも数個という方がほとんどではないでしょうか。しかし、つっぱり棒のポテンシャルはそんなものじゃありません!
今回は、全部で60種類ものつっぱり棒活用アイデアが詰まったムック本『魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる』の著者である「つっぱり棒博士」こと竹内香予子さんに、つっぱり棒の可能性やアイデアの数々について聞いてきました!

つっぱり棒のよさを一人でも多くの方に伝えたい!という想いから生まれた「つっぱり棒博士」

―つっぱり棒博士こと竹内さん、本日はよろしくお願いします!
竹内さん(以下、博士):こちらこそよろしくお願いします!

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つっぱり棒博士 整理収納アドバイザー 竹内香予子さん

―いきなりで恐縮なのですが、「つっぱり棒博士」ってなんですか?
博士:まず私の本業からお伝えすると、平安伸銅工業というつっぱり棒メーカーの3代目社長を2015年から務めさせていただいています。今の時代に合ったつっぱり棒を開発するにあたり、つっぱり棒に対する世間の生の声や、どのように使っているかを整理収納アドバイザーの仲間たちから情報を収集してきました。

―ふむふむ。
博士:その結果、つっぱり棒を効果的に使うノウハウはたくさん溜まったのですが、同時に多くの方がうまく活用できていないこともわかったんです。それで、基本的な使い方やあまり知られていない魅力の伝え方に悩んでいた時、たまたま生活情報誌『ESSE』さんから取材のご依頼があったんです。その際に今お話ししたようなことを相談したら、「そんなにつっぱり棒に詳しいんだったら、自らつっぱり棒のよさを語っていけばいいじゃないですか」というアドバイスを受け、ESSEの誌面に「つっぱり棒博士」としてデビューしたんです。

―つっぱり棒のよさを一人でも多くの方にお伝えするために「つっぱり棒博士」が生まれたんですね。
博士:おかげさまで様々なメディアに取り上げていただき、ムック本『魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる』も発売することができましたが、まだ正しい使い方をご存知ない方も多いので、もっともっと頑張っていきたいと思います。

つっぱり重版カバー.jpg魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる 1,000円+税

―ぜひ応援させてください!ところで正しい使い方、とのことですが、よくある間違った使い方はあるのですか?
博士:ありますよ!と、その前に、意外と多くの方が知らないのですが、つっぱり棒は「バネ式」と「ジャッキ式」の2タイプに分かれています。「バネ式」はパイプの中にバネが入っているもので、100円ショップにあるものはほとんどがこのタイプ。「ジャッキ式」は、伸ばしたパイプをネジで固定してから、端のグリップを回して取り付けるタイプで、バネ式と比べてつっぱる力や耐荷重が強力なのが特徴。重いものをかけたい時に便利なんですよ。

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中央が「バネ式」で、上が「ジャッキ式」。ジャッキ式の中には最大70kgもの耐重量を誇るものもあります(写真下)。

―知らなかった...。
博士:バネ式はその名の通りバネの反発力を使ってつっぱるのが特徴なので、つっぱりたい長さよりパイプを1cmほど長めにし、ぎゅっと縮めた状態で取り付けるのが正しい方法。

ですがよくある間違いが、パイプをくるくると回して伸ばしながら取り付けるやり方。これだとバネの反発力が生まれる前に取り付けを終えてしまいがちです。仮に耐荷重が2〜3kgだったとしても500gくらいかけただけでたわんで落ちてしまうこともあります。

―なんと...思いっきり間違った方法で使っていました...。
博士:ぜひ今日からは正しい方法でお願いします(笑)。
次にジャッキ式ですが、太いパイプと細いパイプで形成されていて、2つを先端がきり状に尖っているネジで貫通させることで固定させる仕組みになっているんですね。ただ、この仕組みを知らず、パイプの表面にネジが当たるくらいの状態で止めてしまうことが多いです。

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―なるほど、知りませんでした!
博士:貫通させるなんてちょっとドキドキしますもんね。
あとは100円ショップなどで販売しているつっぱり棒は耐荷重1kgほどのものが多く、Yシャツを3枚ぐらいが限度なんですが、それを知らずにガンガンかけたがゆえにズレ落ちてしまうこともよくあります。
大切なのは用途に合わせて適切なつっぱり棒を選ぶことと、正しい方法で使うこと。この2つができるだけでつっぱり棒ビギナーからは卒業できるはずです!
取り付け方はこちらで詳しく紹介しています>>

実際につっぱり棒活用のアイデアを紹介してもらいました

―ムック本『魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる』には全部で60種類もの活用アイデアが詰まっているんですよね!?
博士:そうなんです!私のアイデアのほかに、ユーザーさんからいただいたアイデアも入っているんですよ。多くのつっぱり棒ファンの皆様の知恵が凝縮された濃厚な一冊と言っても過言ではありません!

―なるほど...!
博士:また、本の冒頭では「つっぱり棒だからかなう5つの魔法」として、その魅力を5つに分けてまとめているのですが、具体的なアイデアと合わせてご紹介しましょう。

―お願いします!
博士:一つ目の魅力は、「思い立ったらすぐ、気軽に取り付けられる」点です。
例えばつっぱり棒にペーパータオルを通してホルダーとして使うというアイデア。バネ式は取り外しが簡単なので、ペーパーの取り替えもラクにできますよ。

―引き出しの中など、暮らしに合わせて自由な場所に付けられるのもいいですね!
博士:そうなんですよ!ちなみに、ジャッキ式だと例えば物干しスペースをつくるアイデアもありますよ。バネ式と比べてより多くの衣類をかけることができるのに、取り付けはものの数分でできちゃいます。

―衣類の数もそうですし、物干しスペースは頻繁に付け替えないからジャッキ式がぴったりですね。
博士:その通り!ここではさらに、物干し用のつっぱり棒の手前にもう一本取り付けてカーテンを通しています。カーテンを閉めれば、来客のときに慌てて洗濯物を移動させなくてもOK!そういったアレンジもしやすいのがつっぱり棒のよさですね。
さて、続いては二つ目の魅力、「ライフステージに合わせて変えられる」点についてお話しします。

―ライフステージ?
博士:例えばこちらは、玄関収納スペースにつっぱり棒を2〜3本取り付けて靴の収納力をアップするアイデアなのですが、結婚や出産で家族が増える時などに便利なんです。

―つっぱり棒ならではの柔軟性のあるアイデアですね!
博士:そうなんですよ!家族が増えることもあれば、子どもが大きくなって一人暮らしをするようになり減ることもありますよね。つっぱり棒なら、その時々の暮らしに最適な収納力に整えることができるんです。

つっぱり棒仲間と一緒につっぱり棒のよさを伝えていきたい

―三つ目の魅力はなんでしょうか?
博士:「壁に傷をつけず、失敗してもやり直せる」点です!
壁や天井にネジや釘で穴を開けずとも設置可能なので、賃貸の家や新築の家でも思い切ったアレンジができるのが魅力です。例えばこんな風に。

―おしゃれ!
博士:調理中の手元が暗かったので、つっぱり棒を縦に使って照明を追加しました。最初はいいと思っても、使い始めてみると「やっぱりこの位置じゃなかった」ということってあると思うんです。つっぱり棒だと失敗を恐れず取り付けることができ、やり直しがきくというのはとてもいいところだと思います。

―失敗を恐れずというのが素晴らしいですね、気軽にチャレンジしようと思えるので!
博士:つっぱり棒は挑戦する勇気を与えてくれる存在でもあるのかもしれません(笑)。

では次に四つ目ですが、「狭い空間でも有効活用できる」ところです。
つっぱり棒の長さは最短で13cmくらいなんですね。だから部屋の中のちょっとしたデッドスペースにも活用できるのが魅力。このように、キッチンカウンター棚のすぐ下にわずかな空きスペースがあったので、つっぱり棒を2本使って棚板を設置しました。

―かゆいところにも手が届く感じですね!
博士:ちなみに、最長のつっぱり棒は、弊社のものだと283cm。長さの種類は12種類あるので、きっと家じゅうのあらゆるところで活躍してくれるはずですよ。

ではラスト、五つ目の魅力はズバリ「自分に合わせた収納やインテリアを楽しめる」点です。
こちらについては本に掲載したユーザーさんの活用例がとても素晴らしいんです!

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―...ええと、特にどのあたりがグッときたのでしょうか?
博士:こちらの方はお部屋のデザインに合わせて、つっぱり棒に真っ黒なマスキングテープを貼っているんですよ。だからつっぱり棒が浮かずに馴染んでいて素敵なんです。つっぱり棒を楽しみながらお使いになっている感じがして個人的にも大好きなアイデアです。と、以上5つの魔法をご紹介させていただきました。

―ありがとうございます!しかし竹内さんご自身が本当につっぱり棒のことをお好きなのが伝わってきますが、ずっと前からなんですか?
博士:前から好きは好きだったんですけど、改めてつっぱり棒ってすごいなあと思ったのは今から4〜5年前のことです。当時は2LDKのマンションに夫婦で住んでいたのですが、一部屋はお客さん用のベッドルーム、もう一部屋は自分たちの部屋にしていたんですね。その頃、洗濯物を取り込んでまとめるための動線が悪いのがとてもストレスだったんですよ。

―どう悪かったんですか?
博士:お客さんのベッドルームに物干し竿を付けて洗濯物を干し、乾いたら自分たちの部屋にあるクローゼットに移動させていたんですが、次第に自分たちの部屋に持っていかなくなり、洗濯物は結局ベッドルームにたまるように・・・。
で、そんな悩みを整理収納アドバイザー仲間に相談したら、「お客さんはどれぐらいの頻度で来るの?」と聞かれまして。「年に1〜2回」と答えたら、「じゃあ、お客さんの部屋をいっそのことクローゼットにすればいいんじゃない?」って言われたんですよ。クローゼットにするための、つっぱり棒を使った具体的なアイデアと一緒に。

―お客さんの部屋を自分たちのクローゼットに...。部屋の役割を変えるんですね。
博士:ええ。当時は今よりもつっぱり棒の知識も浅かったので、つっぱり棒を使うというアイデアが私には全く浮かばす、とてもびっくりしました。そしてその時に言われた、「ライフスタイルが変わったら外せばいいんだし、つっぱり棒を使えばそれができるでしょ」という言葉は今でも鮮明に覚えています。

―竹内さんの心に響いた言葉だったんですね。
博士:そうなんです。だから、今こうしてつっぱり棒博士として活動できているのも、周りの皆のおかげなんです。これからも社員の皆やつっぱり棒ユーザーの皆様、整理収納アドバイザー仲間たちと一緒に、つっぱり棒の魅力を一人でも多くの方にお伝えできればと思っています。

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おわりに

つっぱり棒博士こと竹内香予子さんに、つっぱり棒が持つ様々な魅力や可能性をお聞きしました。ムック本『魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる』では、ここでご紹介したアイデアの他にも数多くのテクニックが掲載されているので、ぜひ手にとってみてください!
また、こちらのサイト>> にもつっぱり棒に関するお役立ち情報が盛りだくさん!あわせて要チェックです!

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