在宅ワークもすっかり定着しましたが、その快適さを左右するもののひとつが「チェア」の存在。ハンズはそこに着目し、この度、オランダ発のブランド「KOPLUS(コープラス)」から、日本未発売となる高機能チェア「Symbian(シンビアン)」を販売することになりました。果たしてどんな特徴や機能を備えているのか。商品担当のハンズスタッフに詳しく聞きました!
※こちらは記事公開時(2022年9月時点)の情報です。
- 【目次】
シートがスライドする!?オランダ発の高機能チェアが登場
ハンズ 商品戦略部 PB開発グループ 左:前田、右:土屋
コープラス シンビアン 99,800円(税込)
※商品のお渡しはご注文の3ヶ月後となります。
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―まず〈KOPLUS(コープラス)〉とはどんなブランドなんですか?
土屋:「シンプル」「繊細」「スタイリッシュ」「継続」をプロダクトデザインの基本としている、2009年にオランダで誕生したチェアを中心とするオフィス家具ブランドです。
―では、今回ご紹介いただくチェア〈Symbian(シンビアン)〉はどんな特徴があるのでしょうか。
土屋:人間工学に基づいて開発されたチェアで、特に注目すべきポイントは、座る人の自重で座面がスライドするところです。
前田:一般的な高機能チェアは、腰を支える背もたれの「ランバーサポート」の位置を自分の身体に合わせて調整します。でも〈シンビアン〉は奥まで腰を掛けることで、座面が後方へスライド。チェアの背面とお尻から腰までに生まれる隙間を埋め、一番フィットするところで安定します。
土屋:見た目はすごくシンプルですが、実際に座ることで機能性を実感できるチェアですね。
―ハンズで取り扱うことになった、きっかけや決め手は?
前田:在宅ワークが定着し、eスポーツなどの需要も年々増えています。そこに焦点を当てて何か商品を展開できないかと考え、お客様や従業員にアンケートを取ったところ、「チェアがほしい」という声が圧倒的に多かったんです。そこから商品を探し始め、見つけたのがこの〈シンビアン〉でした。
土屋:他にもいくつかのブランドのアイテムをピックアップし、従業員にも実際に試してもらったんですが、これが一番評判がよくて。自重でスライドするという機能も特徴的ですし、日本にはまだ上陸していないアイテムということもあり、ハンズで販売しようと決めました。
―初めて見たとき、そして座ったときの印象はいかがでしたか?
前田:高機能チェアって、デザインがゴツゴツしていて操作もわかりにくいというイメージだったんですが、〈シンビアン〉は見た目も操作も至ってシンプルだなと。座ってみると何ともいえないフィット感があり、すごく魅力的だと思いました。
土屋:私もまず、デザインがすごくシンプルだなと思いました。普通のチェアかなと思うくらい、飾りっ気がないというか。これに果たしてどんな機能が付いているんだろうと。でも座った瞬間に「お!」という驚きがありましたね。
―なるほど。では、その機能や特徴を詳しく解説お願いします!
快適な座り心地の秘密は?機能や特徴を部位ごとに解説
【シート】
土屋:座面の素材は安定した座り心地のウレタン素材です。そして先ほどお話しした通り、座るとシートが自重で自然とスライドし、腰をホールドするようにフィットします。
前田:この動きがとても不思議で新しくて、お尻から腰にかけての隙間がなくなって密着するような感覚になります。身体の重さをやさしく受け止めるように、背もたれがメッシュ生地になっているのもポイントですね。
土屋:座面の高さも46~57cmで調節でき、操作も座面下のボタンひとつ。また、シートのスライドの強度もお好みで調節できます。
高さの調節は座面右側のボタンで、スライドの強度調節は座面下のレバーで行います。
【背もたれ】
前田:109~133°の範囲でリクライニングできます。フルリクライニングすれば、かなりリラックスできますね。リクライニングに合わせて座面もスライドするので、フィット感は保たれたままです。
土屋:リクライニングは2段階でロックすることができ、操作も座面下のボタンひとつで簡単。リクライニング、メッシュ部分の強度(張力の強度)も調節できます。
リクライニングのロックと解除は座面左側のボタンで、背もたれメッシュ部分の強度の調節は座面下のレバーで行います。
前田:あと、こういうチェアってレザーのものも多いんですが、けっこうムレますよね...。先ほども話が出ましたが、背もたれがメッシュ素材なので通気性もよく、適度な弾力もあるので長時間座っていても快適です。
【ヘッドレスト】
前田:背もたれの上端から8~21cmの範囲で高さが調節できるので、自分の身体に合ったポジションを見つけられます。
土屋:角度も0~68°の間で調節でき、首や後頭部をやさしく支えてくれます。仕事中や休憩時など、シーンに合わせて調整するのもよいかもしれませんね。
【アームレスト】
前田:下側にボタンが付いていて、左右それぞれ高さの調節ができます。
前田:デスクでパソコンを操作しやすい高さに合わせるのが一般的ですね。あと、プラスチック素材のように見えますが、実はウレタン素材なので、ほどよいクッション性があるのもさりげない快適ポイントです。
【脚・キャスター】
前田:車輪がダブルキャスターなので割れにくく、床を傷付けにくいのも特徴です。また、5本脚なので安定感もあり、素材もアルミニウムなので丈夫です。
前田:チェアのベースとなる部分ですから、しっかりとこだわりが込められていますね。ちなみにこのチェアにはメーカー保証が5年もつきます。もちろん丈夫な構造ですし、機能もシンプルなので壊れる心配はあまりありませんが、さらに安心ですね。
販売は「Makuake」で。その座り心地は店頭で体感できます!
―販売の形態が通常とは少し異なるとのことですが。
土屋:はい。テストマーケティングの意味合いも込めて、新しいものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」のサイトを通して販売する形となります。
前田:ただ、サイト上だけでは商品の本当のよさが伝わらないので、リアル店舗を持つ我々の強みとして、ハンズ11店舗(新宿店、渋谷店、町田店、銀座店、東京店、札幌店、梅田店、京都店、心斎橋店、広島店、博多店)でお試しいただけるようにしました。また、最新の商品を体験できるショップ「b8ta(ベータ)」の有楽町店でも同様にお試しいただけます。そこで気に入っていただけたら、注文は「Makuake」で行うという形ですね。
※「Makuake」でのプロジェクト公開は9月1日からスタート。「b8ta」では9月1日から、ハンズ各店では9月10日から店頭でお試しいただけます。
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―では最後にお客様へのメッセージをお願いします!
前田:このチェアを使うことで在宅ワークも快適になり、きっとライフスタイルも変化するはずです。腰がホールドされ、長時間座っていても疲れにくいということを、まずは店頭で体感していただければと思います。
土屋:在宅ワークって、オフィス内のように移動することがなくて居る場所が1ヶ所なので、仕事モードとリラックスモードの切り替えが難しいですよね。だから、このチェアがその切り替えのスイッチになればうれしいです!
おわりに
まずは座り心地を試してみるのが一番。実際に座ってみれば、そのフィット感や心地よさに惹かれること間違いなしです。ぜひ店頭でお試しください!
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