みなさま、楽しい年明けを過ごしていますか?
今年は「親戚や友達がお家に遊びにくるよ」という方も多いのではないでしょうか。この機会に手づくりのおもてなし料理を...なんて計画も素敵ですね。
そこで今回は、時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさんに、子どもも大人も大好きな「チキン南蛮&濃厚タルタルソース」のレシピを教えてもらいました。
本格的な味わいなのに、面倒な仕込みは不要。若菜さんお墨付きのキッチンアイテムで簡単につくれるので、ちょっぴりバタバタしがちな集まりの日にもぴったりです。
- 【目次】
- 家庭的かつ本格的な味わいが、たったの30分でつくれる!
- ゆで卵づくりは不要!タルタルソースを電子レンジで
- あとは鶏むね肉を焼き上げるのみ!
- おわりに
- 塩はお肉のたんぱく質を分解し、水分を入り込みやすくする。
- 砂糖は水分子とくっつきやすく、お肉の保湿効果を高める。
家庭的かつ本格的な味わいが、たったの30分でつくれる!
―若菜さん、本日はよろしくお願いします。現在、育ち盛りの二人のお子さんがいらっしゃるとのこと。にぎやかな日々のなか、いろんなお料理をつくられていますよね!
家族に人気の常備菜や時短節約弁当などのレシピを自身のブログ【つくりおき食堂】で紹介している若菜まりえさん。
若菜さん:今回ご紹介するメニューは、家族全員の大好物です!ポイントさえおさえれば30分程度でつくれるので、あわただしい日には最適ですよ。では早速、材料を用意しましょう。
〈チキン南蛮の材料/2〜3人分〉
1.鶏むね肉・・・1枚(300〜330g)
〜ブライン液〜
2.砂糖・・・小さじ2
3.塩・・・小さじ1
4.水・・・120ml
5.片栗粉・・・大さじ2
6.サラダ油・・・大さじ2(炒め油用)
〜チキン南蛮のたれ〜
7.砂糖・・・大さじ3
8.醤油・・・大さじ2
9.酢・・・大さじ2
10.料理酒・・・大さじ2
〈タルタルソースの材料/2〜3人分〉
1.たまねぎ・・・中1/3個(70g)
2.卵(M玉)・・・2個
3.マヨネーズ・・・大さじ4
4.塩・・・ひとつまみ
5.レモン汁・・・小さじ1
6.青じそ・・・お好みで適量
若菜さん:まず最初に、お肉の下ごしらえから始めます。
―下ごしらえ?!なんだか難しそうですね...。
若菜さん:心配ご無用。お肉をブライン液に漬けておくだけですよ。
〈チキン南蛮の作り方〉
【手順1】ボウルに水と砂糖、塩を入れて混ぜ、ブライン液をつくる。
【手順2】鶏むね肉を用意し、繊維の向きが変わる部分に沿って3つのブロックに切り分ける。
【手順3】切り分けたら、それぞれの繊維の向きに対して直角に切る(そぎ切りをする)。
【手順4】そぎ切りにした鶏むね肉をブライン液に入れ、20分ほど漬ける。
ブライン液とは、お肉をやわらかくする水溶液です。
そのため、繊維が切断されたお肉をブライン液にわずか20分ほど漬けておくだけで、ふっくらやわらかな仕上がりに!味も染み込みやすくなりますよ。
ゆで卵づくりは不要!タルタルソースを電子レンジで
若菜さん:鶏むね肉を漬けている間に、タルタルソースをつくります。
【手順5】たまねぎを一口サイズに切った後、みじん切りにする。
ぶんぶんチョッパー・スーパーデラックス 900ml 2,420円(税込)
みじん切りは〈ぶんぶんチョッパー〉がおすすめ!具材を入れてフタをし、ハンドルを数回引くだけです。手は汚れず、目はしみず、包丁よりも細かく切れますよ。電源不要なので、コンセントの位置を気にして作業する必要もありません。
【手順6】みじん切りにしたたまねぎと卵をそれぞれコンテナーに入れ、卵の黄身部分はフォークで刺し穴をあける。どちらもフタをずらしてのせ、600Wの電子レンジで同時に2分30秒加熱する。
ジップロックコンテナー 正方形1100ml 2個入 501円(税込)
電子レンジとジップロックのコンテナーを使えば、お湯を沸かす、卵を茹でる、お皿に移す、冷ます、皮を剥く...といった「ゆで卵」づくりをまるごと省けて楽ちんです!ただし電子レンジ内で爆発しないよう、黄身には必ず「穴」をあけましょう。
【手順7】卵がまだ生っぽい場合、さらに30秒ほど加熱。たまねぎはフタを外して冷ましておく。
【手順8】電子レンジから玉子を出し、フォークでほぐす。
【手順9】タルタルソースの具材を細かめにしたい場合は、キッチンハサミでさらに切る。
【手順10】玉子が入ったコンテナーに、たまねぎとマヨネーズ、塩、レモン汁を入れて混ぜれば、濃厚タルタルソースの完成!
―こんなに手軽にタルタルソースがつくれるなんて、感激です。これだけでもおいしそう...。
あとは鶏むね肉を焼き上げるのみ!
若菜さん:完成まであと少し!鶏むね肉に戻りましょう。
【手順11】ブライン液に漬けていた鶏むね肉を、しっかりと水切りする。
【手順12】鶏むね肉に片栗粉をまぶし、よく混ぜる。
【手順13】フライパンにサラダ油をひき、片栗粉をまぶした鶏むね肉を並べ、片面を中火で2〜3分焼く。
【手順14】2〜3分経ったら鶏むね肉を裏返し、もう片面を2分ほど焼く。
〈パクハグトング〉の特徴は細めのスプリングワイヤー。フライパンの上でくっつきがちなお肉を剥がしやすく、掴みやすいので、スピーディーに裏返せます。厚みがあるキッチンペーパーもそのまま扱えるので大助かりです!
【手順15】いったん火を止め、フライパンの上の油をキッチンペーパーで拭き取る。
【手順16】砂糖、醤油、酢、料理酒を混ぜたチキン南蛮のたれをフライパンに入れる。
【手順17】中弱火で3〜5分熱し、鶏むね肉とたれをたっぷりと絡めて、こまめにひっくり返す。
【手順18】鶏むね肉に照り感が出て、きつね色に焼き上がったらできあがり。
―うわぁ〜!あっという間にできちゃいました!盛り付け時の注意点などありますか?
若菜さん:マヨネーズが溶けないように、タルタルソースは南蛮チキンが少し冷めた状態でかけるとよりおいしくいただけます。そして...若菜家オリジナルトッピングは青じそ!さっぱりとした風味がよいアクセントになりますよ。
―本当ですね!こってりした味付けにさわやかさが加わって、和の要素も楽しめます。
若菜さん:時短レシピで大切なのは、調味料の性質を利用したり、食材の切り方を工夫したり、便利なキッチンアイテムを使ったりすること。大げさなことは何もなく、「ほんのちょっとした効率化」が時短料理のポイントです!料理ビギナーはもちろん、いそがしくて自炊の時間がとれない人も、ぜひ挑戦してみてくださいね。
おわりに
しっとりやわらか食感のチキン南蛮と、コク深く濃厚なタルタルソース。手づくりのおもてなし料理としてふるまえば、みんなから「すごい!」と称賛を得られそうです。
白いごはんとの相性が抜群なので、普段のメインおかずにもおすすめ。もりもり食べて、楽しい食事の時間を過ごしてください!
深堀りしたら、くらしが豊かに、もっと楽しく!ヒントマガジンプラス>>
※工場生産遅延の影響で入荷日の遅れや商品仕様の変更が生じる場合がございます。
※掲載商品は一部店舗では取り扱いがない場合がございます。取り扱い状況については各店舗へお問い合わせください。
※掲載商品は、一部の店舗ではお取り寄せになる場合がございます。
※一部価格・仕様の変更、および数に限りがある場合もございます。
※掲載写真には一部演出用品が含まれます。
※商品価格等の情報は、掲載時点のものです。