アウトドアコーヒーに道具はこれ1つ!絶景のお供におすすめ「エアロプレス ゴー」

コンパクトに持ち歩けるエアロプレス ゴー

みなさんは、アウトドアコーヒーというのをご存知でしょうか。ステキな景色を前に、淹れたてのコーヒーをいただくのですが、やはり味わいは格別です。
筆者の趣味はサイクリングとドライブなのですが、絶景を楽しみながら外でコーヒーを楽しむひとときが、「手軽にできるデジタルデトックスになる!」と気づいてからは定期的に設けるようにしています。
パソコンやスマートフォンなどからあえて距離を置く「デジタルデトックス」。目や身体を休める、頭を空っぽにする目的で、あえてデジタル機器を「使わない時間」を設けるのが大切ですが、何も持たずにボーッとするのは、とても難しいですよね。
今回は、そんな絶景とデジタルデトックスのお供にぴったりな、コーヒーアイテム「エアロプレス ゴー」についてご紹介します。
コーヒー初心者な筆者でも、アウトドアで本格的な味が手軽に楽しめ、すっかり愛用しています。エアロプレス ゴーの基本的な使い方から、外で楽しむときに、持っていると便利なアイテムについても合わせてご紹介します。

 

エアロプレス ゴーとは

エアロプレス ゴー
画像左から:コーヒー豆、エアロプレス ゴー本体、水筒

エアロプレスは、空気の力を利用したフレンチプレス式のコーヒー抽出器具です。お湯とコーヒー粉を入れ、上から器具でプレスして抽出します。
2020年の春に、より持ち運びができる形状タイプとして、今回ご紹介する「エアロプレス ゴー」が登場しました。幅10×奥11×高17.5cm、重さはなんと 448gと、とってもコンパクト。本体ケースをマグカップとして使え、セットは全て1つに収納できるので、持ち運びに便利。アウトドアコーヒーにぴったりなんです。

 

エアロプレスゴーの魅力

 

魅力1:初心者でもおいしく・手間なく淹れられる

技術がなくても、抽出手順の「コーヒーの粉を入れて、お湯を注いで、プレスする」を守れば安定した味わいに仕上がります。高度な技術が不要なのもうれしいですね。
シンプル構造ですが、コーヒー粉の量や挽き方、湯量を調節するだけでさまざまな味わいのコーヒーが抽出できます。また、この抽出方法はコーヒー豆の油分で、旨味成分でもある「コーヒーオイル」も抽出できるため、豆の違いもダイレクトに感じられます。飲み比べが楽しくなりますよ。
さらに、抽出後の片付けも本当に簡単なのも、うれしいポイントです。

 

魅力2:コンパクト・道具が一式セットで持ち運べる

エアロプレス ゴー本体
本体に道具を収納するので、持ち歩くのはこれ1つ

小川珈琲 エアロプレス ゴー 8,424円(税込)
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いろんな器具を準備しなくてもこれ1つでOK。抽出する道具のほかに、かきまぜるスティック、スプーン、ペーパーフィルターなどもセットに。道具を収納すると本当に小さく軽いので、キャンプやピクニック、職場に持っていってもかさばりません。
筆者は保温・保冷機能がある水筒にお湯を入れていったり、夏場なら同じ水筒に氷だけを入れ、常温のペットボトルの水を持参します。あとはコーヒー豆(粉)があればOKです。なんと、このエアロプレス ゴーは「水」でも抽出ができちゃうんです。

 

魅力3:空気圧を使って短時間で抽出できる

空気圧をつかって抽出

短時間でサッと抽出できるので、気軽に楽しめます。また、複数の友人とで楽しむ際も、3杯分一気につくれるので便利です。
コーヒー粉を入れて、お湯を注いで上からゆっくりプレス。約1分でホットコーヒーができあがります。
濃いめのコーヒーとして抽出されるので、そのままエスプレッソスタイルで楽しむもよし、お湯をさらに加えてアメリカンで楽しんだり、牛乳を加えてラテとしても楽しめます。その日の気分や気温で、楽しみ方を変えられるのもいいですよね。何人かでシェアする際にも、ホット、アイス、ラテなど、好みによって飲むスタイルを変えられるのも、とっても魅力です。

お花見にも活躍するコーヒー

筆者はエアロプレス ゴーをデジタルデトックスに活用しています。メインは仕事の合間の気分転換に使っていますが、先日のお花見でも大活躍でした。
友人はアイスコーヒー、筆者はホットで楽しむなど、カスタマイズできるのがとてもよかったです。

 

誰にでも一定のクオリティで抽出ができる「空気の力を利用した」抽出方法

エアロプレス ゴーは空気の力で抽出します。お湯の注ぎ方・蒸らし方など、特別な技術がなくても手順通りに淹れるだけで、おいしいコーヒーに仕上げてくれます。
ここでは、基本的な淹れ方、器具の使い方についてご紹介します。

 

エアロプレス ゴーの基本的な使い方

エアロプレス ゴーの使い方について

ここからは、エアロプレス ゴーの基本的な使い方を説明していきます。セットには説明書も付属していますが、より分かりやすいよう、写真付きで解説していきます。

 

 お湯でつくる(基本的な淹れ方)

チャンバーとプランジャー

①チャンバーからプランジャーを押し出します。画像の左がプランジャー、右がチャンバーです。

取り出すと2つはこのように収納されている

収納時はこのように重なっています。

②紙のフィルターを、フィルターカップにセットします。このとき、一度フィルターの上から少量のお湯をかけてペーパーにお湯をくぐらせると、紙フィルターのニオイなどが消えます。ひと手間が、おいしさをぐっと上げてくれるんですね。

フィルターをセットする

③フィルターカップをチャンバーに取り付けます。ネジ式なのでひねってしっかり固定してくださいね。

フィルターカップをセットする

④チャンバーをマグカップの上に立たせて載せ、チャンバーにコーヒー粉を専用のスプーン「スクープ」で山盛り1杯入れます。

コーヒー粉を入れます

⑤軽く容器を振って、コーヒー粉が均一になるようにしましょう。

軽く振って粉を平らにします

⑥チャンバーの「1」の所までお湯を入れます。お湯の温度は熱湯ではなく、80℃がおすすめとのこと。

お湯をそそぎます

⑦お湯を入れたら、棒状の「パドル」を使って約10秒間混ぜます。

パドルを使って混ぜる

⑧プランジャーをセットして軽く上からプレスします。強く押さずにゆっくりと。空気の抵抗を感じるときはいったん動きを止めて、プランジャーがコーヒー粉に触れるまでプレスしていきます。

プランジャーをセットして押します

⑨抽出されました。え!少ない!って思いました?実はこのコーヒー、かなり濃い目に抽出されていますので、お好みでお湯を加えたり、牛乳を入れてラテにしましょう。筆者は濃い目が好きなので少々のお湯をプラスして味わいます。

コーヒーの抽出ができました
分かりやすいように、紙コップに入れてみました

⑩抽出が終わったら、フィルターキャップを外し、ゆっくりと押し出すと使用済みのコーヒーかすと紙フィルターが取り出せます。コーヒーを淹れた直後に必ず取り出すようにしてくださいね。ゴム製のシール部分は軽く洗い流します。

抽出後は豆を必ず取り出しましょう

 

水でも抽出ができる!アイスコーヒーに便利

水でも抽出ができます

エアロプレス ゴーは、なんと「水」でも抽出ができます!アイスコーヒーが飲みたいときに、これはうれしいですよね。さっそく水でつくる手順を簡単にご説明します。

①お湯のときの手順①~⑤までは同じです。

②コーヒー粉を入れ、振って均一にしたら常温の水を入れます。水出しの場合、棒状の「パドル」を使って混ぜる時間を「1分」にします。

1分しっかりまぜます

③プランジャーをセットしてプレスします。ゆっくり時間をかけると、しっかりと抽出がされます。筆者はアイスコーヒーも濃い目が好きなので焦らずゆっくりと。抽出が終わったら、あとはお好みの濃さで楽しみましょう!

今まで筆者は、お湯から抽出して、氷を入れることでアイスコーヒーにしていました。しかし、それだと氷の消費量がとっても多く...。でも夏場に荷物は増やしたくないし...と。エアロプレス ゴーの「水からつくれる方法」はとっても画期的でした。お水は常温をペットボトルで持っていくだけ、この水筒に入る氷の量でも、アイスコーヒーを複数杯つくることができました。

 

外で使うときにあると便利な道具

外であると便利な袋

食品保存用のファスナー付きプラスチック・バッグ

外でコーヒーを淹れる際は、紙フィルター、抽出後のコーヒーかすがゴミとなります。これを入れるのに便利なのが、食品保存などに使う、ファスナー付きのプラスチック・バッグ。多少の水分もOKなので、ストレスなく持って帰れます。ゴミも残さず、きちんと持って帰りたいですよね。また、抽出後のコーヒーの粉は再利用が注目されています。完全に乾燥させてから、不織布でできたお茶パックや、フタのあいた容器に入れれば消臭・脱臭効果が期待できます。コーヒーかすもぜひ再利用してみてくださいね。

木製カッティングボード(小さいまな板)

また、レジャーシートなど、下が柔らかかったり、不安定な場合におすすめなのが、木製カッティングボード(小さいまな板)。直接下には置きたくないな、というスプーンなども「いったんここに置く」ができます。こちらも持ち物に余力があれば、持っていってみてはいかがでしょう。

小さいまな板はあると便利

 

エアロプレスゴーにおすすめの豆の挽き目(粒度)

ここではコーヒー豆の挽き方についてもご紹介します。コーヒー豆は、挽いた状態のものがスーパーでも手軽に購入ができます。少量から始めたい方は、コーヒーショップでグラム単位で購入もできます。店員さんに好みを伝えて、選んでもらうのもおすすめですよ。

中細挽き(ちゅうぼそびき)
筆者が試した中では、エアロプレスゴーによく合っているのでは、と思う挽き方でした。
粒度はグラニュー糖くらいの細かさ。ペーパードリッパーやコーヒーメーカーなど、一般的な抽出方法によく使われています。最もベーシックな基本の粒度なので、迷ったときは、まずはこの粒度がおすすめです。

極細挽き(ごくぼそびき)
一番細かい挽き方で、パウダー状です。エスプレッソなどに使う挽き目で、エアロプレス ゴーで3杯分淹れるときや、濃い目が好きな方はこちらもおすすめです。

中挽き(ちゅうびき)
こちらも一般的な挽き方です。サイフォン、フレンチプレスなど、時間をかけて抽出する方法で使われる粒度。グラニュー糖よりやや大きくてザラメより小さいサイズです。
お湯の中に浸かっている時間が長いほど、細かめだと雑味が出やすくなります。じっくり抽出する方は、好みでお選びください。

 

専用フィルターについて

紙フィルターについて

もともとセットに350枚専用のフィルターが入っています。もちろんフィルターのみも別売りで販売されています。エアロプレス ゴーには、使う分だけ持ち運べる専用ケースが付属しているのもうれしいですよね。

 

おわりに

最近、筆者は浅煎りのコーヒー豆に出会い、こんなにも香りが違うのか!と衝撃を受けました。浅煎りの豆は淹れてからの時間や温度経過によっても香りが変わるので、絶景でなくても、いつもの公園の景色でもスマホそっちのけで楽しめます。
自分のために、好みのコーヒーを淹れて、景色を見ながらゆっくり味わう時間は、デジタルデトックスにぴったり。何も持たずにボーッとするのが苦手だったり、ついついスマホを触ってしまう‥という方、コーヒーがお好きなら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
エアロプレス ゴーならコンパクトサイズなので、ぜひ外の景色を楽しみながら味わう「アウトドアコーヒー」を体験してみてくださいね。
普段使いはもちろん、絶景を見に行く旅のお供にもおすすめですよ。

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