今回ご紹介するのは、親子の絆を深めるボードゲーム。幼い頃はとびきりの笑顔で駆け寄ってきてくれた娘や息子。しかし近頃、会話がだんだん減ってきた...なんてしょんぼりしているあなたは要チェック。今こそボードゲームを手に立ち上がりましょう!親子であり、お笑いコンビでもある「完熟フレッシュ」のお二人がゲームに挑戦します。
ずっとなかよし親子でいたいから...
―今回は「親子の絆が深まるボードゲーム」をご紹介するということで、親子でありお笑い芸人でもある「完熟フレッシュ」のお二人にご協力いただきます。どうぞよろしくお願いします!
お笑い芸人・完熟フレッシュ
左:池田57CRAZYさん
右:池田レイラさん
二人:どうも〜!
池田57CRAZYさん(以下57さん):パパです。
池田レイラさん(以下レイラさん):娘です。
二人:完熟フレッシュです!よろしくお願いします。
―さすが親子コンビ。息がぴったりですね!レイラさんは現役高校生の17歳。すっかりお姉さんになられて、びっくりしちゃいました。
レイラさん:今年の春からは大学生になります!
57さん:子供の成長は早いですね。
―まさに年頃のお子さんを持つお父さんなわけですが、子育ての変化はありますか?
57さん:成長に合わせて接し方は変えているつもりで、すべてに口出しをしないよう気をつけています。私も子離れの準備をしないと...。
レイラさん:そんな風に考えていたんだね。小さい頃に比べると接し方は変わってきたかもしれませんが、仲はよいと思います!
57さん:そうですね。レイラが大学生になってもこの仲のよさを保ちたいものです。それで今日は、親子の絆が深まるボードゲームをご紹介いただけるとか。
レイラさん:ボードゲームは滅多にしないので、どんなゲームに挑戦できるのか楽しみです!
人気ボードゲームカフェのおすすめ3選
―今回は、世界中のボードゲームを遊び尽くせるカフェ「JELLY JELLY CAFE」にお邪魔しています。
―おすすめゲームをご紹介いただくのは店長の野崎さん。よろしくお願いします!
JELLY JELLY CAFE 渋谷本店 店長・野崎さん
野崎さん:よろしくお願いします。今回は「親子の絆が深まる」をテーマに、3つのゲームを選んでみました。
左から
ギガミック クアルト・ミニ 3,740円(税込)
すごろくや キャプテン・リノ 1,760円(税込)
アークライト ito 2,200円(税込)
レイラさん:どれも初めて見るゲームです!
野崎さん:今回は、二人でじっくり対戦できる〈ギガミック・クアルト・ミニ〉、ワイワイ盛り上がれるバランスゲーム〈すごろくや・キャプテン・リノ〉、互いの価値観をすり合わせる協力プレイゲーム〈アークライト・ito〉の3つのゲームをご用意しました。早速、それぞれのゲームのルール説明を行います。
〈アークライト・ito〉を詳しく見る▼
〈すごろくや・キャプテン・リノ〉を詳しく見る ▼
〈ギガミック クアルト・ミニ〉を詳しく見る▼
【ito】会話が楽しい協力プレイゲーム!
野崎さん:では〈アークライト・ito〉の説明をしますね。このゲームは、二人プレイから遊べるカードゲーム。「数字を口にしたらアウト!」という制限の中、みんなでテーマに沿って表現し合い、クリアを目指します。伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい...。盛り上がること間違いなしです!
レイラさん:私たちは親子なので、価値観はある程度把握できているはず!
57さん:お笑いコンビでもありますからね。チームプレイはばっちりだと思います!
ゲームの流れ
(ステップ1)
2つのお題が書かれた「テーマカード」から1つのテーマを選ぶ。
(ステップ2)
数字カード「1」〜「100」の山札から各プレイヤー1枚ずつカードを引く。この時、カードに書かれた数字を他のプレイヤーに伝えてはならない。
(ステップ3)
「テーマカード」のお題に沿って数字の大きさを何かに例えるとすると何かを考える。各プレイヤーは順番に「この手札は◯◯」ですと宣言。
例えば、テーマが「食べ物の人気」の場合は以下のように宣言する。
「3」:くさやのカードです。
「22」:ゴーヤのカードです。
「52」:ゆで卵のカードです。
(ステップ4)
一番数字の小さそうなカードを持つプレイヤーからカードを順に出していき、順番通りにカードがフィールド状に並べばクリア。
手持ちのカードよりも大きい数字のカードが先に出てしまった場合はゲームオーバーです。
それでは実践!皆さんも数字を予測しながら読んでみてくださいね!
―二人プレイから可能なゲームですが、難易度をあげるために私も参加させていただきます!お題は「言われて嬉しい言葉」。
野崎さん:嬉しい言葉は「100」、どうでもよい言葉ほど「1」に近づきます。それでは、数字カードを引いてください。
レイラさん:なるほど。うーん...何だろう。
57さん:結構考え込んじゃいますね。
レイラさん:よし、じゃあ私から!このカードは「なんか、痩せた?」です。
―女の子が出した回答というのがヒントになりそうですね。
57さん:「どうでもいい」ではなさそうだね。では続きます。このカードは「やぁ!」です。
レイラさん:挨拶が嬉しい人もいるからな...。価値観のズレが結果を左右しますね!でも、私のカードよりも低そうな気がする。
―では最後に私のカード。このカードは「今日の夕飯はハンバーグだよ」です。
レイラさん:それ嬉しい!テンションが上がるセリフです!ちなみに、私の「なんか、痩せた?」は、「なんか」がポイント。思いがけず褒められた感じです。
57さん:言葉のニュアンスまで読み取らなくてはいけないのか。
レイラさん:でも、やっぱりパパの「やぁ!」が一番小さい数字なんじゃない?
57さん:そうだね。では!
―残りはレイラさんの「なんか、痩せた?」と「今日の夕飯はハンバーグだよ」ですね。
レイラさん:これは「今日の夕飯はハンバーグだよ」が大きい数字で間違いないでしょ!何より大好きなハンバーグが食べたい!
57さん:じゃあ、次はレイラがカードを出す番だね。
―では最後は私ですね。それ!
一同:おぉ〜!(拍手)
野崎さん:数字の小さい順にカードを出せたので、見事クリアです!
レイラさん:ヤッター!揃うと嬉しいですね。
57さん:会話も弾むし、コミュニケーションを取るのにぴったりだ。
野崎さん:お見事です!他のお題も挑戦してみましょう。次のお題は「カッコいいセリフ」。
野崎さん:さらに難易度をあげるために、数字カードの枚数を一人2枚に増やします。
―では私から「カッコいいセリフ」に対して、セリフを2つ発表します。1つ目のカードは「今日はなんでも食べていいよ。出してあげるから」、もう1つのカードは「あ、財布忘れちゃった。出しておいて」です。レイラさんはいかがでしょう。
レイラさん:1つ目は「ちょっと、遊びにいかない?」、もう1つは「じゃあ、付き合ってみる?」です!この「ちょっと」や「じゃあ」がポイントです。
57さん:なるほど。ちょっと保身に走っている感じが格好悪い寄りのセリフな気がしますね。では続いて、私のカード1つ目は「俺のことはいい!お前だけでも逃げろ!」です。
レイラさん:おぉ〜!カッコよいじゃん!
57さん:そしてもう1枚は「頼む!俺の身代わりになってくれ!」です。
レイラさん:おぉ〜!カッコ悪い!
―さて、セリフが出揃いました。どのカードの数字が一番小さいですかね?
レイラさん:私は「頼む!俺の身代わりになってくれ!」だと思います。仲間を売るってことですよね。絶対これだ!
57さん:満場一致ですかね。では。
レイラさん:あれ?思っていたよりも大きい数字だな。こんな最低なセリフの他に、まだ24個もヒドイセリフがあるってこと?どういう価値観...。
57さん:...。
―で、では気を取り直して!と言いたいところですが、実は私57さんの「25」よりも小さいカード「5」を持っています...。
野崎さん:クリアならず。他のカードの答え合わせをしてみましょう。
レイラさん:残るセリフは、私の「じゃあ、付き合ってみる?」、「ちょっと、遊びにいかない?」と、パパの「俺のことはいい!お前だけでも逃げろ!」、ハンズさんの「今日はなんでも食べていいよ。出してあげるから」ですよね。
57さん:次出すならレイラのカードじゃない?パパの推測だと「じゃあ、付き合ってみる?」、「ちょっと、遊びにいかない?」の順かな。
レイラさん:正解!
―残すは「俺のことはいい!お前だけでも逃げろ!」と「今日はなんでも食べていいよ。出してあげるから」ですね。
レイラさん:うーん。この2枚、生きている世界線が違うんですよね(笑)。
57さん:確かに(笑)。さっきの私の「25」とハンズさんの「5」の順番が予想外の結果になったことを考えると、ハンズさんの数字の方が大きいんじゃないかと思うんですよ。
―確かに。
57さん:よし!私のカードを出します!
―57さんの読み通りです!それ!
57さん:ちょっと生きる世界が違いすぎましたね(笑)。
―そうですね(笑)。
レイラさん:難しかったですが、初対面の方とも会話が弾むよいゲームですね!楽しかったです。
57さん:アニメや漫画のセリフ縛りなど、アレンジを加えるとさらに盛り上がりそうだな。大喜利感があるので、お笑いの特訓にもなりそうです(笑)。
レイラさん:パパの苦手分野じゃん(笑)!
【キャプテン・リノ】ドキドキ!バランスゲーム
野崎さん:次は〈すごろくや・キャプテン・リノ〉。みんなでワイワイ楽しめる、カードを使ったバランスゲームです。2人〜5人で遊べて、小さなお子様も楽しめます。
レイラさん:カードを使ったバランスゲームはめずらしいですね!パパは手先が不器用だから、これは私の方が有利な気がします。
57さん:否めないですね。
ゲームの流れ
このゲームには、「壁カード」「床カード」「屋根カード」の3種類のカードと「キャプテン・リノ」があります。
一人ずつ交代しながら、「床カードに描かれた形の通りに壁カードを立てる」→「手札の屋根カードを重ねる」を繰り返し積み重ねてバランスを保ちます。カードを崩してしまったら負け、また手札が先になくなった方が勝ちです。
さらに、屋根カードには、5つの特別な印があり、その印の種類によって立て方が変わります。
追加カード:次の番の人は新しい階層を建てはじめる前に、屋根カードを山札から1枚引かなければならない。
2枚重ね:この屋根カードの上に、さらにもう1枚を重ねることができる。ただし、同じ2枚重ねの印があるカードは重ねられない。
1回休み:次の番の人は、休みとして順番を飛ばされる。
方向転換:順番が逆回りになる。
キャプテン・リノ:次の順番の人は、まずキャプテン・リノを今いるところから、新しいキャプテン・リノ印のところまで移動させなければならない。
それではここからは、お二人が〈すごろくや キャプテン・リノ〉で盛り上がる様子をダイジェストでご覧ください。
―ゲームをしてみていかがでしたか?
レイラさん:めちゃくちゃハラハラしますね!まさかパパに負けるとは思いませんでした。悔しいです。
57さん:素直に嬉しいです。不器用でも老眼でも楽しめることが証明できました。また、ルールがシンプルな点もよかったです。
【クアルト・ミニ】親子の真剣対決!
野崎さん:〈ギガミック クアルト・ミニ〉は、二人対戦で楽しめる、五目並べならぬ四目並べといった変則的なゲームです。親子水入らずで、頭脳を使った真剣勝負なんてよいのではないでしょうか!
レイラさん:なんだか難しそう...。頭脳ゲームは苦手です。
野崎さん:ルールはシンプルなのでプレイを重ねれば、だんだんコツをつかめると思いますよ。
ゲームの流れ
4×4のマス目があるフィールドに、4種類のコマを「色」「高さ」「形」「穴の有無」のいずれかで揃え、4マスの直線状に並べられたプレイヤーが勝利。
大きな特徴は、コマを選択する時のルール。フィールドに並べるコマは自分で選ぶことができず、相手に手渡されたコマを使わなければなりません。相手の戦略を読みながら、論理的思考力をフル回転させて勝利を目指します。
さらに、最後の1コマをフィールドに並べる時、「クアルト!」と言って上がる必要があります。言い忘れた場合は、そのコマは無効になるので注意。
それではここからは、お二人が〈ギガミック クアルト・ミニ〉で盛り上がる様子をダイジェストでご覧ください。
レイラさん:悔しい〜!
57さん:レイラがまだ小学生の頃に一緒にオセロをしたのを思いだしたよ。
レイラさん:懐かしいね。〈ギガミック クアルト・ミニ〉も絶対にリベンジしたい!
57さん:おう!いつでもかかってこい!
―(57さん嬉しそうだ)。
さて、今回は3つのボードゲームに挑戦いただきましたが、いかがでしたか?
57さん:最近はこんな風に一緒にゲームをすることがなかったので、これを機にボードゲームを我が家に迎えて定期的に親子の時間を楽しみたいと思います。
レイラさん:ネタ合わせの息抜きにボードゲームをするのもよいね!芸人仲間を呼んで皆でプレイするのも楽しそう。
野崎さん:他にもまだまだゲームがあるので、気になるゲームがあれば〈JELLY JELLY CAFÉ〉にぜひ遊びにきてください。
―お気に入りのゲームが見つかれば、ぜひそのままお近くのハンズへ!
レイラさん:はい!友達と一緒にお邪魔します!
57さん:そこはパパとじゃないんだ。
レイラさん:あ、ごめん(笑)。
57さん:(シュン...)
おわりに
最後は振られてしまった57さんですが、ボードゲームを通して一層仲が深まったお二人。皆さんも気になるボードゲームをゲットし、親子水入らず、家族団らんの時間を楽しんでくださいね。
深堀りしたら、くらしが豊かに、もっと楽しく!ヒントマガジンプラス>>
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