梅田店10Fペンとインクの森店主 武野です。
我が家の夏野菜たちもきゅうりやズッキーニ、トマトができ始め、ブルーベリーも少しずつでき始めました。ピンクの実がなるピンクレモネードという品種があるのですが、それが今季のブルーベリーの初収穫でした。鳥との戦いが始まっています。
今回は夏になるとオススメしたくなる文具、ガラスペンを使って暑中見舞いを書いてみたいと思います。
暑中見舞いとは、猛暑期に普段なかなか会えない方やお世話になった方の健康を気遣い、健康に過ごしてほしいという願いを届ける夏の挨拶状です。
二十四節気の小暑(7月7日頃)~立秋(8月7日頃)に送るのが通例となっており、立秋以降は残暑見舞いとして送ることができます。
この時期は店舗の方でもたくさんの夏柄の便箋や封筒、ポストカードを販売させていただいております。たくさんあって迷ってしまうのですが、春夏秋冬、その季節に合った便箋やはがきでお手紙を書いてみるとちょっと大人になった気分で、相手のことを思って選ぶのもまた楽しいと思います。
初めての方にもチャレンジしやすいガラスペンで、インクやペン置きなどがセットになっています。
このペン置きの色合いが絶妙で、お気に入りポイントです。インクも実はラメ入り。
ペンはガラスペンにしては少し短めの約14センチですが、ボールペンなどに近いサイズで持ちやすくなっています。
セットについてるインクもいいのですが、ここは夏らしい色合いのインクを使ってみたいと思います。
そこでもうみなさんご存知かもしれませんが、パイロットの「色彩雫iroshizuku」をおすすめしたいと思います。
こちらのインクは日本の美しい自然や景色をイメージしてつくられたもので、季節感を取り入れやすいインクとなっています。
全24色あり、好きな色を3色選んで購入していただけます。瓶もボックスのかわいくてコンプリートしたくなります。
その中から夏の手紙ですと、ブルー系ということで今回は「朝顔」を選んでみました。
インクにガラスペンを浸すのですが、ペン先の1/3くらいをインクに浸して、余分のインクはやさしくインクのふちで落とします。
強くあててしまうと割れてしまいますのでやさし~くがコツとなります。インクがペン先の溝にたまっているのが見ていただけると思います。
普段、ボールペンなどで字を書く時よりは少し寝かせ気味で、筆圧も弱めを意識して書いてみてください。溝にたまったインクを少しずつ使って書いていくイメージで、ペンを少しずつ回転させながら、溝にたまったインクを満遍なく使っていくと長く書くことができます。
また違う色を使いたいときは水洗いして、ティッシュなどで拭いて使っていただけます。
初めての方でも意外と簡単に使っていただけると思います。
ガラスペンって、テレビなどで見て気にはなっているけど難しそうとか、面倒くさそうでっというお客様のお話をよく聞くのですが、試し書きすると意外と簡単に使えて書き心地もよく楽しいと言っていただけることが多い商品です。
ぜひ夏のご挨拶に使ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますが、夏バテなどしませんようお気をつけてお過ごしください。