ご存知ですかシリーズ第3段、こんにちは!博多店文具担当宮川です。
今回は博多店ブログ担当のリレー企画、「夏」テーマでおとどけします。
まてよ、文具で「夏」? う~んちょっと悩みました(笑)
文具で「夏」ってなにがあるのか?考えた末思い浮かんだのは、、、「アウトドア使用!」
ということで、強引ではありますが、今回の「ご存知ですかシリーズ」はアウトドアで使える文房具を
ご紹介したいと思います。
アウトドアで使用出来そうな商品で思いつくのはメモ帳・スケッチブックなどですね。使用中に急に天気が悪くなっても安心、水濡れに強い、雨にも負けない商品をご紹介したいと思います。
まずはメモや簡単なスケッチに使える商品のご紹介です。
数種類発売されていますね。耐水タイプ
左は耐水、中央・右は非耐水
耐水タイプは紙が水濡れに強い素材で出来ているので、商品の注意書きにあるとおり
油性ペン・シャープペン・鉛筆で書かれた文字・イラスト等ならある程度水濡れを気にせず
使用することができます。
☆水性インク・ゲルインクは色落ちしてしまいます。
次に、既に濡れてしまっている耐水紙にペンで書き込むことはできるのでしょうか。
試しに、耐水紙に書き込む際に推奨されている油性ペン・シャープペン・鉛筆で、
耐水紙が濡れた後に書き込めるかを画像の商品で試してみました。
左から
アピカ レインガード SW141S 350円+税
コクヨ 測量野帳 ウォータープルーフ セ-Y11 470円+税
オキナ 耐水メモ SPキンギョ PW1530 300円+税
クツワ コールマン耐水メモ 008CMGR 390円+税
まず水で濡らします。けっこう派手に濡らしてみました。
試し書きに使用した筆記具上から
・通常の油性ボールペン「パイロット オプト ボールペン ストライプ 太さ0.7」
・油性加圧インクボールペン「三菱 パワータンクST ノック式 太さ1.0」
・シャープペン「三菱 VERYしゃ楽 M5-100 太さ0.5 HB」
・鉛筆 2B
以下の画像は、水に濡らす前にペンで書き込んでおいた紙を濡らした状態。
筆記具は上記画像の順番に書き込んでいます。派手に水をかけた後ですが、にじみなど無く、紙もしっかりしていて問題なく文字が読めると思います。
それでは、濡れた紙に後からペンで書き込んでみます。
まずは通常の油性ボールペン「パイロット オプト ボールペン ストライプ 太さ0.7」
油性加圧インクボールペン「三菱 パワータンクST ノック式 太さ1.0」
シャープペン「三菱 VERYしゃ楽 M5-100 太さ0.5 HB」
鉛筆 2B
書き込めました!
インクがにじんでいるように見えるのは水溜まりの上から書いてしまったせいです。
水溜まりを払えば問題なくインクは載ります。
結果、
今回試した商品4点は、商品の注意書きに沿った使い方をすれば、あらかじめ書き込んだ文字は
水で濡らしてもにじむことなく問題なく内容を見る(読む)ことができました。
実験後、約8時間経過した後もしっかり定着しています。
濡れた紙に後から書き込んだ文字は、しっかり乾かさないで紙を重ねるとインクが変化してしまう商品もあります。
やはりこの使い方は推奨できませんが、自己責任でお試しいただく価値はありそうです。
個人的に書き味がよかったのはコールマンと測量野帳(ウォータープルーフ)でしょうか。
筆記具も、耐水メモの注意書きに記載があるとおり、油性ボールペン・シャープペン・鉛筆なら
色落ちはなく、後からの書き込みも可能でした。
個人的に濡れた紙に書き込みしやすかった筆記具はシャープペン・鉛筆です。
☆繰り返しになりますが、水性インク・ゲルインクは使用対象外です。
おわりに
「夏」テーマでしたが、なにやらマニアックな内容になってしまいました。
キャンプ・海・山などアウトドアを楽しまれる皆様のご参考になれば幸いです。