前回の記事で人気のカタログギフト〈ソウ・エクスペリエンス〉をプレゼントされたハンズスタッフの毛利。無事に予約が完了し、今日はいよいよ体験当日に密着取材です!
いよいよ当日!どんな体験ができるのか?
毛利:本日はよろしくお願いします!
住田さん:よろしくお願いします!
全日本戸山流居合道連盟本部道場 師範代
戸山流備前会会長 住田 嘉興さん
まずは〈ソウ・エクスペリエンス〉のチケットをお渡し。このチケットがお会計代わりになっています。
住田さん:今日やることはエンターテインメントじゃないんですよ。トレーニング、稽古をやるので、一生懸命やっていただくと必ず筋肉痛になります。(笑)。
毛利:承知しました!昔はスポーツをやっていたので大丈夫だと思いたいです...!
ーまずは住田さんにお手本を見せていただきます。
住田さん:これは畳を丸めて水に浸けたものです。大体これが、人の腕と同じくらいなんですね。これを五枚重ねると胴体と同じくらいになります。
住田さん:これから見せる技は"稲妻"と言って、3回斬ります。それを1秒以内でやりますのでしっかり見ていてください。
毛利:真剣に見てなきゃ...真剣だけに。
ーそんな上手いこと言ったみたいな顔してる場合じゃないですよ。
スッ...
毛利:おおお〜!!本当に一瞬...!
住田さん:この刃の筋、"刃筋"が切った後に残るんですが、これが正しい角度で切れた証拠になります。この正しい角度で刃が入ると抵抗なくサクッと切れるんですね。
住田さん:刃筋が合わない角度になっていると...
住田さん:切れないんです。こんな風に。
毛利:本当だ...
住田さん:居合と違って試し斬りはどう切ったのか、全て証拠が残るんです。斬り終わったものを見たら、刃筋が違うなとすぐ分かるわけですね。刃筋が合えばサクっと切れますから。
住田さん:ワラは水に浸けてから斬っているので、すぐに拭かないと刀が錆びてしまいます。そのためすぐに手入れをする必要があります。ここからは実技の前に座学のレクチャーがありますので、資料に目を通して待っていてください。
毛利:あっすごい英語の解説も入ってる!
ー海外の方も結構いらっしゃるんですか?
住田さん:最近のお客さんはほぼほぼ海外の方ですね。
実技の前に!日本刀の基本を学ぶ
住田さん:僕のやっている流派は戸山流という流派になります。戸山流は旧日本陸軍の士官学校で教えられていた軍刀操法で、歴史上最後に実戦で使われた剣術なんです。海外にも支部があるんですよ。
毛利:すごいワールドワイドな流派なんですね...!
座学パートではクイズを交えながら、分かりやすく日本刀の歴史についてお話を聞くことができました。
日本刀についての知識を付けたところで、いよいよ実戦!まずは稽古着に着替えます。
いよいよ本番!日本刀で試し斬り
まずは刀の抜き方から。左手で鞘をしっかり持ち、柄の先端(頭)で相手を威嚇しながら抜きます。左手で鞘引きをして最短距離で刀を抜くのが、実戦での大事なポイントだそう。
先端は相手の喉元を狙うように構えます。これも相手への威嚇のため。
刀が抜けたので次は素振りの練習に入ります。頭上から相手の胃袋の高さまで振り下ろします。
住田さん:この刀には樋(ひ)という溝が入っているので、刃筋が合うと振り下ろした時に音が出ます。刃筋がブレると音が鳴らないので、しっかり空気を切ってください。
毛利:あっ...鳴らない...。もう一回!
(ヒュンッ)
毛利:今度は鳴りました!
毛利:でも安定しない...刃筋がブレるのがわかります...
住田さん:次の振り方は上から膝の高さまでやってみましょう。この刃筋で、思いっきり振ってみてください。
(ヒュンッ)
毛利:よし!鳴った!
住田さん:次は刀を鞘に入れる納刀をやりましょう。よく時代劇とかで刀を戻す時に「カチッ」と音がするまで入れていると思いますが、あれも実戦ではNGなんです。
住田さん:「刀を完全に鞘に入れた」ということが周りに周知されていまうので、人差し指でこうして止めるのが正解。また音がするような入れ方をすると、特に新しい刀は抜けなくなっちゃうんです。
毛利:鞘の入り口を持っていると指を切りそうな気がしましたが...お手本通りにすると安全に刀を鞘に入れられるんですね。
住田さん:大丈夫、初めてにしてはいい感じです!では本番に入る前に記念写真を撮っておきましょうか!
ここで改めて住田さんの実演を見せていただきました。
住田さん:では心の準備はいいですか?今回のプランではまず畳半畳を巻いた細めのものを切って、次に畳一畳を巻いたものにチャレンジしてもらいます。
住田さん:では行ってみましょうか。
毛利:はい!
(シュッ)
毛利:お!
住田さん:いい感じです!
毛利:でもなんだろう、腕力で行った感じがする...
住田さん:斬り口を見てみましょう。ちょっと歪んでますね。今はちょっと体を捻っているので、今度は体が動かないように注意してみてください。
(ヒュッ)
毛利:あ!全然手応えが違う!
住田さん:そうそう!斬り口もきれいに切れていますね。さっき一回失敗しているので違いがよく分かると思います。ではもう一回!
(ヒュッ)
毛利:あれ?なんか手応えも音も違う...?
毛利:うわ!斬り口がガタガタですね!
住田さん:途中で刀の筋が曲がったからこういう斬り口になってしまったんです。もう一回やってみてください。
(ヒュッ)
住田さん:そこで止まって!今刃の向きが寝ているでしょう。
毛利:本当だ寝てる!これが失敗の原因なんですね...面白い!
ー自分でも刃が寝てる、とかしっかり分かるんですね!
住田さん:では次、畳一畳のものを切ってみましょう。さっきよりも力を入れないと切れないですから、素振りの時の音が鳴っていた振り方をイメージしてやってみてください。
(ヒュッ)
毛利:あっ...!?
住田さん:これは力が入ってない証拠ですね。刃が藁に負けちゃってるから切れないままになっちゃってるんです。もう少し力を入れてみましょう。
毛利:はい!
毛利:おっ!
住田さん:そうそう!
毛利:力の入り方も違いました...すごく軽く切れる!
住田さん:お疲れ様です!以上で試し斬りを終了します。
毛利:ありがとうございます!切っているうちに自分でも失敗したときのポイントが分かるようになってきました。楽しかったです!
住田さん:素振りの時はちょっと不安でしたが、試し斬りになったらしっかりと切れて、1回完璧に切ることができていましたね。あの時の切れ味が本当の日本刀の切れ味なんです。それがしっかり体験してもらえてよかったと思います。
毛利:私もすごく楽しかったです。スパッと切れると気持ちが良くて、ストレス解消にも良さそうだなと思いました!
住田さん:それでは今日の体験を終えた毛利さんに、こちらを授与します。
体験型カタログギフトを体験してみて
ー体験してみていかがでしたか?
毛利:物理的に藁をバサバサ斬っていくので、試し斬り体験の印象そのままかもしれませんが「スカッ」とします!特に、所作や刀の入射角度が正しくできて、抵抗感なく切れたときの爽快感はひとしお!あと結構身体を動かすので、程良い疲れでリフレッシュできます。
あと切る時はものすごく集中するので他のことが全部頭の中から消えますね。悩みとかマイナスな感情からも解放されるのか、体験が終わったあとは、何か吹っ切れたような、新しい自分に生まれ変わったような気持ちになれました!
〈ソウ・エクスペリエンス〉の体験ギフトでたのしい時間を贈ろう!
他にもこんな体験が盛りだくさん!
今回利用した〈総合版カタログギフトGREEN〉では、他にも様々な体験が可能。
日本刀試し斬りは1人用のコースでしたが、2人でできるコースもあるので、お友達やカップルでの体験も楽しめます!
体験エリアも都心部だけに限らないので、遠方に住んでいる方へのプレゼントにもぴったり。旅行と一緒に行ってみるのも素敵ですね。
体験の詳細は公式ページより収録体験をご確認ください。
プレゼントする時はここに注意!
ソウ・エクスペリエンスのチケットは、購入日から6ヶ月の有効期限があります。プレゼントする際には有効期限があること、有効期限の時期について一言添えておくと安心です。
おわりに
何をしよう?と考える時間も、実際の体験も、きっと素敵な思い出になるはず。大切な人へのプレゼントに、ぴったりの体験型カタログギフトをぜひチェックしてみてください。
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