通勤や通学、子どもの送り迎えなど、雨の日でもどうしても自転車に乗らなければいけないシーンは多々あります。短時間でも雨に濡れてしまい、服や靴、髪の毛がビショビショ...といった経験をしたことがある人は多いはず。そこで今回は、雨の日に自転車で濡れない方法と、ハンズおすすめのアイテムを紹介します。
【体】雨の日に自転車に乗っても濡れない方法
雨具はカッパ以外にも数多く存在します。自転車に乗った際、体を雨から守ってくれるアイテムは、レインポンチョ、レインコート、レインスーツの3種類です。それぞれ特徴が異なるので、自分に合うものはどれか考えてみましょう。
レインポンチョを着る
レインポンチョはてるてる坊主のようなゆったりとしたシルエットをしています。首を通して着用するため着脱が簡単で、子どもでも着やすいのが特徴です。頭から被ることで、リュックも一緒に雨から守れます。
ただし、レインポンチョは膝から下が露出するので、どうしても下半身が濡れてしまいます。自転車で濡れないためには、丈が長いものを選ぶ、足元用のアイテムと併用するなどの対策が必要です。
レインコートを着る
レインコートは、通常のコートのように羽織るタイプのレインウエアです。スタイリッシュなデザインが多く、おしゃれな印象を与えられます。レインポンチョと違って袖が付いていて、動きやすいのも魅力です。
ただし、レインコートは体に密着しやすいので蒸れやすく、リュックを背負っていると着られないものもあります。また足元が濡れやすいため、ポンチョと同じような対策が必要です。
レインスーツを着る
レインスーツは、上下が分かれているセパレートタイプのレインウエアです。動きやすく、下半身もしっかり雨から守れます。
その一方で、レインポンチョやレインコートよりも着脱に時間がかかるのがデメリット。また、レインスーツは上下を持ち歩く必要があるので、荷物が増えやすいのも難点です。雨風が強い日や、下半身も絶対に濡らしたくない人におすすめです。
【顔・足】雨の日に自転車に乗っても濡れない方法
レインウエアを着ても、顔や足は雨に濡れてしまいがち。全身を雨から守りたい場合は、各パーツに特化した雨対策アイテムを活用しましょう。雨の日に自転車で濡れない方法とおすすめアイテムを、顔と足に分けて紹介します。
顔:レインハットを使う
「顔や髪が雨で濡れるのは嫌だけれど、レインバイザーは使いたくない」と考える人には、レインハットがおすすめ。レインハットとはビニール製、もしくは防水・撥水加工がされた雨の日用の帽子です。通常の帽子と遜色ない見た目で、ファッション感覚で被れるものも多くあります。あご紐が付いているタイプであれば、自転車に乗っていても風で飛ばされる心配はありません。
レインハットの多くは晴れの日にも使える仕様なので、途中で雨が降ってきそうな日に被っておくと安心です。
<選び方のポイント>
- 撥水・防水加工がしっかりされているものを選ぶ
- 通気性がよく、蒸れにくい工夫がされているか確認する
- 実用性、ファッション性を重視するなら晴雨兼用タイプを選ぶ
足:レインシューズを履く
レインシューズとは、防水加工がされた雨に強い靴のこと。普段履いているスニーカーやパンプスで自転車に乗ると靴から雨が染み込んでしまいますが、レインシューズであれば足が濡れるのを防げます。
以前は「レインシューズ=長靴」というイメージが根強かったのですが、最近ではショートタイプのシューズや、通常のビジネスシューズやローファーと見た目が同じレインシューズも多く登場しています。通常の靴と同じように履けるデザインであれば、おしゃれの一環として取り入れられるでしょう。
<選び方のポイント>
- ポンチョやコートタイプならロング丈、スーツタイプならショート丈を選ぶ
- 通勤や通学で履くならデザイン性を重視する
足:レインシューズカバーを使う
レインシューズカバーとは、靴の上に被せる防水素材のカバーです。レインシューズではなく、通常の靴を履きたいときに活躍します。雨はもちろん、自転車に乗っていると靴に付きやすい泥水からも守ってくれる優れもの。出かけるときは雨が降っていないものの、このあと降りそうな場合に携帯しておくと便利です。
<選び方のポイント>
- 「防水」や「レインシューズカバー」表記があるものを選ぶ
- 自転車に乗っても破れにくい、「自転車用」「バイク用」と記載のあるものを選ぶ
<レインシューズカバーを使うときの注意点>
- つま先が尖っている靴や、ヒールのある靴、金属等の装飾が付いている靴には使用できない場合がある
- 素材によっては滑りやすい場所や階段など段差がある場所では転倒する恐れがあるので使用しない
【荷物】雨の日に自転車に乗っても濡れない方法
自転車のカゴに入れた荷物やリュックを雨から守りたい場合は、カバーを装着しましょう。おすすめの理由と選び方のポイントを紹介します。
カバン用カバーを使う
レインウエアの上からリュックを背負って自転車に乗る場合は、カバン用カバーの使用がおすすめです。カバンが雨に濡れてしまうと、中に入っている荷物がダメになってしまうことも。特に、パソコンやタブレットなどの精密機器を持ち運ぶときは危険です。カバン用カバーを使って、雨から荷物を守りましょう。
<選び方のポイント>
- 防水性や耐水性の高さを確認する
- カバンとカバーのサイズが合っているか確認する
カゴカバーを使う
レインポンチョやコートの中にはカゴまで覆えるタイプもありますが、自転車カゴに入れた荷物をしっかり雨から守りたい場合は、カゴカバーを使用するとよいでしょう。カゴにカバーを付けておくと突然の雨に備えられるだけでなく、荷物の転落や盗難も防げます。ハンズでは取り扱いが少ないですが、参考にしてください。
<選び方のポイント>
- 雨対策には「撥水加工」「防水加工」の表記があるものを選ぶ
- 雨の侵入をできる限り防ぎたい場合は、ファスナータイプを選ぶ
- カゴのサイズに見合うものを選ぶ
【子ども】雨の日に自転車に乗っても濡れない方法
保育園や幼稚園までの送り迎え、お出かけなど、子どもと自転車に乗るときも雨対策は欠かせません。基本は服装で対策しつつ、チャイルドシートカバーの活用も検討しましょう。こちらもハンズでは取り扱いがありませんが、参考にしてください。
レインウエア+レインシューズで雨対策をする
雨の日は子どもの服装を工夫しましょう。基本の組み合わせは「レインウエア+レインシューズ」です。足元も雨対策をすることで、自転車から降りて歩く際も下半身が濡れるのを防げます。
<選び方のポイント>
- 子どもに合うサイズを選ぶ
- 重視する点が着脱のしやすさならレインポンチョ、動きやすさならレインコートを選ぶ
- 反射板付きなど、子どもの安全性も考える
チャイルドシートカバーを使う
「レインウエア+レインシューズ」に加えてチャイルドシートカバーもあれば、うしろに乗せている子どもを雨風からしっかり守れます。クリアタイプなら子どもの視界も良好で、嫌がらずに乗ってくれるはず。
ただし、暑い時期にチャイルドシートカバーを使うと蒸れやすいので、長時間の使用は避けましょう。
<選び方のポイント>
- 蒸れないよう、内側がメッシュ素材になっているもの、通気口があるものを選ぶ
- 「前乗せ用」か「うしろ乗せ用」か、チャイルドシートに適したカバーを選ぶ
- 子どもが乗り降りしやすいよう、口が広いカバーを選ぶ
- 足元までしっかり覆われるタイプを選ぶ
自転車の雨の日対策│おすすめアイテム5選
続いては、ハンズおすすめの雨対策アイテムを紹介します。雨の日に限らず、デイリー使いしやすいおしゃれなアイテムをピックアップしました。
デイリーに使いやすい【ダブリュピーシー イーザ レインブレーカーポンチョ】
ダブリュピーシー イーザ(Wpc. IZA) レインブレーカーポンチョ ZA011-900-201 ブラック 4,950円(税込) |
〈ダブリュピーシー イーザ レインブレーカーポンチョ〉は、撥水・防水加工生地を使用したレインポンチョです。裏面にTPUラミネート加工を施すことで防水効果を高めています。
後頭部にはドローコードがついていて、風でフードが飛ぶのを防げます。収納袋付きで持ち運びにも便利。デイリー使いしやすいシンプルなデザインで、男女兼用のフリーサイズです。
雨の日の運転も安全に【ダブリュピーシー チャリーポンポン】
ダブリュピーシー(Wpc.) チャリーポンポン 自転車用レインウェア R001-098 ラインフラワーオフ 5,830円(税込) |
〈ダブリュピーシー チャリーポンポン〉は、自転車を安全かつ快適に乗れるよう設計されたレインポンチョです。頭の動きに合わせて左右に動くフードと、側面が透明になっているツバによって、雨の日でも良好な視界を保てます。
また、全体にあしらわれた柄がおしゃれで、ファッション感覚で着られるのも魅力です。雨の日の通勤や通学、お出かけ、子どもの送り迎えなど、どんなシーンにもなじみます。
ファッション性が高い【ニフティカラーズ ピーチドロップステンカラーレインコート】
ニフティカラーズ(NiftyColors) ピーチドロップステンカラーレインコート 6049 ブルー 7,260円(税込) |
〈ニフティカラーズ ピーチドロップステンカラーレインコート〉は、ゆったりとしたシルエットで動きやすいロング丈のレインコート。ステンカラーのデザインでファッション性が高く、普段使いにも適しています。
一瞬で水滴を弾き、撥水の持続性と回復力に優れる素材「Peach drop(ピーチドロップ)」を使用しており、雨対策もばっちりです。背中の切り替え部分の内側にはメッシュ素材を使用しているため、蒸れを防げます。
ドレッシーな印象【ニフティカラーズ ピーチドロップジップロングレインコート】
〈ニフティカラーズ ピーチドロップジップロングレインコート〉は、ドレッシーな印象を与えるレインコートです。ウエスト部分に付いたゴムを絞ると、ふんわりとした女性らしいシルエットに早変わり。着丈は110cmと、膝下までカバーできるロング丈です。
上の商品と同じく、超撥水素材「Peach drop(ピーチドロップ)」を使用しています。加えて、手首周りはゴムで絞っているので雨の侵入を防げます。
晴雨兼用で使える【ダブリュピーシー イーザ レインブレーカーサファリハット】
〈ダブリュピーシー イーザ レインブレーカーサファリハット〉は撥水等級5級で、雨粒が玉のように転がるレインハットです。撥水加工されたポリエステル素材に、ポリウレタン樹脂多層コーティングで高い防水圧を誇ります。
裏面はメッシュ素材で通気性は抜群です。長さ調整ができるドローコード付きで、自転車に乗っていても風に飛ばされにくいのも嬉しいポイント。晴雨兼用で使える完全遮光&遮熱仕様です。
雨の日に自転車に乗るときの注意点
雨の日に自転車に乗る場合は、運転の仕方にも注意が必要です。安全に走行できるよう、雨の日ならではの注意点もチェックしておきましょう。
<傘さし運転>
雨が降ってもレインウエアを着るのが面倒で、傘をさした状態で自転車を運転したくなるかもしれません。しかし傘をさすと片手が塞がり、非常に危険です。
また、傘さし運転は道路交通法によって禁止されていて、違反した場合は5万円以下の罰金が科されることも。安全面も考えて、自転車に乗る際は傘をささずにレインウエアを着ましょう。
<運転の仕方>
①視界が悪くなる
雨の日は歩行者の発見が遅くなることがあるので、いつもより運転は慎重に。車からしても自転車が見えにくいため、走行中はライトをつける、反射板が付いたレインウエアを着用するといった対策を講じましょう。
②地面が滑りやすくなる
雨が降ると路面は滑りやすくなります。特に、マンホールや排水溝のフタの上を通る際は転倒に注意が必要です。雨の日は普段よりもスピードを落として走行し、危険を感じたら自転車から降りて歩くことをおすすめします。
③自転車のブレーキが効きづらくなる
自転車はホイールが雨に濡れるとブレーキの効きが悪くなります。走行中はスピードを落としつつ、早めのブレーキを意識しましょう。
濡れない方法を実践して、雨の日でも安全・快適な自転車ライフを
自転車に乗る際の雨対策はレインウエアが定番です。それに加え、顔や手足を守れるアイテムも活用すると、雨に濡れるのを防げます。今回紹介した方法を実践して、雨の日でも安全・快適に自転車に乗りましょう!
ハンズには雨対策アイテムが豊富に揃っているので、ぜひ店頭やオンラインショップをチェックしてみてくださいね。
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