時短もスキンケアも!〈タイムシークレット〉で叶えるNOT厚塗りメイク【10周年の秘話とは】

時短もスキンケアも!〈タイムシークレット〉でNOT厚塗りメイク

素肌感のあるベースメイクがトレンドの近年。薄づきでもキレイな肌に魅せるには、ベースメイクの仕上がりがその後を決めるといっても過言ではありません。今回は、誕生10周年を迎えたミネラルコスメ(※1)ブランド〈タイムシークレット〉の商品企画担当 平岩さんに、時短もスキンケアも叶える「NOT厚塗りメイク」を教えていただきました。同ブランドが10年間愛され続ける秘密にも迫ります。

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そもそも〈タイムシークレット〉ってどんなブランド?

msh株式会社 商品部 企画課 平岩さん

msh株式会社 商品部 企画課 平岩さん
美容専門学校で、エステを中心にメイクやネイルを学び、卒業後はエステサロンに勤務。エステサロン等で取り扱うコスメや美容機器、サプリメント等の開発に携わった後、2018年にmsh株式会社に入社。現在は、〈タイムシークレット〉の商品企画を担当している。

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―今日はよろしくお願いします!「NOT厚塗りメイク」を伝授していただく前に、〈タイムシークレット〉とはどういったブランドなのか教えていただけますか?

平岩さん:よろしくお願いします!〈タイムシークレット〉は、2014年に「美容に時間をかけられなくても、キレイになりたい」という思いをきっかけに、誕生したミネラルコスメ(※1)です。2023年には、新たに「メイクしながら素肌がキレイになりたい」そんな思いを込めてリニューアルを行いました。

―〈タイムシークレット〉のメイクアイテムといえば、〈プレストパウダー〉が思い浮かびます。

平岩さん:〈プレストパウダー〉は〈タイムシークレット〉誕生時の2014年から販売し続けている代表商品です。

タイムシークレットの〈プレストパウダー〉

タイムシークレット ミネラル  薬用プレストパウダー
左から ライトオークルミディアムオークル、ナチュラルオークル
各1,980円(税込)
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―2014年から!そんなロングセラー商品が生まれたきっかけが知りたいです。

平岩さん:10年前は、ミネラルコスメ(※1)が流行り始めた時期でもありました。「天然由来だから肌にやさしい」という特長から人気が高まったミネラルコスメ(※1)ですが、カバー力や耐久性といった機能面をアピールしている商品はまだ少なくて。そんな当時、「高機能なミネラルコスメ(※1)をつくろう」という想いから生まれたのが〈ミネラルプレストパウダー〉です。

―具体的にどんな機能をアピールしたのでしょうか。

平岩さん:1つ目は「シミ・毛穴などをしっかりカバーしながら、厚塗り感のない仕上がりにする」こと、2つ目は「フェイスパウダー1つで日焼け対策を行う」ことです。

―具体的にはどういった処方に?

平岩さん:カバー力に対しては、高分散処理(※2)を行いシミや凹凸などをしっかりカバーしながらも、薄膜で均一に広がり、粉っぽさのない、ナチュラルな仕上がりになります。日焼け対策は薬用プレストパウダーでは、「国内最高基準値のSPF50+ PA++++」を叶え、化粧直しにもオススメです。

―パウダーひとつでベースメイクが仕上がるなんて画期的です。

平岩さん:2つの機能を備えた結果、仕事や子育てに忙しい会社員や主婦の方から「これさえあれば心強い!」や「時短になって嬉しい!」といった声をいただけるようになりました。ありがたいことに多くの方にリピートしていただき、今年10年目を迎えることができました。

 

実は4回も!ニーズに合わせて重ねてきたリニューアル

実は3回もリニューアル

―同じ商品を10年間も販売し続けるってすごいことですよね。

平岩さん:同じ商品といっても、〈プレストパウダー〉は10年間の中で4回リニューアルしているんですよ。

―えっ、そうなんですか。

平岩さん:1回目は2016年。展開色を2色から3色展開に。その後2018年にコンパクトデザインの刷新、2020年には、無色の〈ミネラルプレストクリアベール〉が登場しました。

イムシークレット ミネラル 薬用プレストクリアベール

タイムシークレット ミネラル  薬用プレストクリアベール 1,980円(税込)
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―無色のパウダーをつくった理由はなんでしょうか。

平岩さん:ベースメイクの多様化です。時短でベースメイクを叶えたい方もいらっしゃれば、ファンデーションでしっかりベースメイクを仕上げたい方、テカリを抑えるだけの最小限のベースメイクをしたい方。そんな多様化に対応するため、〈ミネラルプレストクリアベール〉を開発しました。

―ニーズの変化に合わせて商品のラインナップを少しずつ変えているんですね。

平岩さん:はい。その後、2023年には、「メイクしながらスキンケアもできる」を叶えるために、医薬部外品化し、パッケージデザインも一新しました。

2023年に大幅リニューアルしました

―これまたどうして医薬部外品に?

平岩さん:2020年の時と同様に、市場のニーズが変化したという背景があります。2014年の発売当初からミネラルコスメ(※1)ブランドとして商品を展開するなかで、ミネラルコスメ(※1)を訴求するブランドは年々増えていて......。ミネラルコスメ(※1)であること以外にも新たな付加価値を付けたいと、前々から模索していたんです。

―数あるミネラルコスメ(※1)の中から選んでもらうきっかけが必要だったと。

平岩さん:はい。また、長く続いたマスク生活を経て、お客様のベースメイクに対する考え方も変わっていました。具体的には「マスクをするから肌への負担が少ないものがよい」といった声や「マスクの下でスキンケアもできたら嬉しい」といった声が増えていました。そこで私たちが着目したのが「肌あれ防止(※3)」と「美白(※4)・シワ改善」です。

―なるほど。その2つの効能を取り入れたことで、医薬部外品に生まれ変わったのですね。

平岩さん:ただ生まれ変わったといっても、そう簡単にはいかなくて......。発売以来多くのお客様にリピートいただいている商品のため、仕様を大きく変更できないジレンマにもぶつかりました。

―たしかに、長年愛用している商品が突然変わってしまったらびっくりするかも......。

平岩さん:そうですよね。〈タイムシークレット〉がリピートされる理由はなにかと考えた時に、やっぱり、軽いつけ心地とハイカバー力だと思ったんです。だから、使い心地とメイクアップ効果はそのままに、スキンケア効果をプラスするという方向で開発を進めていきました。

―従来のよいところはそのままに、新たな効果をプラスするって、うまいことできるものなんですか?

平岩さん:そこもまた苦戦しまして......(苦笑)。シミ・毛穴、顔全体の黄ぐすみ、たるみ、シワ、乾燥などさまざまな肌悩みに対して、気持ちとしては、スキンケア効果もメイクアップ効果も同時に叶えたい。でも実際は、保湿力を上げすぎると化粧崩れが起きやすくなったり、化粧崩れを意識しすぎると乾燥しやすくなったりと、バランスを調整するのが本当に難しかったです。

―さまざまな困難を乗り越えて、〈プレストパウダー〉は医薬部外品に生まれ変わったのですね。ちなみに、リニューアル時に新たな試みと化粧下地も大幅に改良をされましたよね。

平岩さん:はい!プレストパウダーを詰め替えられるリフィルを展開しました。化粧下地のプライマーベースは、メイクアップ効果に加えて医薬部外品有効成分ナイアシンアミドを配合し、「美白(※4)、シワ改善、肌あれ防止」の効果がプラスされました。

タイムシークレット ミネラル 薬用プライマーベース

タイムシークレット ミネラル  薬用プライマーベース
左から クリアグリーンピンク
各1,760円(税込)
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―3色あると肌の色に合わせて選べてよいですね!

平岩さん:実はこの色展開にはこだわりがありまして......。ピンクはパープルになる可能性もあったんです。

―パープルの下地って、今流行っていますよね。

平岩さん:そうなんです。市場では特に10〜20代の方にパープルが人気で、弊社の中でもパープルがよいんじゃないかと声があがっていました。ただ私は、パープルって30代以降の方の肌とあまり相性がよくない気がしていて。自分の肌にのせた時もくすんで見えると感じていたんですよね。

肌の色に合わせて選べる3色
左からクリア、グリーン、ピンク

―〈タイムシークレット〉のユーザーさんには会社員や主婦の方が多いとおっしゃっていましたね。

平岩さん:そうですね。なので、30代の方からも多く選ばれているブランドだということは意識したいなと。各種研究結果からも、加齢による黄ぐすみは、赤みを帯びたピンクを用いることで明るいお肌印象を与えることが分かり、意を決してピンクのプライマーベースをつくりました。サンプルを弊社の社員に使ってもらった時、「思っていた以上にピンクがよかった!」と言ってもらえた時はとても嬉しかったですね。

加齢を感じる肌にはピンクが適しているとわかり、意を決してピンクに

―平岩さんの商品開発に対する熱量がすごい......!〈リユーザブルコンパクト〉のほうはどういった経緯で誕生したんですか?

平岩さん:〈リユーザブルコンパクト〉は、以前から大変多くいただいていた「リフィルがほしい!」という声をやっと形にできたアイテムです。環境にもお財布にもやさしいということで、好評をいただいています。

こだわりのつまったパッケージデザイン

―コンパクトも大人っぽいデザインに変わったんですね。

平岩さん:コンパクトのデザインにもこだわりました!生活に溶け込むような色使いと、〈タイムシークレット〉の大切なコンセプトのひとつでもある「ミネラル」のイメージで、天然石のようなマーブル柄にしています。ちなみにコンパクトの資材にはリサイクルPETを採用し、環境への配慮にも取り組んでいます。

パフは実は別物なんです

―あれ?よく見ると、色付きの〈ミネラル薬用プレストパウダー〉と無色の〈ミネラル薬用プレストクリアベール〉で、パフがちょっと違うような......?

平岩さん:そうなんです!実はそこもこだわりポイントで。〈ミネラルプレストクリアベール〉のパフは肌に当たる側の毛足をあえて長くし、パウダーがほどよく薄付きになるように工夫しているんです。表面と裏面で生地が異なり、機械で扱うのが難しいため手縫いでつくっています。

―手縫いで!?そんなところにもこだわっていたとは......。

平岩さん:あまり公にしてこなかったですが、使い心地のよさと機能性を追求する、〈タイムシークレット〉の密かなこだわりです。

 

〈タイムシークレット〉商品企画担当の平岩さん直伝!NOT厚塗りメイク

平岩さん直伝!NOT厚塗りメイク

―〈タイムシークレット〉への理解が深まったところで、ここからが本題!今回は、〈ミネラルプライマーベース〉と〈ミネラルプレストパウダー〉を使って「NOT厚塗りメイク」を実践していただきます。

\よろしくお願いします!/

まずはメイク前の姿
今回「NOT厚塗りメイク」を施すハンズ社員。部分的な赤みや目元のくすみが肌のお悩み。

平岩さん:よろしくお願いします!肌の気になるところをカバーしますが、薄付きなのでメイク崩れを感じさせない!これからの季節にぴったりのメイクを実践します。
まずは普段使っている化粧水などで、肌を保湿した状態からメイクをはじめましょう。メイク前に肌をうるおった状態にするのも、きれいに仕上げるポイントですよ。

 

【〈ミネラル薬用プライマーベース〉を使った下地づくり】

1:〈プライマーベース〉のグリーンを手のひらに出し、薄く広げます。

〈ミネラル薬用プライマーベース〉を使った下地づくり

平岩さん:最初は赤みを抑えてくれる(※5)グリーンから。一度手のひらに出してしっかり広げてあげることがポイントです。こうすることで肌にのせる量を調節しやすく、厚塗りメイクを防げます。量はパール小程度でOK。

2:中指を使って頬全体に塗り広げる。

中指を使って頬全体に塗り広げる

平岩さん:指全体を使ってスーッとやさしくすべらせて。指をスパチュラのようにして、均一に伸ばしてあげてください。

3:気になる部分に2度塗りする。

気になる部分に二度塗り

平岩さん:小鼻のわきなど、特に赤みが気になるところに重ねてあげます。このときも手のひらに出したベースを少しだけ指にとって、ポンポンとやさしくなじませて。

4:〈プライマーベース〉のクリアを顔全体に塗り広げる。

クリアを使って、顔全体のトーンを整える

平岩さん:次はクリアを使って、顔全体のトーンを整えます(※5)。頬や鼻先など、毛穴が気になる部分をカバーするにはクリアがぴったりです。

5:〈プライマーベース〉のピンクを額に塗り広げる。

〈プライマーベース〉のピンクを額に塗り広げる

平岩さん:ここは個人的にもおすすめしたいポイントなのですが、明るさを出したいところにはピンクをのせてみてください。たとえばおでことか。ツヤのあるピンクが丸みのある印象を与えてくれます(※5)。

6:スポンジで顔全体をやさしく叩き込む。

スポンジで顔全体を優しく叩き込む。

平岩さん:下地を塗り終えたら、最後に余分な油分を抑えるためにスポンジで押さえます。力を入れずトントンとやさしく叩き込んで。

―まだ下地の段階なのに、肌がキレイに!

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―まだ下地の段階なのに、肌がキレイに!

平岩さん:全体的にトーンアップ(※5)して、赤みも目立たなくなりましたね。
もちろんベースは1色だけで仕上げてもいいのですが、こうしてパーツごとにカラーを使い分けるのもおすすめですよ。

―次に、パウダーを使って仕上げていただきます。下地が終わったらもう次は仕上げの段階って、たしかに時短だ......!

平岩さん:2ステップだからササッとベースメイクが完成します。さて次は〈ミネラル  薬用プレストパウダー〉を使いますが、今回はハンズ社員さんの肌の色味に合わせて「ライトオークル」で仕上げていきますね。

 

【〈ミネラル薬用プレストパウダー〉を使った仕上げ方法】

1:パフでパウダーを取り、手の甲になじませる。

パフでパウダーを取り、手の甲になじませる

平岩さん:ここもNOT厚塗りポイントです!パフで取ったあと肌に直塗りすると、パウダーの色がベタッとついてしまうことがあります。こうして一度手の甲で叩いて量を調節し、薄付きの状態にしてから肌にのせてあげることで、均一に仕上がるんですよ。

2:頬の中心から顔の外側へ向かってお粉をおきます。

頬の中心から顔の外側へ向かってパフをすべらせる

平岩さん:お顔の中心から外側に向かって、塗布量が少なくなるイメージで塗布します。

3:細かい部分にパウダーを重ねる。

細かい部分にパウダーを重ねる。

平岩さん:小鼻や口の下など皮脂の出やすい部分には、パフをポンポンして重ね塗り。ちょっとしたことですが、顔の部位によってパウダーの塗り方を変えることも厚塗りにならないためのポイントです。

4:パウダーを顔全体になじませて完成!

パウダーを顔全体になじませて完成!

平岩さん:最後はパフに何もつけずに、パウダーのムラをぼかすように顔全体を滑らせるようになじませます。
ポイントは、パフは添えて滑らせるだけ。圧力は不要です!あとはお手持ちのメイクアイテムで、アイメイクやリップなどを施してくださいね。

\薄付きなのにキレイ!/

パウダー後のメイク完成がこちら
パウダー後、いつものアイメイクやリップなどを行いました!

―すごい!全然厚塗りしていないのに、なめらかなセミマット肌(※6)になりました。

平岩さん:〈ミネラル薬用プライマーベース〉でしっかり、色ムラや毛穴などの凹凸を滑らかに整え、〈ミネラル薬用プレストパウダー〉は、少量を重ねました。高いカバー力が〈タイムシークレット〉の強みのひとつですから!みなさんもぜひ、時短とスキンケアも叶う「NOT厚塗りメイク」を取り入れてみてくださいね。

 

おわりに

2014年の発売当初より、機能やデザインのアップデートを重ねてきた〈タイムシークレット〉。常に使う人の声に寄り添う姿勢こそ、10年間愛され続ける理由ではないでしょうか。2023年には医薬部外品になり、「素肌も美しく整える」といった、スキンケアできるメイクへとパワーアップした〈タイムシークレット〉のベースメイクアイテムで、「NOT厚塗りメイク」をお試しあれ!

※1 一般的に、ミネラル(天然鉱物など)を含む、化粧品を指します。
※2 高分散処理とは、微粒子粉体を均一に塗布し、毛穴などの凹凸に合わせて綺麗に付着する技術です。
※3 肌あれ防止成分「グリチルレチン酸ステアリル」配合。
※4 有効成分「ナイアシンアミド」による美白効果(メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ)。
※5 メイクアップ効果による。
※6 仕上がりには個人差があります。

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