【動画】シューケアマイスターが直伝する靴みがきの方法!おすすめお手入れセットもご紹介。

靴磨きの知識とスキルを兼ね備えたハンズのスタッフ、「シューケアマイスター 」。
革靴はもちろんのこと、バッグやお財布などの小物も含めて、革製品のお手入れならすべておまかせ!というスペシャリストです。今回は、その一人である横浜店の高須に、基本の靴磨きを教わってきました。磨く際の手さばきやポイントを、動画でもくわしくチェックしてみてください!
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    【目次】

基本の靴磨きの手順

1.靴紐を取り、シューキーパーを入れる

靴紐を取り、シューキーパーを入れる

まずは靴紐を取って準備を。ほこりがたまりやすい飾り穴やベロのお手入れがしやすくなります。
また、シューキーパーを入れることで型崩れを防ぐ効果も。形が決まるのでこの後のブラッシングも楽になりますよ。

2.ブラッシングをしてほこりを取る

革靴をブラッシングをする
コロンブス×ハンズ クリーニングブラシ 馬毛 2,915円(税込)

馬毛のブラシを使って、かかとからつま先に向けて一方向にブラッシングします。馬毛のブラシは毛足が長く、しなやかなので一気にほこりを払うことができます。軽い力で、ブラシの面を大きく使ってブラッシングしていきましょう。ほこりのたまりやすい甲や溝、飾り穴やコバの部分は特に念入りに。

3.クリーナーで汚れを落とす

クリーナーで革靴の汚れを落とす
コロンブス×ハンズ
シュークリーナー 1,320円(税込)
クロス 綿100% 935円(税込)

ブラッシングが終わったら、クリーナーで古い靴クリームや汚れを落としていきます。容器を軽く振ってから、クロス(古いタオル等も可)に100円玉大くらいの量をとり、くるくると小さな円を描くようにしてやさしく拭き取ります。
素材によってはクリームが革靴に合わない場合もあるため、まずは目立ちにくいかかとの内側から始めるのがおすすめ。ぐるっと1周したら、クロスの別の面を使ってもう1周。クリーナーの成分が浸透して汚れを浮かすので、2周目以降のほうが汚れが取れやすくなります。表面のツヤが減り、マットになってきたら次のステップへ。

4.靴クリームを全体に塗る

革靴にケア用の靴クリームを塗る
コロンブス×ハンズ
クリームブラシ 馬毛 1,078円(税込)
シュークリーム 各990円(税込)

クリームブラシに米粒3~4粒大の靴クリームをとったら、革靴に塗り込んでいきます。ブラシにクリームをつけすぎてしまっても、瓶の蓋を使って調整すればOKです。
こちらも塗り始めはかかとの内側からがおすすめ。目立たない部分から塗り始めることで、ブラウンなどの色味がある革靴は色が合うかどうかのチェックもできます。ブラシの面を使い、軽い力で小さな円を描きながら全体に塗り広げていきます。一気に塗るのではなく、少しずつ靴クリームを足しながら薄く広げていくのがコツ。靴全体に一通り靴クリームが塗れて、さらにツヤが消えてきたら栄養が行き渡った証拠です。

5.磨き専用ブラシで磨く

磨き専用ブラシで革靴を磨く
コロンブス×ハンズ ポリッシングブラシ 馬毛 1,705円(税込)

次は毛足の短い磨き専用ブラシを使ってブラッシング。余分な靴クリームを取り除きつつ、しっかりと革に浸透させましょう。この時も力を入れすぎないのがポイントです。
まずは小刻みにブラシをかけ、手順4.で塗った靴クリームがまんべんなく全体に行き渡るようにします。甲の部分など、シワの寄りやすいところは特に念入りにブラシをかけましょう。
表面が少しサラッとしてきたら、次はツヤ出し。縦方向に大きくブラシをかけることでツヤが出やすくなります。全体的にツヤが出てきたら、いよいよ最後のステップです。

6.クロスを使って仕上げ磨きをする

革靴を仕上げ磨きをする
コロンブス×ハンズ クロス 綿100% 935円(税込)

仕上げに、クロスで全体をやさしく拭いてさらにツヤを出します。ここでも力を使わず、表面をなでるように拭くのがツヤを出すコツ。難しい場合はグローブクロス(テレンプ)を使うと、簡単にツヤを出すことができますよ。
お好みのツヤが出たら完成です!

シューケアマイスター直伝!靴磨きのポイントを動画でチェック!

ハンズ横浜店 シューケアマイスター 高須

教えてくれたのは...
横浜店 シューケアマイスター 高須
2018年、「一般社団法人 日本皮革製品メンテナンス協会」が主催する「シューケアマイスター」の資格に第一期生として合格。身につけた深い革の知識をもとに、日々お客様の質問やご要望に応えています。
シューケアマイスター誕生の瞬間をとらえたヒントマガジンはこちら>>
【靴磨き】ハンズにシューケアマイスターが誕生します!

おわりに

高須いわく、"靴磨きに力は必要ありません"とのこと。どの工程でもゴシゴシこすったりせずに、やさしく磨くこともポイントのようです。ぜひ、日々のシューケアに取り入れてみてくださいね。

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