何かと心配になる冬のウイルスが流行するこの季節。そこで今回、自慢の除菌アイテムを販売する5つの企業のみなさまにお集まりいただき、商品の特徴や知られざる活用法を披露してもらいました!ぜひ、この冬のウイルス・菌対策の参考にしてみてください!
まずは各社の除菌・抗菌アイテムの特徴をご紹介!
ボトルのデザインがおしゃれな〈パストリーゼ〉。SNSで見かけたこともあるのでは?
―今回は、各社の除菌アイテムの実力や活用法をお伺いできればと思っています。それでは、さっそくお願いします!
上谷:よろしくお願いします。ドーバー洋酒貿易の上谷と申します。当社は元々、製菓専門の洋酒メーカーなのですが、そのお客様であるお菓子屋さんで使える除菌アイテムをつくろうということで、この〈パストリーゼ〉を開発いたしました。
―洋酒づくりが除菌アイテムにつながったとは知りませんでした。
上谷:お菓子屋さんで使うということもあって、最大の特徴は食品に直接かけても安全なところです。PH値も中性で、かけても味や香りは変わりません。また、除菌効果を持続させるための成分も、お茶などに含まれるカテキンを使用しています。
―食べ物にかけられるなんて驚きですね!では続いて、ラッパのマークでおなじみの......
大幸薬品の根岸さん。商品リニューアルにイチから携わっただけあり、〈クレベリン〉愛がすごい!
根岸:ありがとうございます、大幸薬品です(笑)。当社の一般向け〈クレベリン〉は今年で発売から10年を迎えました。節目の年に、商品パッケージなども一新して、私が言うのもなんですがおしゃれになったかなと(笑)。
置き型の他にもスプレー、変わったところではスティックタイプで首から下げるものも。
―たしかに。シンプルでかっこいいと思います!
根岸:中でも一番人気なのが、置き型のタイプになります。二酸化塩素という成分を使用しておりまして、空間やモノに付着したウイルス・菌を99.9%以上除去することができます(※)。当社は独自技術により、二酸化塩素濃度を長期間、安定的に保持する特許も取得しています。
(※)大幸薬品調べ
6畳相当(25㎥)の閉鎖空間でクレベリン置き型製品により、浮遊・付着ウイルスの一種、浮遊・付着菌の一種を180分間で99.9%除去できる事を確認。
全てのウイルス・菌を除去できるものではありません。ご利用環境により、成分の広がりは異なります。
―安全性は、特にお子さんのいるご家庭にはうれしいですね。続いて、どんどんいきましょう!
森薗:はい、エーザイの森薗と申します。当社の〈イータック®️抗菌化スプレーα〉は商品名にもありますように、「抗菌化」という除菌にプラスアルファの要素を持つ商品になります。
イータックは、スプレーが乾いた後も抗菌作用が1週間続く(※)とのこと!
※使用状況によっては持続力が異なります。
―抗菌化ですか?
森薗:はい。スプレーした場所にイータック®️という成分が付着して、除菌をしつつ表面の菌やウイルスの繁殖を防ぎます。また、ノンアルコールというところも大きな特徴です。これは、お子さんを持つお母さんの声をもとに開発されたという経緯がありまして。床やキッチン、ドアノブ、お子さんのおもちゃなど、部屋中でお使いいただけます。
―子どもはいろいろなところを触りますし、それは安心ですね!続いてお願いします!
高木:全日空商事の高木と申します。私どもの扱う〈A2ケア〉は、元々業務用としてANAの飛行機の機内で使用していた除菌消臭の液剤になります。成分は99.99%が精製水、0.01%が二酸化塩素となっていて、水と同等レベルの安全性を兼ね備えておりますので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭、ペットを飼われているご家庭でも安心してお使いいただけます。
こちらもおしゃれなパッケージの〈A2ケア〉。置き型とスプレーがあります。
―除菌効果のある水ということですか!
高木:はい。その上、金属や樹脂類を腐食するようなこともありません。その安全性が機内で採用されたことにもつながっています。また、成分がほぼ水のため、無色無臭、ベタつきがないところも特徴です。大事な衣類や中々洗うことの出来ないソファー、カーテン等にもおススメです!
―なるほど。飛行機の部品が錆びたりしたら飛ばなくなってしまいますものね。では最後、キユーピーさんお願いします!
的野:はい、マヨネーズでおなじみの当社ですが、こちらの〈ケイブランシュ〉は、そのマヨネーズの素材のひとつである「卵」から生まれました。
今年で100周年を迎えたキユーピーさんの商品の中でも、記念すべき除菌スプレーです!
―卵と除菌。一見関係が薄いようにも思いますが。
柴山:当社では卵の可能性を30年以上も研究しています。その中で卵白に含まれる、雑菌から卵黄を守る酵素・卵白リゾチームから「ノロクリアプロテイン」という成分を得ることに成功しました。
―なんだか、菌に強そうな名前が出てきました(笑)
柴山:〈ケイブランシュ〉にはこの成分が使われておりまして、吹きかけて5秒でウイルスや細菌を99.9%除去(※)できたというデータも取れています。
※自社テストのデータ。すべてのウイルス・細菌にあてはまるわけではありません。
―ほぼ100%とはすごい数字です!これでみなさん自慢の商品が出揃ったことになりますね。では次の質問にまいりましょう!
担当者も驚いた、除菌アイテムの意外な使い方とは?
ドーバー洋酒貿易の上谷さん。趣味はアウトドア。
―昨今特に、除菌に関する意識が高まっている印象があるのですが、みなさんはどうですか?
上谷:はい。私どもも感じておりまして、特にSNSの影響が大きいと思います。当社の〈パストリーゼ〉も2年前はInstagramで検索しても3,000件弱の投稿しかありませんでしたが、今では15,000件を超えていますので。
―約5倍!それは大きな変化ですね。
上谷:〈パストリーゼ〉は、開発当初からお菓子屋さんの店内に置いてもおしゃれに見えるようにとパッケージをデザインしたのですが、見栄えを気に入っていただけたのか、使っている方々が自主的に発信してくださっています。
―当時では想像できない広がり方といいますか。
上谷:さらに、私どもが想像していなかった使い方なども投稿されていて、こちらとしても驚くことがあります。
―例えば、どんな使い方ですか?
上谷:今の時期でいえば、カビやすいみかんに直接〈パストリーゼ〉をかけるという投稿がありました。お歳暮や実家から箱で届いた際にシュッとかけておくと。
―食品に直接かけられる商品だからこその使い方ですね!
キユーピーのご担当者お二人。右が柴山さんで、左が的野さん。
柴山:当社もお客様の声をいただく機会がありますが、その中では爪切りや耳かき、歯ブラシにお使いの方がいて意外でした。口に入れたり、肌に触れるものにも使うのは想定していなかったなと。一応、キッチン用アルコール除菌スプレーと銘打っておりますので。
こちらはエーザイの森薗さん。エーザイでは、毎週金曜は「イータックの日」として抗菌する習慣があるのだとか。
森薗:私どもの場合は、お布団に使われていたことですね。特に小さなお子さんがいるご家庭ではおねしょをしてしまったときでも事前にかけておくと心強いというお声をいただいています。
―ご家庭によって工夫もさまざまなんですね。
全日空商事の高木さん。ここでは披露できない活用術も教えてくださった除菌愛の持ち主です。
高木:当社では、お花を飾るお水に〈A2ケア〉を入れておくと長持ちするといったお客様の口コミもありまして。水も時間が経つと汚れてきますが、こちらの〈A2ケア〉は菌の抑制にも効果を発揮するので、その成分を上手に活用されているなと思います。
―なんと!お花の寿命まで...もはや除菌というイメージを超えていますね。
担当者の活用術と除菌へのこだわりを聞いてみた!
―ファンの方々が、さまざまな使い方をしていることはわかりました。そこで次に、ご自身の活用術や除菌へのこだわりなども聞いてみたいのですが。
上谷:私はアウトドアが趣味なのですが、キャンプでごはんをつくって振舞ったりするときは重宝しますね。自分のためというよりは、周りへのおもてなしといいますか(笑)。
大幸薬品の船木さん。除菌アイテムがカビ抑制にもなることを教えてくださいました。
船木:私は〈クレベリン 置き型〉をお風呂場に置いています。除菌はもちろん、カビが生えることも抑えてくれますよ。掃除の回数も減りますので一石二鳥かなと(笑)。実際に試す際は、容器の中に水を入れないように気をつけてください。お風呂に入っているときは外に出しておくことをオススメします。
大幸薬品の中島さん。クレベリンは9割以上の医師がお勧め(※)しているそうです!
中島:活用術というほどではありませんが、オフィスの中は〈クレベリン〉だらけです。私たちは仕事柄、冬のウイルスにかかれませんからね(笑)。全力で衛生対策には気を使っています。
―すごいプレッシャーと戦っていらっしゃるんですね......。特に菌やウイルスは目に見えないから余計やっかいといいますか。
根岸:目に見えるようにするのは正直難しいです。ただ、体感できるということで言えば「においが消える=除菌」ということを、使っている方にも覚えておいていただけたらと。
(※)クレベリンを医師103名にサンプリングし商品情報詳細を伝えた上で子育てに励む父親、母親に勧めたいかアンケートを取得したところ、91.3%の医師が「勧めたい」「やや勧めたい」と回答しました。(2018年1~3月:リッチメディア調べ)
―菌がいなくなるからにおいも消えると。たしかに。
高木:私は春先の花粉対策にも活用しています。〈A2ケア〉にはスギ花粉の形状を変異させるという特徴がありまして、家に入る前に衣服にスプレーをして花粉を持ち込まないようにしたり、干した布団を取り込むときにも使っていますよ。スギ花粉の除去だけではなく、消臭も出来るので一石二鳥です。
―花粉症に悩む方にはうれしい情報ですね!他にも、意外とここは除菌しておくべき!という場所やモノはありますか?
柴山:冷蔵庫のドアのパッキン(ゴムのような部分)は、菌が繁殖しやすいと聞きますので、取っ手とあわせて除菌してみていただけたら
高木:あとは加湿器でしょうか。水を入れるタンクをしっかり除菌しないと、菌を撒き散らすことにもなりかねませんから。
森薗:会社で使うICカードホルダーも菌がすごく多いと聞きます。私も話を聞いてからは除菌するようになりました(笑)。
―どれも言われてみれば菌が潜んでいそうですね、おそろしい......。みなさんのお話を伺って、除菌の必要性をより実感することができました。本日は貴重なお話をありがとうございました!
おわりに
普段のお掃除の際はもちろんですが、それ以外にもマネしてみたい活用法をたくさん教えていただいた会となりました!ぜひあなたの除菌生活にも取り入れてみてください!
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